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シーザー・クラウン

しーざーくらうん

シーザー・クラウン(Caesar Clown)とは、少年漫画『ONE PIECE』に登場する科学者である。
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実験失敗!? 島一つ殺してみせた おれの兵器の…!!! どこが失敗だ世界政府!!! おれは誰より敵を殺せる!!!

見てろ…… 世界一の科学者が誰か 今に思い知らせてやる!!!

概要

偉大なる航路"新世界"にあるパンクハザード」に住む科学者
大量殺戮兵器の第一人者であり、元は世界政府Dr.ベガパンクの科学班のNo.2として働いていた。
賞金首になってからは四皇カイドウビッグ・マムから武器や研究を求められる。

敵味方を問わず「シーザー」と呼ばれており、パンクハザードの部下からはM(マスター)と呼ばれていた。

プロフィール

本名シーザー・クラウン
異名M(マスター)
年齢40歳
身長309cm
懸賞金3億ベリー
所属世界政府化学班員
悪魔の実ガスガスの実(自然系)
出身地偉大なる航路
誕生日4月9日(ニ)
血液型X型
好物ブドウ糖、ガスパチョ
笑い方シュロロロロ
CV中尾隆聖


能力

いまにおれの名を世界に…


悪魔の実ガスガスの実
解説ガスの放出、自分の体のガス化、空気の酸素濃度調整などが出来る
種類自然(ロギア)系

体をガス化し、自在に操る事ができる「気体(ガス)人間」。
自然系らしく体をガスに変える事でほとんどの攻撃を受け流す事ができ、そのまま空中を移動する事もできる。ほんの僅かな隙間があれば侵入も脱出もお手の物であり、海楼石無しで拘束しておく事は極めて困難(流石に心臓抜かれれば迂闊に逃げられないが)。なお、ガス化した状態でも物を掴んだり飲食したりできる。日常生活や研究に差し支えないためか、シーザーは普段から全身もしくは半身をガス化させた状態で行動している事が多い。

また、様々な成分のガスを自由に産出する事ができる。僅かにでも吸い込めば即座に相手の自由を奪う毒ガス、点火すると瞬く間に辺りを火の海に変えるような可燃性ガスなど、そのバリエーションは様々。
自分自身をそのような特殊な性質を持つガスの体に変える事もでき、浮力の強いガスを発生させて人間数人を乗せながら気球のように宙に浮かんだりもできる。ただし、特殊なガスの産出やガス化にはそれなりのエネルギーを消費するので、シーザーとしては乱用は避けたいらしい。

ガスガスの能力の真骨頂は、自分の周囲に存在するありとあらゆる気体(ガス)を一定範囲内で操る事ができる点である。「大気」もガスなので、大気中の成分を操作する事も可能。簡単に言えば酸素を抜いてしまえる。これだけでほとんどの生物は瞬く間に窒息して動けなくなってしまうため、基本的にどんな強者であろうとシーザーと真正面からぶつかってもまず勝てない。ましてや前述の通り、実体がガス化してしまう自然系能力者なので攻撃を当てる事自体が困難。並みの海賊よりはるかに高い懸賞金も納得の強力な能力と言える。

基礎戦闘力

能力上の弱点がかなり少なく、単純な戦闘力だけで考えるとシーザーに対抗できる手段は非常に限られる。また、シーザー自身がガスガスの能力を戦闘向けに研究・発展させており、自ら能力を使用した技を放ったり、ある程度の規模を拡大させためには自身の強さを必要とするためなのか、研究者が本分にも関わらず、通常時のルフィと渡り合える程の基礎戦闘力の持ち主でもある。そのため、意外に戦闘慣れしている点も脅威と言える。
強いて弱点を挙げるなら、時々シーザーが見せる慢心や迂闊さだろう。ドンキホーテ・ドフラミンゴが後ろ盾となってからは余計にその意識が強まり、まさか真正面から殴りかかられようとは考えてもみなかったようだ。
また、ヌマヌマの実と同様、超高速移動に不向きな能力のようで、俊敏性の高いルフィに後れをとる描写も少なくなかった。

ガスローブ
体から発生させた毒ガスで相手を巻きつけるように覆う。振り払おうとしても解けない。
まともに吸い込めば命に係わるほどの毒性だが、マゼランとの戦いで毒に対して高い耐性を得ていたルフィにはほとんど効果が無かった。

ガスタネット
爆発性のガスを辺りに一定の範囲に充満させ、手にしたカスタネットのような武器(?)を叩き鳴らすのを合図に爆発を巻き起こし、爆風は数百m~数km程度離れた場所の広範囲に及ぶ。しかし、ルフィにはそこまで効果が無かったようで、普通にピンピンしていた。
スマイリーの特性を利用すれば、より大規模な爆発を巻き起こることも可能。しかし、ルフィには爆発する瞬間に超高速移動(のような動き)で回避された。

燃焼系ミオークGAS(ねんしょうけいミオークガス)
大量の可燃性ガスを辺りに充満させ、それに点火して辺りを焼き払う。
どちらかと言えば威力よりも攻撃範囲を重視した技。

無空世界(カラクニ)
自身を中心とした一定範囲の大気中から酸素を抜き取る。
この技が発動するとシーザーから一定以上の距離を保たないと窒息してしまう。勿論シーザーの方から近付かれるだけでもアウト。さらに酸素が無くなってしまうために火が燃えることができず、範囲内に入った炎は即座に消火されてしまう。「ガス」という先入観に囚われ、引火爆発を狙う相手も一網打尽にできる。

青炎剣(ブルーソード)
大量の酸素を手中にまとめて点火、完全燃焼させた青い炎の剣として振り回す。
触れたものは一瞬で焼き切られ、そのまま炎上してしまうほどの高熱。

ガスティーユ
ガスバーナーの要領で口から放つ強力な火炎放射。
鉄をも瞬く間に溶かすほどの高熱で、自分より大きな闘魚でも何体も一瞬のうちに黒こげにしてしまう。しかし、ルフィには見聞色の覇気で見切ったのかは不明だが、「ガスタネット」の時と同様に普通に回避された。

RO・KO
モコモ公国を壊滅させた神経系毒ガス兵器「KORO」を中和するガスを精製・散布する。サンジに脅されて使用した。ある意味、KOROの開発者であるシーザーならではの技とも言える。また、この知識を活かして既に毒ガスに侵された者を解毒するための薬も作らされている。

性格

研究成果を人を殺す能力の高さでしか評価しないマッドサイエンティスト。その非道さが災いして大量殺戮兵器製造ので政府科学者の職を失っており、その狂気っぷりは作中でも上位に入ると言える。ウソップからは「ルフィが最も嫌うタイプの人間だ!」と断言されていた。

何も悪い所などない子供たちを病気と騙しパンクハザードに誘拐して実験を繰り返し(チョッパーの見立てでは実験の影響で大人になる前に死ぬことになっていた)、パンクハザードで起きた4年前の事故の首謀者でありながらそのことを隠し事故に巻き込まれた囚人たちを救った英雄として茶ひげや巻き込まれた部下から英雄視されていた。

ただし、自分が圧倒的有利の立場にいる時の態度のデカさなど、ギャグ要素も少し含んだ性格である。ドレスローザ編以降はさらに顕著となり、基本的に麦わらの一味に振り回され人助けをさせられるまでに至っている。ただし、相変わらずナミ達からはこれまでの非道な行いから公然とクズ呼ばわりされている(それで涙した事もある)。また、ドレスローザ編以前も、麦わら一行に振り回される形で人助けをするようになった後も、自分本位な言動は変わっていないためか、ローやベッジからもバカ扱いされている。

活躍

初登場のパンクハザードでは、荒廃した島で密かに研究を続ける狂気の科学者として登場した。彼は4年前に自らが引き起こした爆発事故で廃れたパンクハザードに住み着き、日々殺戮兵器の研究をしていた(末端の部下には人類のための研究をしていると吹き込んでいる模様)。その課程で王下七武海トラファルガー・ローの協力により、彼の能力で半人半獣のケンタウロス集団を部下として手に入れた。

麦わらの一味海軍スモーカー部隊が上陸した後は、これを良い兵器実験の契機と考え、島に封印していた4年前の爆発事故の元凶である悪魔の実を食べた猛毒スライム"スマイリー"を解放した。
そして、島の様子を新世界の兵器仲介人海賊達に電伝虫で中継した上で、スマイリーにキャンディーを食わせて毒ガス化させ、ガスを吸った者の体が動けなくなるという新要素を加えた殺戮兵器"シノクニ"の実験を発動した。この毒ガス兵器を島中に立ち込ませることにより、一時は一味、ロー、G-5などで構成されたシーザー討伐チームを苦しめ、一部のG-5の海兵はこのガス兵器により戦線離脱を余儀なくされた。討伐チームが研究所内に侵入してからは、故意にガスを研究所内に入れ、討伐チームを封じ込めてガスの餌食にしようと企んだ。

しかし、ガスが充満してチームが全滅する手前で一味のモンキー・D・ルフィに出くわし窮地に追いやられると、"シノクニ”を体に取り込み巨大化してルフィに襲いかかった。だが、ルフィの巨大化した覇気を帯びた拳により殴り飛ばされ、自立不能の重傷を負った。その後、パンクハザードの異常を知ったシーザーの協力者である王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴにより送られたドフラミンゴの部下2人(ベビー5バッファロー)の支援により島から脱出しかけたが、一味のナミウソップの追撃により脱出は失敗し、ベビー5&バッファロー諸共、海に落下した。
落下後、身柄はローと一味により拘束され、そのまま一味の母船サウザンドサニー号に乗せられパンクハザードを出港した。

ドレスローザに着くとドフラミンゴ失脚を目論むローにより「交換条件」として引き渡されそうになるも紆余曲折あって失敗。更にスポンサーだったビッグ・マムの研究金を着服し、女遊びに使っていたことが発覚し、ビッグ・マム海賊団から逃れるためサンジ率いる仮設チーム「ぐるわらの一味」に身柄を拘束されたままサウザンドサニー号で「ゾウ」へと送致される。
しかしぐるわらの一味が付いた時には、四皇「百獣のカイドウ」の部下「旱害のジャック」の撒き散らした毒ガス兵器(勿論シーザーの作った物である)で壊滅させられており、チョッパーやサンジに脅される形で無理矢理中和・解毒に協力させられてしまう。
その後ビッグ・マムの追っ手がゾウに着いたことで、サンジと共にカポネ・ベッジに捕まり、ビッグ・マムの本拠地であるホールケーキアイランドに護送されるハメになる。


その後ビッグ・マムに研究の進み具合を問われ、パンクハザードの研究所が破壊されたことを口実に「巨人薬」を作ることは不可能だと誤魔化そうとしたが、ペロスペローの能力によって既にパンクハザードと同じ研究所が造られ、さらに彼に自分の心臓を握られていることから逆らえない状況に陥り、2週間以内に研究を成功させないとキャンディ人形にして舐め殺すと脅される。その後、監視を引き受けたベッジが心臓を手にしたため、ファイアタンク海賊団に嫌々協力することになり、ルフィ達とベッジが手を組んだ時には兵器担当と脱出担当としてビッグ・マム暗殺計画に加わる。ちなみにルフィたちと再び顔を合わせた時には”ギャングスター”「ガスティーノと名乗っていた(もっとも笑い方がシーザーそのものだったのですぐにばれたが)。

お茶会では彼の兵器をビッグ・マム暗殺に使用するが、マムの咆哮に耐え切れず失敗。ヴィンスモーク・ジャッジとは知人らしくお茶会からの脱出にあたって彼から指図された際は「高飛車は変わらない」と不快感をあらわした。
その後、ベッジに心臓を返してもらった後は麦わらの一味ファイアタンク海賊団と別れる。以後の消息は不明。

余談

シーザーを演じている中尾隆聖氏は『ONEPIECE』に映画版含めて幾度か出演しているが、このシーザー役で初めて原作登場キャラを演じている(後はアニメオリジナルキャラ)。

関連項目

ONEPIECE マッドサイエンティスト 
パンクハザード 
茶ひげ モチャ
モネ ヴェルゴ ベビー5 バッファロー ドンキホーテ・ドフラミンゴ
世界政府 ベガパンク ヴィンスモーク・ジャッジ
カイドウ ビッグ・マム
トラファルガー・ロー カポネ・ベッジ
涅マユリ:同じくジャンプ作品のマッドサイエンティストで中の人も同じ

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