概要
黄道十二星座の1番目で、英名はAries。黄道十二宮では白羊宮と呼ばれる。大体3月21日~4月19日生まれが当てはまる(年によって異なる)。
α星ハマル、 β星シェラタン、γ星メサルティム、δ星ボテインで構成される鉤型の星座であり、他の黄道十二星座と同じく、トレミーの48星座の1つ。
別の天文学では馭者座と被る(詳細募集)。ギリシャ神話では、振り返りながら走る牡羊の姿に見える事から、それに準じた神話になっている。
神話
ボイオティア王アダマスにはプリクソス王子とヘレ王女という子があった。
兄妹の母ネペレは、アダマスがイノという女に心奪われたので追放されてしまった。
継母となったイノは、兄妹を憎んで神々への生贄を口実に殺そうと謀る。
我が子の危機にネペレはゼウスに嘆願し、これに応えたゼウスによって一頭の牡羊が送られた。牡羊は黄金の毛皮を持ち、兄妹を背に乗せて空を飛び去った。
遙か空の上の旅で子供たちは疲弊し、渦巻く海峡の上でまだ幼いヘレは目眩を起こす。
助けようとしたプリクソスの手も届かず、ヘレは海原に落下して消え去った。
プリクソスは黒海の対岸コルキス国にてアイエテス王の婿となり、
黄金の牡羊はゼウスへの生贄に捧げられた。これが天に昇って牡羊座となった。
また黄金の毛皮はアイエテス王が秘蔵し、深い森の奥にて眠らぬ竜に守らせたという。
後に英雄イアソンとアルゴー遠征隊がこれを求めて旅立つ。
なお、ヘレニズム時代に「黄金に輝く羊の星座なのに、明るい星が無いのは、毛皮を剥がれた状態で天に上げられたからだ」と云う説が有ったが、現代ではモフモフの状態で描かれる事が多い。
黄道十二宮の特性
属性は火属性。
太陽星座では、情熱的で新しい物好きな開拓者であり、高い行動力を武器に何事にも果敢にチャレンジする挑戦者。リーダーシップにも優れ、自ら率先して物事に対処する。ただし、嘘をつくことは苦手。
それだけに行き当たりばったりに陥りやすく、周囲を振り回すトラブルメーカーになる可能性もある。
一方月星座では、自分が動けば周りが動く事を過信し、他人の話に耳を傾けなくなる他、他人の欠損が気になってしまい攻撃的になる特徴がある。反対に自分の欠点を突かれると反抗してしまう他、下手をすると取り繕うために嘘で身を固める危険性も含む。
頭に影響のある星座であるため、脳の血管に関わる病気になりやすい他、精神面では双極性障害になる可能性もある。
関連キャラ
聖闘士星矢
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関連イラスト
関連タグ
十二星座 | 牡羊座 牡牛座 双子座 蟹座 獅子座 乙女座 天秤座 蠍座 射手座 山羊座 水瓶座 魚座 |
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白羊宮 Aries/アリエス/エアリーズ
牡羊 羊/ひつじ ♈
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