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ドンキホーテ・ドフラミンゴ

どんきほーてどふらみんご

ドンキホーテ・ドフラミンゴとは、少年漫画『ONEPIECE』に登場する海賊である。
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「力がねェ奴ァ逃げ出しな!!! 手に追えねェうねりと共に豪傑共の…!! "新時代"がやってくるのさ!!」

「海賊が悪!!? 海軍が正義!!? そんなものはいくらでも塗り替えられて来た…!!!」
「”平和”を知らねェ子供(ガキ)共と”戦争”を知らねェ子供共との価値観は違う!!!」
「頂点に立つ者が善悪を塗り替える!!! 今この場所こそ中立だ!!!」

正義は勝つって!? そりゃあそうだろ 勝者だけが正義だ!!!!

概要

登場当時は世界政府公認海賊王下七武海の一人で、偉大なる航路"新世界ドレスローザ国王及び同国を拠点とするドンキホーテ海賊団(別名ドンキホーテファミリー)の船長だった。

金髪短髪で、サングラスを掛けており、フラミンゴの羽を思わせるような上着を着用している。笑い声は「フフフフフ」。本物の強者だけが生き残る『新時代』の到来を予言している。

サー・クロコダイル七武海の称号剥奪後の会議では「興業が上手くいっていて暇だったので来た」などと海軍本部の将校相手にヌケヌケと言い放ち(元帥センゴクも「海賊が儲かるほど嫌なことは無い」と吐き捨てている)、将校を操って殺しあわせようとするなどの傲慢な一面が強く描かれている。一方で相棒のヴェルゴ、最高幹部のディアマンテトレーボルピーカからは「ドフィ」、その他の部下には「若」や「若様」などの様々な愛称で呼ばれていて慕われているが、過去に実弟の2代目コラソンことロシナンテや、その愛弟子ともいえるトラファルガー・ローから離反されている。
シーザーからは、強さを認めたうえでそこそこ懐かれてはいるが、陰でドフラミンゴ達と特に関係のない取引をビッグ・マム海賊団と行っている他、ヴェルゴに害が加わりかねないタイミングでガス攻撃を行うなど、関係は微妙。

10数年前にドレスローザのリク王家に罠を掛ける形で追い落とし、現在は自らが王位の座についた。そしてその立場を傘にきて、闇のブローカー"ジョーカー(JOKER)"として"新世界”で武器や人工悪魔の実「SMILE」を密売する新世界最大規模の犯罪シンジケートを展開しており、四皇カイドウをはじめとする新世界の大物海賊、戦争している国家等と取り引きをしている。
また、自らの出自から天竜人とも深いコネクションを持ち合わせており、「王下七武海で最も危険な男」や「新世界の闇を仕切る男」と言われているほか、海軍本部をして「悪のカリスマ」と呼ばれる。
そのほか、上記の悪魔の実以外に世界を揺さぶれる代物を持つほか、本編ではサングラスや布でなどで隠されている目など、いまだ謎が残る人物でもある。

プロフィール

本名ドンキホーテ・ドフラミンゴ
異名天夜叉(海賊としての通り名)、ジョーカー(闇のブローカーとしての異名)
呼び名ドフィ、若or若様、兄上(幼少期のロシナンテが使用)、ミンゴ(ルフィが使用)
懸賞金元3億4000万ベリー
所属ドンキホーテ海賊団
能力イトイトの実(超人系)
出身地聖地マリージョア
種族元世界貴族
身長305cm
年齢39歳→41歳(2年後編)
好きな食べ物ロブスター
嫌いな食べ物バーベキュー
誕生日10月23日
CV田中秀幸半場友恵(幼少期)


性格

二面性

一言で表せば「凶悪そのもの」だが、仲間に対しては情に厚いなど、強い二面性を持つ人物。

残忍さや狡猾さ、傲慢さや執念深さを併せ持っており、「勝者だけが正義」だと考えている。また、「戦争を知らないガキ共と平和を知らないガキ共との価値観は違う」や「ただの放浪者と何かを決断した男の顔は違う」という悪役でありながら教訓めいた発言を残している。こちらの際や余裕のある普段は不敵な笑みを浮かべていることが多い。

その一方でドフラミンゴと長く苦楽を共にしてきた幹部以上の部下に対しては「家族」と呼んで非常に大切にしており、笑われることすら嫌うために彼らの失態は自分の采配ミスとして一切咎めず、人質にされればその残虐性は影を潜めてあっさり追撃も停止する。「家族」という彼の過去にも直結する事柄であるためか、こちらや過去の琴線に触れることに関しては不機嫌そうなまじめな顔つきになることが多い。

万が一として幹部に死を迫るような作戦を決行する場合はその人物に対して侘びや労いの言葉を送るため、このような手厚い信頼から幹部級以上の結束は非常に強く、作戦のためには死も恐れず行動する。特に幼少時代からの付き合いであるトレーボルは「最高幹部の自分達とドフィとの間に格差はない」と言い放つほどである。
反対に、幹部級以外の者に対しては駒程度にしか考えていない。自らの出生や過去の経緯からか、自分が他人に見下される事を何よりも嫌悪している。部下のモネには海賊王にふさわしい人物と思われていたが、当の本人にとっては今の世界をブチ壊すことが出来れば良く、本人は海賊王を目指しているのかどうかは不明。
ドフラミンゴ自身は「世界の破滅」をただ望み、海賊達が「海賊王」を目指して群雄割拠する新たな混乱の時代を「新時代」と呼び、いずれ到来することを語っている。
このようなことから実弟であるドンキホーテ・ロシナンテには「破戒の申し子」と言われてしまっている。また、ドフラミンゴは生まれながらに怯むこと知らず、その真の凶暴性は最高幹部たちしか知らないと発言している。
そして、例え幹部クラスのものであっても、一度裏切れば容赦なく「鉛玉」による処刑が加えられる。
しかし、ローには「ドフラミンゴが自分にとって都合のいい奴を家族と呼んでいるだけ」「参謀気取りのお前(トレーボル)ですらドフラミンゴのマヌケな操り人形にしか見えねえな」と、前述の結束そのものを否定されている。アニメではこれら台詞が強調されており、「ドフラミンゴにとっては己の野心のみが全てであり、お前ら(最高幹部)のことなど何とも思っていない」と言われてしまっている(だが、この時のローは一船長としてルフィ一人に二人も相手させられないという状況からトレーボルの冷静さを失わせて倒すための挑発目的とも取れ、どこまで本心だったのかは分からない。)。


環境

自らの生い立ちも相まって、海賊団の幹部たちはドフラミンゴに「育った環境」、つまりどれほど不幸な環境で育ち世界を恨んでいるかを見据えられたうえで仲間に加えられてきた。
13年前、悲惨な環境から救い出されドフラミンゴに忠誠を誓ったモネシュガー姉妹もいれば、恵まれた環境にいながら退屈さゆえに海賊になったベラミーもおり、後者についてドフラミンゴは嫌悪感に近い感情を抱いている。
弟のコラソン(ロシナンテ)を慕っていた元部下であるトラファルガー・ローの事は、当時の彼が自分のように世界の全てを恨んでいたこともあって、「10年後の右腕」として実の弟の様に思い、育ててきた。
ローが離反した現在も最高幹部のハートの席を空席にしておく程彼に対する思いは複雑なようだが、当のローからは自身が殺したコラソンの本懐を遂げる為に敵扱いされている。

執着心・プライド

10年前に世界貴族の貢ぎ金「天上金」の輸送船を襲撃する事で世界政府を脅して七武海に加盟したために海軍本部の軍人達には面白みが無くなれば七武海をいつ辞めても構わないと強気な姿勢を見せてはいるが、後にローに脅される形で本当に七武海脱退宣言をした際はすぐに天竜人とのコネクションを利用して脱退宣言を「誤報」という形で無かった事にしようとした。オペオペの実の能力の一つである不老不死に関しても長い間諦めていなかった模様。

また、今までの敵と違い、ドレスローザ編当初はルフィに対して麦わらを舐めて大火傷を負った者は数多くいるとしてかなり危険視している様子が伺えた。
元々、アラバスタで海軍本部大佐がサー・クロコダイルを討ち取ったという情報は誤りで実際にはルフィであることを懸賞金の急上昇から察していたり、マリンフォードではルフィが持つ味方をひきつける特殊な力に一目置いていたらしく(海軍に対して「逃がしてやれよ、その方が今後面白ェ」という発言もしていた)、ルフィのことを認めている部分もあった。
だが、中盤からはコラソンの意志を徹底的に継ぐローに対し「何のあてつけだ!!」と激昂したり、あまりにも想定外の事態、怒りなどから、ルフィの実力を舐めきった発言をするなど当初見せていた危機意識からは程遠い行動を取り続け、切迫した状況へ追い詰められた。
(ただ、この矛盾しているような行動をとっていた際、参謀役であるはずのトレーボルは、頭脳としてそれ程働いていないうえに、ドフラミンゴ以上に慢心が目立つ言動が見られたため、なし崩しにドフラミンゴが次善策立案と戦闘を行うはめになっているので、ドフラミンゴ個人だけの問題とはいいきれない。)

ただ、現役海賊時代に追い回されていたつるからは逃げ回っていた過去もあり、七武海となりマリージョアでの会議で中将達にたちの悪い悪戯を行った際もつるに「いい子だからおやめ」と言われ、ドフラミンゴ自身もその一言ですっぱりと中将たちへの寄生糸を解除するなどしており、またルフィたちに敗北し海軍に逮捕された後の護送船の中で、自分に手を貸さなかった藤虎をバカとあざ笑ったり、「自分を潰した事で世界はいっそう荒れる」などと負け惜しみや自棄めいた嘲笑を垂れ流していた際に「情けないことを言うんじゃないよ。この世に『もしも』なんてない。お前は負けたんだ」とぴしゃりと否定されるなど、ドフラミンゴはつるに対しては割と素直に「アンタにはかなわない」と言うことが多い。追い追われの間柄ではあったが、長いつきあいでもあり案外母性を感じたりするのだろうか(両親が度を越して優しすぎる『甘ちゃん』であったことや、自分を拾って育てたトレーボルらファミリーの面々も基本ドフラミンゴに対して甘かった中で、ほとんど唯一『ドフラミンゴ個人を厳しく叱る』存在であったこともあるのかもしれない)。

戦闘能力

悪魔の実イトイトの実
解説糸を発生させる
種類超人(パラミシア)系


新時代のサーガ



体から糸を産出し、それを自在に操る「糸人間」。
糸は時に目に見えないほど細く、しかし自分より体格で勝る人物も容易くがんじがらめにして動きを封じてしまえるほど強靭。戦闘面に関しての応用の幅は非常に広く、物体を括ってそのまま切断したり、槍のように対象を貫いたり、鞭のように叩き付けたりと、様々な攻撃が繰り出せる。攻撃だけでなく、蜘蛛の巣のように張り巡らせる事で相手の攻撃を受け止めたり、肉体の内外を問わず相手の攻撃によって受けた傷を糸で縫い合わせて自力で応急処置を行ったりもできる。中でも特に恐るべき技が”寄生糸”と”鳥カゴ”である。

また、空中の雲に糸を引っかけ、その雲を軸に空中ブランコのように空を移動する事が出来る。この能力により屋外であればドフラミンゴの機動力は通常以上に増す場合がある。ただし、目的地までのルートや到達時間などは雲の配置や量などに依存するため、モクモクの実などの一部の自然系やトリトリの実系列の動物系能力者のように完全な意味での自由自在とはいかない。なお、この事からドフラミンゴ本人は雲を「空の道」と呼んでいる。

さらに悪魔の実の能力は極めて珍しい「覚醒」のステージに到達している。これによって周囲の建物や地面などを糸に変え、そのまま自在に操る事も可能。周囲に多大な影響を与える奥の手だが、その能力を開放した際の戦闘力は正しく絶大。

トレーボルが「限りない才能」と称するだけあり能力以外のポテンシャルも高く、作中でも希な存在である覇王色の覇気の持ち主で、10歳の頃に覇王色に覚醒し発動している。また、武装色の覇気も会得しており、ルフィやサンジに引けを取らない直接的な格闘戦も可能で、ルフィとの決戦では執念も相まってか凄まじいタフさでドレスローザの人々を戦慄させた。ちなみに懐にはピストルも隠し持っているが、これは戦闘用というよりも自分の手で相手との決着を付ける「処刑用」の得物であり、これで殺害する事で相手を『許す』とも語っている。

後の危険性から海軍大将のイッショウを始末する意思を見せるなど、七武海に恥じない戦闘力と胆力を持つが、過去にはつるから逃げ回ったり、クザンとの本格戦闘を避けるなど強敵との戦闘を回避する場面も見受けられる。またローに対し自分とカイドウが対立していれば自分は破滅していたと語っている。

技名の多くが「○○イト(または○○-ト)」とつく単語を交えた名称となっている。

  • 五色糸(ゴシキート)
指先から一本ずつ糸を伸ばし、それを振るって相手を引き裂くイトイトの実の基本的な技。
アニメでは名称通り五色の糸となっている。

  • 超過鞭糸(オーバーヒート)
掌から伸ばした大量の糸を束ね、極太の鞭のようにして相手に叩き付ける。
グリーンビットから数百m~数km離れていると思われるドレスローザ街中のレンガ造りの塔を綺麗に真っ二つにしてしまうほどの威力とリーチを誇る。
アニメやゲームでは名前からか炎を纏った描写が追加されている。

  • 寄生糸(パラサイト)
相手に向けて見えない「能力の糸」を伸ばし、標的に対し針のように刺すことでマリオネットのように強制的に操る。
一度捕まれば海軍本部の中将や白ひげ海賊団隊長格でさえほとんど抵抗できない。効果範囲もドレスローザのほぼ全土に渡るほど広く、その影響から逃げるのは難しく、自動かつ同時に大勢の人々を操っていた。
しかし、オペオペの能力で瞬間移動・切除・接続・感知が可能なローなどに対しては効力がないと判断したのか、戦闘中でも直接行使する事は無かった。また、満身創痍のルフィをこの糸で操って無理やり立ち上がらせたりもしたが、直後にルフィのギア4再発動で糸を引きちぎられるなど、相当に強烈な覇気またはパワーを発揮すれば撥ね退けることも可能な模様。操られている対象が意識を失うと寄生糸の効果も解除される。
リク王家、そしてドレスローザの悲劇の引き金となった技でもある。

  • 弾糸(タマイト)
指先から糸の弾丸を発射する。
実弾に匹敵する殺傷力を持っており、連射も可能。

  • 降無頼糸(フルブライト)
5本の糸を振りかざし、相手を突き刺す。
トレーボルとの連携でローに深手を負わせた。

  • 影騎糸(ブラックナイト)
糸を束ねて自分とそっくりな姿の「糸人形」を作り出す。
糸人形は独立して動き、ドフラミンゴ本人と同じ声と口調で喋り、上述した技なども使いながら、本人も別行動で戦闘を普通にこなせる。単なる人形というよりも「分身体」に近い。ゴム人間のルフィに打撃でダメージを与えたことから武装色の覇気も使えると思われる。ただし戦闘力や耐久性は本体と比べると劣るようで、キュロスから首を切り落とされたり、ルフィと本格的に戦った際には割とあっさりバラバラにされた。
余談だがとっておきの技だったらしく、子供の頃からファミリーの一員として行動していたベビー5や長年幹部としてドフラミンゴに付き従っていたグラディウスでさえもこの技の存在を知らず、首を切られた糸人形が喋り出した時にはルフィ達と一緒になって驚いていた。

  • 鳥カゴ(トリカゴ)
上空へ伸ばした糸の束を対象を包囲するように展開し、国を囲うほどの巨大な糸の檻を作り出す。ドフラミンゴを象徴するような技。
糸の檻は触れたものを容易に切断するほど鋭くすさまじい耐久力を持ち、イッショウの隕石でさえも切断された。これに斬られないものは覇気をまとった武器かダイヤモンド並みの強度を持つ海楼石程度。
さらに時間経過と共に少しずつ縮小させる事も可能で、そうなれば内側に存在するあらゆるものはただでは済まない。縮小する力も極めて強力で、ゾロや侍、コロシアムの戦士達、トンタッタ族、海軍大将のイッショウ率いる海軍、国民たちが総出で止めにかかっても一瞬止められた程度。
ゾロやイッショウは(斬っても再生するのか切断できないのか不明だが)切断は試みようとせず、あくまで縮小を止めようとしていた。
電伝虫による通信を遮断してしまう効果もあり、閉じ込められれば外部と連絡を取る事も難しい。
ドフラミンゴが自らの意思で解除するか、意識を失わない限り消滅する事は無い。また、常人ではまず脱出は不可能だが、斬撃が全く効かないバラバラの実や物体の位置を交換できるオペオペの実、そして物理攻撃を無効化できる一部の自然系の能力者などは能力を行使する事で例外的に脱出が可能である。

  • 糸ノコ(イトノコ)
足の部分から糸を出し、ギロチンのように落下して相手を切断する。
ローはこれを受けて片腕を切断されてしまう。

  • 蜘蛛の巣がき(クモのすがき)
巨大なクモの巣状に広げた糸で相手の大規模な攻撃を防御する。
ルフィの武装色硬化したギア3の技”ゴムゴムの象銃”を軽々と受け止めるなど、高い防御力を持つ。糸を絡み合わせて作った盾なので単純な「壁」ではなく、面積の小さな遠距離攻撃は糸の隙間をそのまま通過する。これによって防御の向こう側から攻撃を仕掛ける事もできるが、逆に言えば相手側も糸の合間を掻い潜って攻撃を当てられる場合がある。
アニメでは重ねがけで攻撃を防いでいた。

  • 荒浪白糸(ブレイクホワイト)
大量の糸を出して、「荒浪」の名の通り激しい波のように敵に迫り相手を包み込む技。
ルフィに回避された為、詳細は不明。なお、技名や描写からイトイトの実の覚醒による技の可能性もある。

  • 足剃糸(アスリイト)
足を武装色の覇気で硬化し、更に斬撃効果のある糸を加えた蹴り技。技の由来は構えや名前からそのまま「アスリート」と推測できる。

覚醒したイトイトの実の能力

ギア4を発動したルフィに対し奥の手として使用。
技名や効果音などから「」や「」をイメージしたような技が多い。

  • 盾白糸(オフホワイト)
本人がいる左右の地面から波のように分厚い糸を出して盾のように攻撃を防ぐ。
ギア4のダブル大蛇砲(ダブルカルヴァリン)を防ぐほどの防御力。

  • 大波白糸(ビローホワイト)
建物を糸に変え、相手を突き刺す広範囲攻撃技。
ルフィを守るコロシアムの選手達を血祭りにあげた。

  • 海原白波(エバーホワイト)
イトイトの実の力で一瞬にして町一帯を糸に変え、敵を捕らえる。
その後、下記の技を繰り出した。

  • 千本の矢 羽撃糸(フラップスレッド)
武装色の覇気を纏った無数の鋭い糸で相手を突き刺す。復活したルフィに対して使用。(復帰したてで弱っていたとはいえ)武装色の覇気で硬化済みのルフィの腹筋に突き刺さるほどのダメージを与えた上、更なる追撃でルフィを追い込み、遠く離れた国民達にも伝わるほどの爆音と戦塵を起こしていた。

  • 神誅殺(ゴッドスレッド)
武装色の覇気を纏わせた糸を束ね、16本の鋭い矢に変えて一斉に相手に向けて放つ。
ルフィとの死闘の際にドフラミンゴが最後に使用した技。ドフラミンゴはこの技を「16発の聖なる凶弾」と呼んでおり、威力には自信があったようだが、ルフィの”ゴムゴムの大猿王銃(キングコングガン)”に自分ごと押し潰されてしまった為、正確な威力は不明。
なお、原作漫画ではそこまで描写されなかったが、アニメ版では大猿王銃とぶつかり合ってから90秒以上もの間せめぎあっており、『筋肉風船』の重ねがけと武装色の覇気で超強化されていたルフィの拳の皮膚を突破して先端が刺さり、仲間たちの声援があってようやくルフィが打ち勝ったという演出で、原作以上に強力な技として演出された。

来歴

過去

聖地マリージョア、天竜人の両親のもとに生まれる。
父親の考えにより家族共々天竜人から人として地上に降りて生活することになったが、天竜人を憎む民衆により拷問・迫害を受け続け、環境の悪化により8歳の時に母を失うも、その生活は終わることがなかった。それにより、地上の人々を、加えて「自分の力を奪った」父親を憎むようになる。覇王色の覇気を最初に使ったのもこの頃である。

そして友人となったヴェルゴのボストレーボルから「復讐するための」力を与えられ、31年前、10歳の時に父を殺害、その首をマリージョアに持ち帰るも世界貴族に戻ることはできず、逆にマリージョアの国宝を知る存在であるため殺されそうになり命からがらトレーボル達のもとに逃げ帰る。この時、トレーボルに悪のカリスマとしての才能を見出される。「この海の王になる男」だという夢を託され、彼らに大事に育てられ、海賊として成長していく。

16年前、25歳の頃には北の海のギャングとしてドンキホーテファミリーをまとめあげ、武器密売などで躍進していった。その中でトラファルガー・ローと出会い、彼の才能を見出し、自分の10年後の右腕として彼を育てた。
しかし13年前、実の弟ドンキホーテ・ロシナンテの裏切りが発覚。「自分の本当の家族はファミリーのメンバーだけ」という静かな怒りの中、ロシナンテを処刑。彼を慕っていたローはそれに伴い海賊団を抜けた。

そして10年前、かねてからの自身の計略・能力によりドレスローザの王位の簒奪・王下七武海への加盟と果たす。

偉大なる航路

2年前、サー・クロコダイルの後任の七武海を決める聖地マリージョアの会議に元3億4000万ベリーの賞金首として当時は飛びぬけた額から同時に登場したバーソロミュー・くまと共に読者に衝撃を与えたり、海軍本部中将のモザンビアを操って同じく海軍本部中将のステンレスを襲わせるなどのその危険な人間性を読者に露わにした。

麦わらの一味が去ったジャヤに登場し、ルフィに敗北したベラミーをベラミーの仲間であるサーキースを操って粛清した。

ルフィが世界貴族を殴り飛ばした後、シャボンディ諸島人間オークションの司会のディスコに連絡を取られるが、「時代はSMILE」と語り、人身売買を放棄。また、ディスコに白ひげ海賊団王下七武海による大戦争が起こる事を口にした。
なお、その時のディスコの様子は奇しくもかつてマリージョアから助命を拒否された父親に酷似している。

その大戦争(マリンフォード頂上戦争)では、罪人のポートガス・D・エースを救い出そうと進撃してきた白ひげ海賊団傘下の海賊リトルオーズ.jrの片脚を吹き飛ばして戦闘不能にしたり、白ひげ海賊団十三番隊隊長のアトモスを操って同士討ちを行わせたり、同海賊団三番隊隊長のジョズの動きを糸で止めたりとその強さを披露した。
その後はインペルダウンから脱獄した元七武海のサー・クロコダイルに手を組むように誘うも断られ、彼と戦闘を行ったりもした。後にエースが解放された際はルフィとエースに対して「逃がしてやれよ その方が今後面白ェ」と発言する。戦争終了後は政府の密命を受けてゲッコー・モリアに瀕死の傷を負わせたが、なんらかの手段で逃亡される。

新世界

パンクハザード

2年において麦わらの一味の新世界最初の冒険であるパンクハザード編に登場し、同島で殺戮兵器の研究を行う元世界政府科学者のシーザー・クラウンの兵器開発を支援する闇のブローカー“JOKER“として現れるが、そこで自らの部下であるヴェルゴを15年以上前から海軍にスパイとして潜伏させている事や現在王下七武海の一角であるトラファルガー・ローが元部下であった事が明らかになる。

その後、シーザー達が麦わらの一味に敗れると部下のベビー5とバッファローにシーザー捕獲を命じてパンクハザードに派遣するが、二人はフランキーとの戦いに敗れて返り討ちにされてしまい、更にはシーザーの研究痕跡を消すために研究所の爆破を命じていたモネからの応答も無くなったことで自らパンクハザードに向かう。

ベビー5とバッファローの生首(ローが能力で切断した)や電伝虫が乗せられたイカダを発見して降り立ったところでその電伝虫に連絡が入り、「スマイルの供給を止めればドフラミンゴの得意先である四皇のカイドウがすぐにドフラミンゴを消しに来る」「七武海を脱退すれば海軍を追われる身になる」と考えたローからシーザーの身柄か、七武海の脱退のどちらかを選ぶように要求される。

これに激怒してパンクハザードを急襲したが、その場にはシーザー達相手に共闘した一味とローの船出を見送って迎えの軍艦を待っていたスモーカー中将率いる海軍G-5支部01部隊しかおらず、スモーカーに一味とローの場所を問いただしたが、スモーカーは当然しらを切りとおす。スモーカーを殺害しようと襲い掛かり、止めを刺す寸前で突如として島に現れた元海軍本部大将のクザンに止められた。クザンとの戦闘は避け、ベビー5とバッファローを連れてパンクハザードを去り、本拠地のドレスローザに戻った。

ドレスローザ

その後、新聞で七武海脱退とドレスローザ国王退位を宣言(後に両方とも虚偽と判明する)し、ルフィとローの同盟やキッドとアプー、ホーキンスの同盟と共に大々的に報道されることとなる。

ドレスローザでは上陸した麦わらの一味とローを部下に監視させ、ルフィを義兄のエースが持っていた能力であるメラメラの実を賞品にした闘技大会で足止めさせたり、サンジにヴァイオレットを差し向けて情報を引き出そうとするなどして一味とローのSMILE製造工場破壊計画を妨害し、更には自身と世界政府の繋がりを利用して作らせた先記の誤報記事を使ってローにシーザーの身柄を取引先のグリーンビットのビーチに持ってこさせ、そこを急襲した。また、偶然にもその場に誤報を信用して海軍本部から派遣された大将の”藤虎”率いる海兵部隊と協力。ローに重傷を負わせ王宮の間のイスに座らせる形で拘束する。

しかし自身がローの相手をしている間に、ルフィ達にサボを始めとする革命軍やトンタッタ一族に旧ドレスローザ王家関係者(ヴァイオレット、キュロス、レベッカ)といった協力者ができ、またコロシアムでのとある一件でベラミーがルフィをコロシアムから脱出させていたなど、ひそかに自身の予想していなかった事態が裏で立て続けに起こっていた。
その後潜入していた麦わらの一味ウソップの活躍により幹部のシュガーが気絶し、ホビホビの呪いが解けたオモチャ達(ルフィを足止めするために賞品としたメラメラの実を求めて集まった闘技大会出場者も含まれる)が元の姿に戻った事で国は一気に大混乱、革命軍なども含めた今までの反乱分子が一気に噴き出す形となる。ここでやっと自分の身に危機感を持つが、直後に悪事を国外には漏らさんと島中を糸でドーム状に包み込む『鳥カゴ』を発動させ、ドレスローザの人間の皆殺しを画策する。

海賊団の幹部たちが麦わらの一味やキュロス、オモチャ化から救われ麦わらの一味側についた闘技大会出場者に全員敗れる中、ローとルフィとの最終決戦ではトレーボルと共闘して二人を窮地に追いやるが、ローの奇策によって応急処置を施す程の深手を負い、トレーボルは戦闘不能となる。その後はローから引き継いだルフィと相対し、ギア4を駆使したルフィに追い詰められながらも、自身も「覚醒」を使って反撃。
ルフィの猛攻に辛くも耐え、ギア4の反動で動けなくなった彼を殺そうとするが、ギャッツ率いるコロシアム軍団に足止めされる。
コロシアム軍団をあしらうが、そこにヴァイオレットとレベッカが登場し、すぐに倒すところを彼女たちを操り同士討ちにさせる事を選んだため、時間を使っているその間にルフィが復活。
復活したルフィとの死闘の末に「大猿王銃(キングコングガン)」を受けて敗北、海軍により捕縛され、七武海としての称号も正式に剥奪された。

インペルダウンへの護送はセンゴクつるイッショウが担当とした。その途上で艦隊はドフラミンゴ奪還を目論む百獣海賊団幹部ジャックの襲撃を受けるも、海軍の三人によって撃退されている。

護送船の中で自らが逮捕されたことにより新世界の裏社会がコントロールできない新世界の海が四皇、最悪の世代、七武海、海軍、革命軍による群雄割拠により荒れることを笑いながら断言し、「新聞があれば退屈しない」とおつるさんに不敵な笑みを再び浮かべながら皮肉を伝えた。
88巻のSBSによると、現在はインペルダウンレベル6に幽閉中。また護送の際、つるに新聞を届けるよう要求していたが、作者曰く「獄中にいる知り合いを遣い時々新聞を手に入れるかも」という。

余談

  • 初登場

登場したのは25巻の空島編だが、初めて登場してからドレスローザ編で倒されるまで現実時間で13年という否が応でも時間の流れを感じさせる物になっている。

  • 愛称
幹部からの愛称は「ドフィ」でありなど、「ルフィ」との対比を狙ったようにも思われる。

  • 幼少期
63巻のSBSで幼少期の七武海が描かれた際にはボロボロのソファーに腰掛け、葉巻を携えて馬鹿笑いする絵が先行登場している。
こちらは貧しいながらも達観して大笑いするなど、本編で描かれた幼少期と内面がかなり異なり、ドフラミンゴの人物造形が、登場時の達観した姿からドレスローザ編の情や憎しみに縛られた姿を描くまで大きな変遷があったことをうかがわせる。

子ミンゴ!!!



  • 初期設定
「ONE PIECE Magazine Vol.3」にはドフラミンゴの過去の初期構想の一部が記載されている。
それでは、ドンキホーテ・ホーミングネフェルタリ・コブラとも仲が良かった良識派ゆえに他の世界貴族と対立し地上に降ろされたというものだったり、ロシナンテ(に当たると思われる人物)が弟ではなく、ドフラミンゴが一人っ子だったりする。
構想はかなり変遷があったことがうかがえ、実際、パンクハザード編ではドフラミンゴがヴェルゴに対しまるでローと過去に長い付き合いがあったかのように語っていたり、ローが海軍のスモーカーに対して「お前らは何を企んでる」と謎の発言をしている(ローのキャラ自体、シャボンディ諸島編で登場が急遽決定したものだったりする
上記のドフラミンゴの幼少期を踏まえても、ドフラミンゴの過去が、少年時代をとても達観して過ごせず、弟を殺すまでに複雑なものになったのは登場時には想定してなかったのかもしれない。

  • 素顔
初登場から幼少期に至るまで、デザインは多少異なるものの常にサングラスをかけており、一度も素顔が書かれたことがない。ドレスローザ編でルフィに敗北した際にサングラスを落としたが結局描写されなかった。ただし763話にて1コマだけ右目のアップが描かれたことがある。
垂れ目に細い眉、よく見ると下睫毛がある。両親と見比べてみると、どうやら目元は母親似と思われる。

  • ドフラミンゴ系女子
2017年1月ごろのテレビ番組にて、もこもこアウターをきた女性のことが「ドフラミンゴ系女子と呼ばれている」と取り上げられた。

関連イラスト

/アン?!\
ド・フラミンゴ


ドフラ様
ドンキホーテ・ドフラミンゴ


若のファンが若について淡々と語ってみた(~787話)



関連項目

ONEPIECE ワンピース 王下七武海 ドレスローザ

ドンキホーテ海賊団
ヴェルゴ モネ ベビー5 バッファロー シーザー・クラウン

海軍
ロシナンテ おつるさん センゴク

サー・クロコダイル…ドレスローザ編の構成やバロックワークスとドンキホーテ海賊団の能力が似通ったものにされている。

トラファルガー・ロー ベラミー サーキース 

カイドウ 

ドンキホーテ・ロシナンテ ドンキホーテ・ホーミング ホーミングの妻

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