以下ネタバレ注意
人物像
声優:小林沙苗
引っ込み思案で気弱な女性だが、国を何とか盛り立てたいという思いから、アイムやカルロスの口車に乗せられ「プロジェクト・ウズメ」を実施。
ガイオウの復活と引きかえに祖国を滅ぼしてしまうが、アイムらによって新帝国インペリウムの筆頭政務官に任じられる。
その後は次元獣やガイオウの圧倒的な力をバックに世界各国への侵略を始め、その性格も以前とは打って変わって傲慢で冷徹なものへと変わっていく。(以上ウィキペディアより)
名前はシオニズム(故郷回帰主義)から取られていると思われる
性格や言動から最初は、周囲の押しの強いキャラ達の言動や行動にオタオタしている様子が目立っていたが、「プロジェクト・ウズメ」完遂以降に次第にキャラが変貌してゆく。
上記に冷徹とあるが、取る行動は過去の逆恨みを晴らすものや八つ当たり染みた物が多く、癇癪やヒステリーのような感情優先の行動が目立ち、ゲーム内の説明でも「張子の独裁者」と書かれてしまう始末。
もっとも、当初から残念な人スメルはダダ漏れだったが……
冷静に考えれば「弱冠25歳で一国の外務大臣を務めていた」というあたり、恐らく相当なエリートだったのではないかとも取れるのだが、作中あまりにもどうしようもない描写ばかりが目立つせいで、ファンからは「こんな奴を要職に置かないといけないぐらい、リモネシアは人材不足だったのではないか」という意見すら…………
また、公式サイトに(現状)無い上に攻撃時のアニメーションでも全身が写されることはなく、同じオリジナル女性キャラのマルグリット・ピステールのほぼ全身アニメーションを伴う攻撃と比べ扱いの悪さが目立ち、これがまたシオニーの不遇さを物語っている。
公式の全身イラストがみたいなら攻略本を購入しよう。
破界篇での月面における決戦でグレート・アクシオンと運命を共にしたと思われたが、再世篇では彼女にそっくりな(というかまったく同じ顔の)『お姉ちゃん先生』と呼ばれる人物が登場(15話隠しアイテム習得時<この時はお姉ちゃん先生と言う名は出ないが、エスターが「どこかで見たことがある」と言う>&45話で普通に<この時に子供がお姉ちゃん先生と言う>)する。
時獄篇には登場しないが、天獄篇で(今度はシオニー本人名義で)再登場し、生存が判明。ガイオウに救出されていたらしい。破界篇での暴走についてはきちんと反省していたらしく、「自分の守りたいもののために戦っていたつもりだったが、力に頼った独りよがりだとわかっていながら、その力に溺れてしまった」とヴィルダークに語っている。その後は教職に一生を捧げ、表舞台に出ることはなかった。
ファンサイドの反応
性能面で言ってもラスボス寸前の中ボス的な配置の割にHPが高いだけであとは正直微妙なので、一方的に取り囲まれて延々と嬲り殺しにされる事が多い。
パイロット能力を見ても「底力L8、闘争心、戦意高揚、気力限界突破」とやけに勇ましいスキルが充実しているのだが、彼女の場合は闘志に満ちていると言うよりも神経を切り詰めるような思いで無理矢理自分を奮い立たせているようにしか見えない。
それがいいというコアなファンも多く、
「シオニーちゃんを土下座させたい」
「シオニーはすげえ苛めたくなる」
「トイレ急いでるシオニーちゃんを男性トイレに誘導してやりたい」
「世界征服寸前のところでシオニーちゃんをグレートアクシオンから放り出したい」
「シオニーちゃんと桃鉄やってリモネシアを独占してからキングボンビーにリモネシア壊滅させてやりたい」
「シオニーちゃんと早起きしてタケノコ掘りに行きたい」
などなど様々なコメントが書き込まれた。
また、願望が肉体的な虐待を伴うか否かでシオニスト(シオニーを愛する紳士淑女の集まり)の間で派閥を産んでいる。
もう訳が分からない。
攻略本発売まで全身イラストが公開されていなかったため、「仕方ないので全裸にしました」という流れからエロ絵が多くなってしまうのは仕方ない事。
汝に罪無しビッグオー。
ついでに、何故か小豆色のジャージを着ているイラストも多く、それがまた妙に似合っている。
ちょっと範馬勇次郎的に乱暴でズレてるけど悪意はあんまり無いトップ、斜め上に突き抜けた奇人変人である昔からの同僚×2、トップに心酔してて変な威圧感のある新しい部下、複雑な事情で席を同じくしているそのまた部下といった面倒臭い面子に挟まれた苦労人ポジション……と思いきや、彼女も彼らに同じかそれ以上に迷惑をかけている印象が強いため、あまり同情はされてない。
ドSホイホイというよりは、シオニーを見ている人がSに開花してしまうというのが正しいと言える。
(かと言ってシオニー本人は別にMなわけではなく、むしろしきりに「私に土下座しろ!」と喚いているので本人はSであろうとしている。全ッ然上手くいってないわけだが。)
その苛めてオーラは吉田戦車のいじめてくんにすら匹敵する。
ちなみに、杉田智和はシオニーの中の人に「アクエリオンでシオニーを落とす」と宣言して「ひっ、なんで?」と言わせたことがあるらしい。