曖昧さ回避
- 『ブラッドラッド』の登場人物、ブラッズ×スタズのカップリング。→ブラスタ(ブラドラ)
概要
アクシオン財団傘下の研究施設、スコート・ラボで開発された対次元獣用兵器・DMバスターの1号機。
コードネームは「ナンバー0(ゼロ)」機体のベースはアクシオン製の機動兵器だが、未知の敵と言える次元獣の撃破、および情報集積用に開発されたため、他のアクシオン製機動兵器とは一線を画するスペックを持つ。反面採算度外視で開発した機体である上、原動力となるVXがほとんど未知の物体であることもあり、ロールアウト当初は量産の目処は立っていなかったが、破界事変での戦果が認められ、スコート・ラボの独立に伴って量産型が開発されているようである。
戦闘データ収集のため、そして本人の100万Gの借金返済のためクロウ・ブルーストが本機のテストパイロットとなる。
量産試作機⇒ ブラスタEs
後継機⇒ リ・ブラスタ
装備
AX-55 EAGLE(電磁加速式ガンランチャー)
アクシオン製の最新火器。カードリッジの換装により多彩な運用が可能となる。捕獲用のEMネットや銃口からビームが発生するスパイカー、精密狙撃を行う際にはバレルを換装することもできる。高い汎用性を持ち、武装をこれに集約することで機体の重量軽減、機動性確保にも一躍買っている。
ただし、逆に言えばこの武装に機能が集約されているということはこの武装を何らかの事情でロストするようなことになればとたんに戦闘力がガタ落ちするという欠点を抱えたもろ刃の剣でもある。
バンカー
表面にフィールドを発生させることで攻撃を減退させる効果を持つシールド。このフィールドを利用し格闘武装としても使用できる。また本体基部を残し射出が可能。アンカーとなっており回収できる。
VX(スフィア)
本機の原動力となっている物質。高エネルギーが得られる事意外はなんら判明していない。しかしクロウがブラスタで戦闘するうちに制御・応用ができるSPIGOT(物体の移動と変換のための空間確率領域干渉器)という円盤状の武装が追加された。リング外側からはビームエッジ。内側からはビームを収束、発射する機能がある。なお今作で見られる性能は一部にすぎず、VXの解析が進めば更なる応用も可能とされる。
VX自体はおそらくブラスタの胸部のクリスタル状のパーツに内臓されているものと思われる。そのためか胸部からビームを発射することも可能。
アサキム曰く「揺れる天秤」であるクロウの精神的揺らぎが発動のなんらかの鍵を握っているものと思われる。
武装
- EAGLEショット
- クラッチ・スナイパー
再世篇では一発で敵を撃ち抜くようになった。
- バンカー・ブレイク
- ベイオネット・スパイカー
必殺武器・特殊戦術
- ACPファイズ(アサルトコンバットパターン・ファイズ)
本来ならば複数機で行う戦術なのだが、それをたった1機でやってのけてしまう辺り、クロウの技量の高さが伺える。
演出の長い攻撃であったため、再世篇で修正を受け演出が高速化した。
- SPIGOT-VX(格闘)
- SPIGOT-VX(射撃)
ゲーム内におけるブラスタ
今作では主人公、および主人公機選択がない代わりに、パイロットは誕生日と血液型により精神コマンドを、機体は1話終了後に射撃型・格闘型を選択できる。
それにより攻撃面では運用が大きく変化する。クロウが初期から援護攻撃をもつため射撃型の遠距離攻撃は援護の際に大きな力となる。反面ブラスタの高い運動性、移動力を活かし格闘型となり敵陣に切り込むことも可能。
防御面は運動性も良好、加えてシールド防御が可能なのでよほど迂闊に動かなければそうそう落とされない。
主人公機なのでほぼ全話使用可能な上強制出撃も多いので、主力で使うのであれば運動性と武器はきっちり強化しておきたい。1話終了後の選択以降、射撃・格闘を切り替えることはできないので自分の戦術にあったタイプを選ぼう。
再世篇では射撃型・格闘型が統合されたような性能となっており、SPIGOTも格闘版と射撃版の両方が使用できる。