ピクシブ百科事典

シーザー・クラウン

しーざーくらうん

シーザー・クラウン(CAESAR.CLOWN)とは、少年漫画『ONE PIECE』に登場する科学者である。
目次[非表示]

実験失敗!? 島一つ殺してみせた おれの兵器の…!!! どこが失敗だ世界政府!!! おれは誰より敵を殺せる!!!

見てろ…… 世界一の科学者が誰か 今に思い知らせてやる!!!

軍がそれを認め おれが科学班トップの地位を得た時…!! やっと叶う…
おれの科学力を“世界平和”に活かせるのだ!!!

プロフィール

本名シーザー・クラウン
CV中尾隆聖
所属世界政府 海軍科学班員
懸賞金3億ベリー
出身地偉大なる航路
年齢40歳
誕生日4月9日シ←4、ノ ク←9、ニ)
身長309cm
星座おひつじ座
血液型X型
好物ブドウ糖、ガスパチョ
通称M(マスター)
笑い方シュロロロロ
悪魔の実ガスガスの実自然系


概要

偉大なる航路新世界”にある灼熱と極寒が入り混じった島「パンクハザード」に住む科学者
大量殺戮兵器の第一人者であり、元は世界政府Dr.ベガパンクの科学班のNo.2として働いていた。
賞金首になってからは四皇カイドウビッグ・マムから武器や研究を求められている。

敵味方を問わず「シーザー」と呼ばれているが、パンクハザードの部下からはM(マスター)と呼ばれて尊敬の念を抱かれていた。

人物

非道かつ自分本位なマッドサイエンティストで、研究成果を人を殺害する能力の高さでしか評価しない。

「やめるんだ シーザー!!」
「すぐに実験を中止しろ!!! こんな兵器がもし暴発したら この島にいる人間達は一体どうなる!!?」
黙れ 能無し共っ!!! ここは軍の研究施設だぞ!! 海軍が いかに多くの海賊共を殺せるか!!!そういう兵器を求められているんだ!!!
「違う!!!民間人を巻き込む様な非道な兵器など求められていない」
シュロロロ!!バカめ それは必要な犠牲というものだ!!! 巻き込まれるのがバカなのさ!!全部吹き飛ばせば「世界は平和」だよ!!!
非道!?この島で囚人のクズ人間共をゴミの様に人体実験するそれと何が違う!!! 今の元帥センゴクは考えが甘いが…大将“赤犬”ならおれの兵器を欲しがるハズだ!!!

過去に大量殺戮兵器製造の罪によって海軍科学班員の職を失っており、パンクハザードの研究所でも何も悪い所などない子供たちを「病気」と騙して誘拐し、覚醒剤「NHC10」をキャンディとして与えるという人体実験を行っていた(チョッパーの見立てでは実験の影響で全員が大人になる前に死ぬ事になっていた)。
更に、4年前にパンクハザードで起きた事故の首謀者でありながらその事を隠蔽し、事故に巻き込まれた囚人を救った英雄として茶ひげやその部下から英雄視されていた。

このように狂気と非道さは作中でも上位に入ると言え、ウソップからは見てろ シーザーはルフィの最も嫌いなタイプの人間だ!!と断言されていた。
一方で、まがりなりにも海軍科学班として抜擢されるだけの地頭を持っているのも確かで、時には悪辣さを抑え、強かに複数の敵対者を一時行動不能にする・実践的な近距離用武具を能力で用意する一面も(もっとも、後述の要素が表に出て不意にしてしまう事も少なくないが)

ただし自分が圧倒的有利な立場にいる立場にいる時は露骨に態度がデカくなるなどギャグ要素も少し持ち合わせ、ドレスローザ編以降は基本的に麦わらの一味に振り回されて人助けをさせられるまでに至っている。
だが相変わらずナミ達からはこれまでの非道な行いから公然とクズ呼ばわりされている(それで涙したこともある)。
また、自分本位な言動は変わっていない為かローベッジからもバカ扱いされている。

能力

いまにおれの名を世界に…


悪魔の実ガスガスの実自然系
解説ガスの放出、自分の体のガス化、空気の酸素濃度調整などが可能になる

体をガス化し、自在に操る事ができる「気体(ガス)人間」。
自然系らしく体をガスに変える事でほとんどの攻撃を受け流す事ができ、そのまま空中を移動する事もできる。ほんの僅かな隙間があれば侵入も脱出もお手の物であり、海楼石無しで拘束しておく事は極めて困難(流石に心臓抜かれれば迂闊に逃げられないが)。
なおガス化した状態でも物を掴んだり飲食したりできるので日常生活や研究に差し支えはなく、シーザーは普段から全身もしくは半身をガス化させた状態で行動している事が多い。

また、様々な成分のガスを自由に産出する事ができるのも特徴。
僅かにでも吸い込めば即座に相手の自由を奪う毒ガス、点火すると瞬く間に辺りを火の海に変えるような可燃性ガスなど、そのバリエーションは様々。
自分自身をそのような特殊な性質を持つガスの体に変える事もでき、浮力の強いガスを発生させて人間数人を乗せながら気球のように宙に浮かんだりもできる。ただし、特殊なガスの産出やガス化にはそれなりのエネルギーを消費するので、シーザーとしては乱用は避けたいらしい。つまり、『毒ガスや可燃性ガスといった危険なガスを、無尽蔵にノーリスクで発生させ続けられる能力ではない』ということである。

そんなガスガスの能力の真骨頂は、自分の周囲に存在するありとあらゆる気体(ガス)を一定範囲内で操る事ができる点である。「大気」もガスなので、大気中の成分を操作する事も可能。簡単に言えば酸素を抜いてしまえる
これだけでほとんどの生物は瞬く間に窒息して動けなくなってしまうため、基本的にどんな強者であろうとシーザーと真正面からぶつかってもまず勝てない。ましてや前述の通り、実体がガス化してしまう自然系能力者なので攻撃を当てる事自体が困難。並みの海賊より遥かに高い懸賞金も納得の強力な能力と言える。

基礎戦闘力

能力上の弱点がかなり少なく、単純な戦闘力だけで考えるとシーザーに対抗できる手段は非常に限られる。
また彼自身戦闘慣れしているのか、ガスガスの能力を戦闘向けに研究・発展させており、基礎的な戦闘能力は意外に高い。
 
強いて弱点を挙げるなら、時々見せる慢心や迂闊さだろう。ドンキホーテ・ドフラミンゴが後ろ盾となってからは余計にその意識が強まり、まさか真正面から殴りかかられようとは考えてもみなかったようだ。

また、肉体を鍛えるということを疎かにしている為、打たれ強さに難がある。もっとも、そもそも攻撃を食らうこと自体が少ないので、弱点になりにくい部分ではあるが。
 
そして、搦め手も攻撃もこなせる一方で超高速移動には不向きな能力のようで、俊敏性の高いルフィに後れをとる描写も少なくなかった。

ガスローブ
体から発生させた毒ガスで相手を巻きつけるように覆う。ガスなので振り払おうとしてもムダ。
まともに吸い込めば命に係わるほどの毒性だが、ルフィはマゼランと戦ったことで毒に対して高い耐性を得られていた為、ほとんど効果が無かった。武装色の覇気を持ち、毒をほぼ無効化できるルフィは、シーザーにとって『天敵』と言えるだろう。

ガスタネット
爆発性のガスを辺りに一定の範囲に充満させ、手にしたカスタネットのような武器(?)を叩き鳴らすのを合図に爆発を巻き起こし、爆風は数百m~数km程度離れた場所の広範囲に及ぶ。
スマイリーの特性を利用すれば、より大規模な爆発を巻き起こすことも可能。
しかしルフィには大したダメージにならなかったようで、爆発する瞬間に超高速移動(のような動き)で回避していた場面もあった。

燃焼系ミオークGAS(ねんしょうけいミオークガス)
大量の可燃性ガスを辺りに充満させ、それに点火して辺りを焼き払う。
どちらかと言えば威力よりも攻撃範囲を重視した技。

無空世界(カラクニ)
自身を中心とした一定範囲の大気中から酸素を抜き取って窒息させる。
もちろんシーザーはこの技を発動させたまま移動できるので、一定以上の距離を保っていても追い付かれて効果範囲に入ってしまえばアウト。
さらに酸素が無くなってしまうために火が燃えることができず、範囲内に入った炎は即座に消火されてしまう。「ガス」という先入観に囚われ、引火爆発を狙う相手も一網打尽にできる。

青炎剣(ブルーソード)
大量の酸素を手中にまとめて点火、完全燃焼させた青い炎の剣として振り回す。
触れたものは一瞬で焼き切られ、そのまま炎上してしまうほどの高熱。

ガスティーユ
ガスバーナーの要領で口から放つ強力な火炎放射。
鉄をも瞬く間に溶かすほどの高熱で、自分より大きな闘魚でも何体も一瞬のうちに黒こげにしてしまう。しかし、ルフィには「ガスタネット」の時と同様に普通に回避された。

RO・KO
サンジに脅されて渋々使用した技で、モコモ公国を壊滅させた神経系毒ガス兵器「KORO」を中和するガスを精製・散布する。
KOROの開発者であるシーザーならではの技とも言え、この知識を活かして既に毒ガスに侵された者を解毒するための薬も作らされている。

経歴

初登場のパンクハザード編では、荒廃した島で密かに研究を続ける狂気の科学者として描かれた。
彼は4年前に自らが引き起こした爆発事故で廃れたパンクハザードに住み着き、日々殺戮兵器の研究をしていた(末端の部下には人類のための研究をしていると吹き込んでいる模様)。
その課程で王下七武海トラファルガー・ローの協力により、彼の能力で半人半獣のケンタウロス集団を部下として手に入れた。

麦わらの一味海軍スモーカー部隊が上陸した後は、これをいい兵器実験の契機と考え、島に封印していた4年前の爆発事故の元凶である悪魔の実を食べた猛毒スライム"スマイリー"を解放した。
そして、島の様子を新世界の兵器仲介人海賊達に電伝虫で中継した上で、スマイリーにキャンディーを食わせて毒ガス化させ、ガスを吸った者の体が動けなくなるという新要素を加えた殺戮兵器"シノクニ"の実験を開始。
この毒ガス兵器を島中に立ち込ませることにより、一時は一味、ロー、G-5などで構成されたシーザー討伐チームを苦しめ、一部のG-5の海兵はこのガス兵器により戦線離脱を余儀なくされた。討伐チームが研究所内に侵入してからは、故意にガスを研究所内に入れ、討伐チームを封じ込めてガスの餌食にしようと企んだ。

しかし、ガスが充満してチームが全滅する手前で一味のモンキー・D・ルフィに出くわし追い込まれることに。
最後の手段として"シノクニ”を体に取り込み、巨大化してルフィに襲いかかるが、ルフィの巨大化した覇気を帯びた攻撃“ゴムゴムの灰熊銃”により殴り飛ばされ討たれる。その後、パンクハザードの異常を知ったシーザーの協力者である王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴにより送られたドフラミンゴの部下2人(ベビー5バッファロー)の支援により島から脱出しかけたが、一味のナミウソップの追撃により脱出は失敗、ベビー5&バッファロー諸共、海に落下した。
落下後、身柄はローと一味により拘束され、そのまま一味の母船サウザンドサニー号に乗せられパンクハザードを出港した。

ドレスローザに着くとドフラミンゴ失脚を目論むローにより「交換条件」として引き渡されそうになるも紆余曲折あって失敗。
更にスポンサーだったビッグ・マムの研究金を着服し、女遊びに使っていたことが発覚し、ビッグ・マム海賊団から逃れるためサンジ率いる仮設チーム「ぐるわらの一味」に身柄を拘束されたままサウザンド・サニー号で「ゾウ」へと送致される。
しかし麦わらの一味が付いた時には、四皇「百獣のカイドウ」の部下「旱害のジャック」の撒き散らした毒ガス兵器(勿論シーザーの作った物)で壊滅させられており、チョッパーやサンジに脅される形で無理矢理中和・解毒に協力させられてしまう。
その後ビッグ・マムの追っ手がゾウに着いたことで、サンジと共にカポネ・ベッジに捕まり、ビッグ・マムの本拠地であるホールケーキアイランドに護送されるハメになる。

そしてビッグ・マムに研究の進み具合を問われ、パンクハザードの研究所が破壊されたことを口実に「巨人薬」を作ることは不可能だと誤魔化そうとしたが、ペロスペローの能力によって既にパンクハザードと同じ研究所が造られ、さらに彼に自分の心臓を握られていることから逆らえない状況に陥り、2週間以内に研究を成功させないとキャンディ人形にして舐め殺すと脅される。
監視を引き受けたベッジが心臓を手にしたため、ファイアタンク海賊団に嫌々協力することになり、ルフィ達とベッジが手を組んだ時には兵器担当と脱出担当としてビッグ・マム暗殺計画に加わる。ちなみにルフィたちと再び顔を合わせた時には”ギャングスター”「ガスティーノと名乗っていた(もっとも笑い方がシーザーそのものだったのですぐにばれたが)。

お茶会では彼の兵器をビッグ・マム暗殺に使用するが、マムの咆哮に耐え切れず失敗。ヴィンスモーク・ジャッジとは知人らしくお茶会からの脱出にあたって彼から指図された際は「高飛車は変わらない」と不快感を露わにした。
最終的にベッジに心臓を返され、麦わらの一味ファイアタンク海賊団と別れる。以後の消息は不明。

余談

シーザーを演じている中尾隆聖氏は『ONEPIECE』に映画版含めて幾度か出演しているが、このシーザー役で初めて原作登場キャラを演じている(後はアニメオリジナルキャラ)。

また異名の「マスター」は主人を意味するものではなく「マスタードガス」から取ったものでは?という意見が存在する。

本編ではルフィがシーザーをぶっ飛ばしているが、同じくジャンプで連載されていた『ドラゴンボール』においては、シーザーの声優である中尾隆聖氏が演じるタンバリンフリーザによってルフィの声優である田中真弓氏が演じるクリリンが殺害され、ドラゴンボール超の力の大会では同じく中尾氏が演じるフロストの手によって場外負けにされたりと、なにかと縁がある。(田中氏は共演の際に中尾氏が現場にいると、上記の件もあって「殺される!」と言って逃げるらしい)

関連項目

ONEPIECE マッドサイエンティスト 
パンクハザード 
茶ひげ モチャ
モネ ヴェルゴ ベビー5 バッファロー ドンキホーテ・ドフラミンゴ
世界政府 ベガパンク ヴィンスモーク・ジャッジ
カイドウ ビッグ・マム
トラファルガー・ロー カポネ・ベッジ
涅マユリ:同じくジャンプ作品のマッドサイエンティストで中の人も同じ

関連記事

親記事

パンクハザード ぱんくはざーど

子記事

兄弟記事

pixivに投稿された作品 pixivで「シーザー・クラウン」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 3382118

コメント