バナロ島の決闘
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ばなろとうのけっとう
バナロ島の決闘とは、少年漫画『ONE PIECE』で行われた大規模な決闘のことである。
白ひげ海賊団4番隊隊長・サッチを殺害し脱走した“黒ひげ”ことマーシャル・D・ティーチ。仲間殺しに怒る2番隊隊長“火拳のエース”ことポートガス・D・エースはこれを追い、偉大なる航路(グランドライン)を逆走。そして海軍の船から情報を抜き取り、遂にエースは黒ひげの居場所を突き止めるのだった。
バナロ島に先回りしたエースは、仲間の4人を連れた黒ひげを見つける。エースと対面した黒ひげはエースを黒ひげ海賊団に引き込もうとするが、エースは黒ひげの野望(弟である“麦わらのルフィ”を捕まえ王下七武海入りを果たすこと)を知るとそれを突っぱねる。見兼ねたヴァン・オーガーとジーザス・バージェスは先制攻撃を開始し、かくて決闘の火蓋は切られた。
黒ひげはサッチを殺して奪い取ったヤミヤミの実の力を顕現させ、“闇穴道(ブラック・ホール)”で町を呑み込んで破壊し尽くす。攻撃を受け流すことのできない黒ひげと、ヤミヤミの実により実体を引き寄せられたエースは長期戦は無意味と判断し、二人は最強技をそれぞれ発動させる。
結果として、黒ひげはエースに勝利し捕縛することに成功。その功績を以て王下七武海へと加盟することとなる。
5億5千万の賞金首であるエースは(エニエス・ロビー消滅も手伝ってか)死刑が確定し、世界最大の監獄インペルダウンへの拘留が決定した。
かくて大海賊時代は、一つの時代の終焉へと向かって行く…。
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