ホワイティベイ
ほわいてぃべい
“世界最強の男”として名高い“白ひげ”エドワード・ニューゲート率いる白ひげ海賊団の傘下の海賊団で船長を務める。「氷の魔女」の名に恥じず砕氷船を母船としている水色の髪の女性。垂れ目とキリリと通った鼻筋、厚い唇が特徴的な美女。オヤジこと白ひげの命令に胸を張ってこたえるシーンから見るに勝ち気なところがあるのは確か。
初登場は海軍本部と王下七武海を相手にしたマリンフォード頂上戦争で、戦争序盤に自らの砕氷船を使い大将青雉が凍らせた海を切り開き、白ひげ海賊団の進路を作った。
ワノ国での過去エピソードにて現在から30年以上前に彼女らしき人物が登場。当時は白ひげ海賊団に所属していると思われる。
その美貌と、四皇門下の中でも指揮権限を与えられるほどの実力から、作中ではそれなりの人気を誇る。
小説『麦わらストーリーズ』では女海賊マニアの引きこもり青年から「世界の美しい賞金首」の一人に名をあげられているほか、『エピソードオブルフィ』でもハンドアイランドの蝋人形館でロジャー海賊団やゼフ、ミホークやモンブラン・クリケットなどとともに他の白ひげ海賊団メンバー同様に蝋人形が飾られていた。ただ職人のジエゴからは「わしが若い頃出会った海賊ばかりだ」という不穏な発言がなされている(もっとも、ポートガス・D・エースとかも飾ってあったので言葉のアヤかもしれないが)。
なお、この若作り説については、ワノ国編での回想時に彼女と思わしき人物が登場しており、本人であった場合30年前から容姿が変わっていないことになることから信憑性が出てきている。
余りに出番が少なすぎるためキャラの掘り下げはあまり行われていない。pixivでは「氷」のイメージから、「炎」キャラであるエースやマルコと絡ませるファンがたまにいるくらい。
塩山氏は過去にベラミー海賊団のミュレ役を演じており、ホワイティベイと同様に容姿端麗な美女で大物海賊の傘下という共通点を持つが、人物像がある意味正反対である。
デザインの由来はおそらくパイレーツ・オブ・カリビアンのエリザベス・スワン。
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