概要
その人の実年齢よりも若く見せること。(特に無理をして)若者らしい装いになること。
どちらかと言えば否定的なニュアンスであり「年相応に落ち着いていない」、「不自然で痛々しい」というような評価をオブラートに包んだ表現として使われている。ただし必ずしも「無理をして若くしようとしている」ことだけではなく、アンチエイジングなど「若く見えるような努力」を肯定的に示す時にも使われる。
仮装やコスプレ、イベント等の一時的な機会や、人に無理やりそうさせられているわけではなく、本人が平時で日常的に取り組んでいるものを指す。
実際に本人が「若い」と言われるような年頃で、それよりも若い世代のような装いをしている場合(例えば20代半ばの人が10代のような格好をしているときなど)というよりは、本人がそれなりに年長である、具体的には「若くない年頃」を指すおじさん・おばさん、おじいさん・おばあさんと呼ばれるような年齢で、同年代より明らかに若い装いである場合に使われることが多い。
しらべぇリサーチのアンケートによれば、「おじさん・おばさん」と呼ばれるようになる年頃は、早ければ30歳以降、全体としては概ね40歳前後からという結果になっている(→参考①、参考②)。このため、だいたい30代以降の人で、同世代の一般的な装いよりも若く、またそれを継続的にしている場合に使われる、と考えることができる。
「作り」なので本来であれば「意図して若く見せようとすること」を指すが、(童顔など)自然に若く見えるような「若々しい」「若見え」と混同されていることもある。