金がない…
基礎データ
誕生日 | 10月21日 |
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年齢 | 22歳 |
血液型 | AB型 |
異名 | 100万Gの男 |
声優 | うえだゆうじ |
※ちなみに上記のデータはゲーム中のデフォルト設定のもの。
名前は変更可能だがここではデフォルトの名前で説明する。
概要
青よりの黒髪の癖っ毛気味の髪型とタレ目な紫色の瞳、緑色のコートが特徴の青年。
設定年齢22歳だが、過去の経歴からか精神年齢は実年齢より大人びている。
クールを装っているが、義理人情を重んじておりこう見えて熱い激情を心に秘めている。
ただ、外見と言動が本人の本質とマッチしてないせいか、いろんな人から「軽くていい加減な人」と思われる時がある。
父親と対立し家から飛び出し、軍に入隊。入隊先の特殊部隊「ファイアバグ」の非人道的な任務に嫌気が差して退役。その後、病死した父親の莫大な借金を背負い込むことになり、借金を返済するために若干の紆余曲折を経てブラスタのテストパイロットに就任し、データ収集などで借金を返済していく形で戦場に赴いていくことになる。
その時の初登場第一声がいきなり「金が無い…」というものだった。
軍での経歴が気に入らないためか、あまり過去のことを話そうとはしない。
だがしかし、体に戦い方が染み付いている様で破界篇の『対決!マーズとマーグ!』の肉弾戦ではシステマの体裁きを披露、竜馬を感心させている。
万年金欠であり、大金を目にして狂乱!するシーンがあったり、それに連なってもっと恐ろしい物の片鱗を味わったりと、コミカルな言動が多い。
言っとく。犯罪は俺の主義に反する
守銭奴ではあるが犯罪はしない主義とも公言しており、誘拐や強盗など汚い手段を用いた金儲けは決してしないなど、金にはうるさいが強欲な金の亡者では決してなく、ファイヤバグで表舞台に出ない裏の仕事をこなしてきたためか、名誉や名声にもさして興味は無い。
仲間内曰く「勢いで突っ込んで行って後で落とし穴に気が付くタイプ」らしい。
また、真面目で律儀な節もあり、背負う必要もない借金を背負ったり、「踏み倒し方を教えてやる」という仲間からの提案も拒否していたりと根はしっかりしている。
マッチョが好みってわけじゃねえんだぜ…
しかも嫌いと公言しながらも普通に女性を気遣い応対し、好感の持てる女性には「いい女」という評価も普通に出しているその姿から、「まんじゅうこわいみたいなものではないか?」と突っ込まれる始末。
なんやかんやで劇中でトライア・スコートやエスター・エルハス、マルグリット・ピステールといった女性達とははそれなりに良好な関係を築いておりフラグを立てている。
が、彼女たちと本格的な恋愛関係に自分から踏み込もうとするわけでもなく、むしろそういう方向に話が進むのを避けているフシがある。
そうした点を鑑みると、彼の『女嫌い』は……
『女性そのものを嫌い厭う』のではなく、
『女性と係わり合いになった際についてくる面倒くさいトラブル』=いわゆるひとつの『女難』を嫌っているものとも考えられる。
ちなみに第2次Z再世篇のEDにおいて
「ZEXISは、いい女が多かったからな…ふらりと入ったラーメン屋の一杯がまずかったからって、世界中のラーメンを否定する事はないか…」
とも発言していることから、クロウのこの『女嫌い』は、かつて所属していた『ファイアバグ』の隊長ことマリリン・キャットとの因縁の中で醸成されたものと思われる。
また借金生活なのかよぉぉぉっ!!
物語の途中で一度は完済したのだが、
その直後にあることが原因で結果的に最初の額のほぼ倍の借金を新たに背負う羽目になった。
いきなりとんでもない額の借金を背負い、さらに途中で倍額背負うことからか、
一部では「シャッキング・クロウ」「苦労さん」などと呼ばれているとか。
再世篇にて、分かる人には分かる中の人ネタをやっている(中身を言うと機動戦士ガンダム00のビリー・カタギリに会ってみたい<会えてはいないが>というもの本作ではビリーにはボイスが無いのでわかりにくいが両者とも同じ人である)
時獄篇には登場していない。
だが、トライダーの出撃に100万円もかかると告げられた際にワッ太が「ひゃくまんん!?!?」と叫んだ次の瞬間や、赤木が「かつて借金返済のために戦っていた人もいた」ということを言っている途中で頭痛に襲われていた。これは、クロウ達時獄篇に出ないメンバーが時の牢獄の向こうにあるもうひとつの地球に集められた上で、残ったメンバーは彼らの記憶を封印されてしまったため。そのため時の牢獄が崩壊した天獄篇からは登場する。
ちなみに終盤でトライアがビリー・カタギリとミーナ・カーマインとの会話中にビリーの声を聞き、いい声してる。と反応する中の人ネタを持ち出してきている。
余談だが、こちらでも、ビリーには声が無い。
ちなみに、初代Zでピンチの時にかかるBGMに「崩壊方程式」があるが、第2次Z以降はクロウの借金が増えるときにも使われるようになり、天獄篇に至っては借金が増えるときにしか使われなくなってしまった。そのため「借金のテーマ」というあんまりな異名があったりする。
搭乗機
・ブラスタ(破界篇・再世篇)
・リ・ブラスタ(再世篇)
・リ・ブラスタT(連獄篇・天獄篇)
ゲーム中の能力
初期状態から援護攻撃LV2と連携攻撃(援護攻撃が必ずクリティカルになる)を習得しているため
撤退する敵を倒す際の援護担当として活躍出来る。
また、獲得資金が増加する強運も所持しているためボスクラスの敵へのトドメも任せられる。
更にエースボーナスでもさらに獲得資金強化ができるので資金の稼ぎ役としては一級品。
(※精神コマンドの「幸運」「祝福」とは重複しないため注意。)
育成は援護攻撃回数を増やす為に「援護攻撃」の追加習得や、SRポイント(熟練度)獲得のために
「連続行動」や「ダッシュ」の習得などが候補に挙げられる。(破界編に限り、SRポイントを獲得しても物理的なメリットや特典は一切ないので無理に狙う必要はない。どちらにしても狙わないのであれば不要ならカットしてもいい。)
他には後半からボスが「能力半減」や「行動不能」など嫌らしい効果を持った武装を使ってくるため、保険として「精神耐性(上記の状態異常効果を受け付けない)」を取得しておくのも悪くない。
ちなみに、誕生日の星座と血液型によって精神コマンドが決定するのだが、
デフォルト設定の星座と血液型では精神コマンドが「気合」、「脱力」など若干癖が強いものがあり、できるなら別の星座と血液型に変えたほうがいい。
(※「勇気」や「熱血」「魂」など汎用性の高い良精神コマンドはおおよそすべての組み合わせで最低一つ取得可能。なお「集中」はすべての組み合わせにおいて最初から使用可能。)
関連イラスト
関連タグ
トライア・スコート エスター・エルハス マルグリット・ピステール
アイム・ライアード アサキム・ドーウィン マリリン・キャット ユーサー・インサラウム 尸空
貧乏くじ同盟
以下、ネタバレを含みます
ブラスタに搭載されているVXの正体は「揺れる天秤」のスフィア。
当初は迷いが関係していると思われていたが、正しくは迷いの中でも決してぶれない確固たる意志が引き金となっている。
それを端的に言い表しているのが「天秤は揺れど、支点は折れず」である。
スフィアに取り込まれると一つのことに徹底的に打ちこむ反面、
他のことが意識からはじき出されてしまい、ほかのことが目に入らなくなってしまう。
正気に戻すには、執着している「一つのこと」以上に執着している物を持ち出し、一旦意識を逸らす必要がある。
ユーサー・インサラウムの「尽きぬ水瓶」のスフィアとは相互に相性が良く、限定的ながら事象制御をも可能とする。
なお、このスフィアはエルガン・ローディックがカルロスに渡し、スコート・ラボに持ち込まれたものだが、大元はADWにあったもの。クロノ保守派が所有していたものをエルガンが奪取し、カルロスを介してスコート・ラボに渡されたというのが事の真相。サード・ステージに至ることで、物事の本質を見抜く意志の力を発揮することができる。