「正直に言いましょう。私は嘘つきなのです」
概要
CV・安元洋貴
機動兵器アリエティスを駆る謎の男。ガイオウがインサラウムを滅ぼした後、突如として姿を現した。
それ以降はクロウの前に現れ、巧みな嘘をついて彼を困惑させていく。
局地的な次元震を起こす事が可能で、次元獣やヘテロダインを呼び出した事もあった。
名前の由来は『I'm Liar(アイム ライアー)』、つまり『私は嘘つきです』。名は体を現すとはよく言ったものである。
なお、彼のセリフから聞いてとれるように、彼も何から何まで好き好んで全て嘘をついているわけではないらしく(「己の感情すら偽らなければならない」という発言)、また感情が高ぶると「青い雲、白い空」などといった支離滅裂な発言をしたり、急に意味不明な呪文らしきものを唱えだしたりと、とにかく真面な会話ができなくなる。
それは、彼が持つスフィア(アサキム曰く、偽りの黒羊)に原因があり、嘘をトリガーとするそのスフィアに初登場段階からかなり取り込まれており、真実を話したり正しく発言したりすることが困難になっていたことも原因となっている(ただし、支離滅裂なセリフの中に、参戦作品に関する重要な事象や存在、ネタバレが散見している上、終盤で彼を撃墜した後の言語にすらならないセリフ内に、プレイヤーへの健闘を称えるメッセージが隠されているスタッフの遊び心がある)。
容姿
銀髪か灰髪の少しボリュームのある短髪に左水色右赤紫色を目をもつヘテロクロミアが特徴の男。
そして…(再世篇ネタバレ注意)
アサキムにスフィアを狩られ死亡したと思われたが、スフィアの力でその死すらも偽り、生きていた事が発覚(ただし、この能力は偶然発動したらしい)。アークセイバー団員『ケビン・マクラーレン』という嘘の経歴を使ってインサラウムに潜伏し、ZEXISとの戦いでわざと捕虜となって情報を提供した。
(インサラウムの人物の名前にあるとある共通項を知っていると、違和感バリバリだったりする)
そこで集めた次元力でZEXISとZEUTHの多元世界を繋ぎアンチスパイラルの人類抹殺プログラムを発動させ、バイアランやゲルズゲーなどのZEUTHの多元世界に存在したMSをアロウズに提供したのも彼の仕業である。
また、ゼロレクイエムを始めとする嘘に満たされた世界は「偽りの黒羊」にとって最高の舞台であり、前述したように自らの死や姿を偽り、更には大量の自分を生み出したり等の能力を発揮している。
本人曰くスパイラルネメシスと共に来る何かが目的だったようだが、アサキムの持つ知りたがる山羊のスフィアによってその根っこの見栄っ張りな本性が明らかになる。
その本性(再世篇ネタバレ注意)
スフィアに覚醒する前の名はハーマル・アルゴーと言い、
スフィアと思わしきオーパーツを研究していた平凡な人物で自らの破滅に怯える臆病者であった。
彼の虚栄心がトリガーとなり、「偽りの黒羊」のスフィア・リアクターとして選ばれる事となる。
…で、オーパーツに関する分析データのまとめの提出を(手に終えなくて)遅延していた作中の回想シーンから、動画で彼が出てくると「ハーマルくんレポートはよ」と急かすコメントが出てくる。
その後(天獄篇ネタバレ注意)
再世篇で完全に死亡したが、魂はスフィアに宿ったまま眠っていた。その後、天獄篇での最終決戦で至高神Z撃破後の超時空修復時に覚醒。時空修復に力を貸し、その後新たな地平へと去っていった。
エンディングではスフィアの呪縛から解き放たれ、クロウ達と会話をしているが、バルビエル・ザ・ニードルと共に語りかけていたためランドから「どうも不安になる」とツッコまれてしまった。
実は天獄篇に出ることはガッツリ示唆されていた。
実は再世編の撃墜時のセリフは…
「かklい;sしpwさ:おwろdまじね! しjhすgdがくcxよ;qいくhhも!」(ゼロレクイエムルート)
「ヤghりytな;レwがqsさxのzcあmjプpみとkkイんhうー!」(黒の騎士団ルート)
となっている。
因みにどちらも原文ママである。
ちなみにこれを英字や記号を除いた上で入れ替えると…
「じかいさくもよろしくおねがいします!」
「プレイヤーのみなさんありがとう!」
となっていたのだ…。
注意
普通にアイムで検索すると、海賊戦隊ゴーカイジャーのアイム・ド・ファミーユも
一緒に出てくる事があるので注意しよう。