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マリンフォード頂上戦争

まりんふぉーどちょうじょうせんそう

 マリンフォード頂上戦争とは、少年漫画『ONEPIECE』で発生した大規模な戦闘である。
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概要

2年前、当時の海軍本部であるマリンフォードで発生した、海軍本部及び王下七武海白ひげ海賊団(傘下を含める)及びインペルダウン脱獄囚の間で発生した大規模戦闘である。終盤には、黒ひげ海賊団赤髪海賊団も姿を現すなど、本作でかつてない大乱戦で、現在作中で判明している戦いの中でも最も大規模な戦いである。"頂上戦争"や"頂上決戦"などと通称される事が多い。

10年を超える長期に渡る連載の中で(モブなどは死亡・ないし「出番がなくなる」という形で死亡はあったりしたが)、回想を除き、初めて主要キャラに死者が発生した戦いとして有名である。
アニメ版では9ヶ月かけて放送された。

経緯

全ては海賊"黒ひげ”が王下七武海加入の手土産にするため、白ひげ海賊団2番隊隊長エースを偉大なる航路バナロ島で倒し海軍に身柄を引き渡した事に端を発する。

海軍は、エースが"海賊王ロジャーの息子である情報を掴んでいたものの、エースが所属していた白ひげ海賊団の船長"白ひげ”の復讐を恐れ手が出せずにいた。しかし、"黒ひげ”からエースの身柄を引き渡された事を機に海賊王の血筋を断絶する事を決心し、エースの公開処刑を決定した。
当然、それは"白ひげ”との戦争を意味するに等しい行為であったが、海軍は戦争も辞さない構えであった。そして、大方の予想通り、"白ひげ”は海軍本部に全戦力を率いて乗り込んできたのである。

参戦者

両陣営共に全戦力をぶつけて戦いに挑み、海軍本部では中将以上の階級を持つ者全員と世界中の海を守る猛者合計10万人と軍艦50隻に王下七武海、更に開発中のPX軍団も導入された。

白ひげ海賊団は、本隊と傘下の海賊を全て率いて参戦した。
また、後に白ひげサイドとして、義兄エースを救うためインペルダウンからやって来た主人公ルフィ等がインペルダウンの脱獄者を引き連れ参戦している。

主な参戦者リスト

海軍本部

他多数

王下七武海


白ひげ海賊団

他多数

インペルダウン脱獄囚

他多数

その他勢力





結果





ここからはネタバレを含みます、注意











勝敗は、戦局がドロ沼化し、ほぼ両者痛み分けの状態に終わった。
お互いの勢力が被害を大量に出し、その後のワンピース世界のパワーバランスも
これを機に大きく変動する。作中でも頂上戦争と呼ばれる所以である。





以下詳細




白ひげ海賊団


エースの救出に一旦は成功するが、赤犬の執拗な追撃により、エースは死亡。
さらに黒ひげ海賊団の攻撃によって船長白ひげまでもが戦死するという甚大な被害を出した。

この後、船長と2番隊隊長を失った白ひげ海賊団は、1番隊隊長のマルコを中心に勢力を再構築する。
しかし、主要メンバー2人を失った代償は大きく、生前白ひげが受け持っていた「ナワバリ」を黒ひげ海賊団に奪われほとんど失陥。四皇の地位から事実上転落した。

勢力では海軍側が上回っていたとはいえ白ひげ海賊団側の敗因は、エドワード・ニューゲートがすでに老齢と病気で限界を迎えていた状態で参戦したことにあったと言える。

このように「エース・白ひげの死亡」をもって「海軍の勝利」とする見方もある。





海軍(世界政府・七武海含む)


エースの公開処刑、という当初の目的は失敗に終わったが、結果的に三大将の尽力もあり、エース及び白ひげを死に至らしめることに成功する。

しかし、白ひげの死力を尽くした戦いで海軍本部は破壊され、要殺害メンバーに掲げていたルフィを白ひげ海賊団残党およびに阻まれて取り逃がした。

なお、白ひげ本人を倒すのも黒ひげ達に先んじられ、これが結果として「グラグラの実」を黒ひげに吸収されることになる。

そのため、前述のように「海軍の勝利」と世界には報じられたものの、作中では「白ひげの脅威は終わっていない」と海兵に評され、海軍本部は勝利に浮かれることが一切できなかった。


また、頂上戦争とは直接関係はないが、インペルダウン脱獄事件によるマゼランらの被害、および大量の脱獄囚逃亡、さらに白ひげの死に際してセンゴクモンキー・D・ガープが最前線から引退を決意、新元帥の決定に際して青雉の海軍離脱、ゲッコー・モリア襲撃なども、頂上戦争に関係して起こっている。


戦後は赤犬が元帥に昇格、世界政府が行った世界徴兵イッショウを始めとする新戦力を海軍に取り入れた。






黒ひげ海賊団


頂上戦争で最も名をあげ、利益を得た海賊団でもある。戦争の元々の原因は黒ひげ海賊団船長こと黒ひげにあり、全ての勢力が彼の掌の上で転がっていたと言っても過言ではない。
得た地位を巧みに利用してインペルダウンでの戦力大量収集(レベル6の囚人複数+副看守長)に加え、独自の技術で白ひげからグラグラの実を奪取することに成功する。


その後は予期せぬ敵の登場でそれ以上の戦果を出すことはできなかったが、戦争直後には巨大勢力として君臨し、白ひげ海賊団にとって変わる形で四皇の一角に君臨している。
ドレスローザ編では「十人の巨漢船長」として部下のバージェスが登場しており、白ひげ海賊団に近い勢力になっているようだ。







インペルダウン脱獄囚


戦局をかき乱す存在として白ひげ海賊団・海軍双方から重く見られた連中。
主にインペルダウンから脱獄してきた連中であるため、こう呼ばれることが多い。

基本的にはテンでバラバラな集団であるが、前半はルフィ軸、クロコダイル軸、バギー軸で展開される。


簡単にいえばルフィ勢力にはジンベエ革命軍メンバーがつき、クロコダイルには元部下のバロックワークス組、バギーには収監されていた大量のインペルダウン囚人がつく形となっている。

ただしバロックワークス組はMr.2が戦争前に離脱、Mr.3は力を認められながらも最終的にはバギーに加担している。

めいめいの勢力が頂上戦争を切り抜けることに成功している。
中でも大量の囚人を確保できたバギーは彼の経歴もあって世界政府からも危険視され、七武海の一角をつとめるまでになった。


被害

死亡者]
白ひげ海賊団側
ポートガス・D・エース赤犬によって、ルフィを庇い、内臓を焼かれ死亡するというなかなかエグい死に方を遂げた。この事件によって、赤犬の正義感の論争が起きた。
白ひげ
赤犬にボコボコにやられ、挙句に黒ひげに襲撃され、黒ひげには勝ったが、野心家らしい卑怯な手段(黒ひげ海賊団に襲撃される)でやられ、死亡した。死後、黒ひげにグラグラの実を食べられた。
海軍側
モブたち
様々な方法で、殺され死亡。
P-X
ハンコックに蹴られ、死亡。
重傷(重体)者]
インペルダウン脱獄者
モンキー・D・ルフィ
義理の兄が、赤犬に殺され、自身もジンベエと共に、赤犬に重傷を負わされ、ローに治療された。





余談



この作中における主要キャラの死亡は当時読者に衝撃を与え、この話があった後に行われた公式イベント会場で追悼会場が組まれる程であった。
特に作中でも登場当初から人気の高かったエースの死亡が与えた衝撃は大きく、死亡した後も復活説が唱えられ論争になる程であった。

また、戦争のきっかけを作り"白ひげ”に致命傷を負わせた海賊"黒ひげ"、エースを殺害した海軍大将"赤犬”の2人は本作を代表するヒール役として多くの読者の記憶に焼き付いた。
特に赤犬は、戦争編が初の本格登場であったにも関わらず、戦場で他の海兵達を遥かに上回る活躍を見せたため、今や三大将はおろか海軍を代表するキャラクターの1人となっている。



戦争の余波

海賊達の頂点のような存在である四皇の一角で、その中でも抜きん出た実力者であった"白ひげ"が死去した事により、世界中で海賊達の動きが活発化し、世界情勢は不安定となった。

特に、偉大なる航路後半部の通称"新世界”は、終戦直後に超新星の多くが一気に流れ込んだ事、"新世界”に多くの領地を持っていた白ひげが死んだ事などから勢力争いが激化した。

作中では白ひげとエースの他に、七武海の一人ゲッコー・モリアの戦死もニュースとして報道され、この戦いで存在感を示したバギーが七武海に加盟している。


関連タグ

ONEPIECE 白ひげ海賊団 海軍 王下七武海
エドワード・ニューゲート ポートガス・D・エース サカズキ

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