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ジェニオン

じぇにおん

ジェニオンとは、ゲーム「第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇」に登場するロボット、同作の主人公機である。
目次 [非表示]

概要

並行世界を股にかける企業「DEMコーポレーション」が開発した機体。型式番号DEM-03。

機体名称は黄道十二宮の一角であるジェミニ(双子座)に由来する。


次元力利用機動兵器「DEM(ディメンション・エナジー・マシンナリィ)」シリーズの試作機であり、異次元空間でのテスト運用中に次元震に巻き込まれDEMコーポレーションのエージェントロボ「AG」と共に地球へ現れた。

次元力を動力源として環境を問わず常に最大のパフォーマンスを発揮出来る究極の汎用機を目指し開発されており、戦術システムを兼ねた次世代型次元力制御機構「TS-DEMON」や防御機構「D・フォルト」などを搭載している。

パイロットはヒビキ・カミシロ及び西条涼音

パイロットの呼びかけに応じて機体をパイロットの下へと転移させる機能や、登録パイロットの心象に応じたデザインのパイロットスーツを着用させる機能、感情を物質化したZチップの生成など様々な機能を有する。


なお、本来は一人乗りの単座であったが、後にスズネがサブパイロットとして乗り込むことになったため、以降はこれを複座に改造して運用している。ただし、ヒビキがスズネを肩車するような形で乗り込む為、コックピットレイアウトはそれほど広くはない模様。


GAIモードで次元力を取り込む事によって強襲形態であるジェニオン・ガイに変形する機構を有しており、GAIモード時は機体の戦闘能力自体が高まり、大型複合兵装「ビルレスト」を用いての連続攻撃も強力であるが、搭載しているTS-DEMONで処理できる次元力に限りがあるためGAIモードの限界時間は1分程度と短い。

ジェニオンの武装はこのジェニオン・ガイの外装部を構成するパーツであり、出力不足によって稼働させる事ができないパーツに武装ユニットやブースターとしての機能を組み込んだ上で背部へまとめられている。

後にガドライト・メオンサムジェミニアから「いがみ合う双子」のスフィアを強奪し、これを搭載。スフィアの膨大なエネルギーソースによってGAIモードの時間制限が解消された。


その正体は、ジェミニアに搭載された「いがみ合う双子」を強奪し、これを運用する為に建造したジェミニアのレプリカである。ジェニオンの動力源たるTS-DEMONも、「いがみ合う双子」の性質をコピーした人造スフィアの一種である。

ジェニオンがGAIモードとノーマルモード二つの姿を有しているのは、TS-DEMONを用いてGAIモードを起動させた際の出力系の不安定さを解消する為と、ジェミニアを保有する惑星ジェミナイの生き残り達に対して警戒心を抱かせない為の意味合いがあった。それ故にGAIモードを発現させた当機に対するジェミニスからの反発は激しい。

また、本来のパイロットもヒビキではなく、彼の通う陣代高校でスカウトする予定の別の人間であった。


武装

ニトロパイク

両肩に内蔵された機銃。CIWSのような高い連射性能はなく、ビームライフルなどを持たない本機体の手持ち火器の代用品だろう。

威力はジェニオンの装備の中で一番低いが、射程が1~6と扱いやすいものとなっている。

但し、その分移動後には使用できない。

アシスト武器なのでサブ機としてチームを組んでいるときは割と目にする。


インパクトダガー

サイドスカート内部に格納されているエネルギー刃を持ったダガーナイフ。よーく見ると、一度斬り付けた後に空いた方の腕で2連撃を見舞っている。

ヒビキの体術にかみ合う装備だが、威力はニトロパイクより100高い程度。

総合的な機能はニトロパイクより命中精度が少し高く、射程が半分で移動後使用可能という程度の差しかなく、好みや状況に応じて使い分けることができる。


Dソリッドパニッシャー

背中にマウントされたエネルギー砲「パニッシャー」を両腕に装備し、敵周辺に牽制弾をばら撒きつつ接近し、最後に近距離からチャージしたエネルギー弾でとどめを刺すという内容の攻撃。

この「パニッシャー」は本体と常につながっているのではなく、背中から外して両腕に装備するまでの間は宙に浮いている。つまりサイコミュ兵器に近い兵器。

そのため、サイコミュ兵器のようにオールレンジ攻撃も可能。

ヒビキがデフォルトで「サポートアタック(再攻撃以外の援護攻撃がクリティカル確定)」を覚えており、エースボーナスでも1.1倍の最終補正がある為、数値以上のダメージをたたき出す事がある。


アクセルグレイヴ

メインブースター内部に格納されている薙刀「グレイヴ」で敵部隊を切り刻む全体攻撃技。

「グレイヴ」本体にもスラスターがついているらしくこれによりさらに加速して攻撃力を上げることができる。

二つのグレイヴは柄尻部分で連結可能。


ストームブリンガー

ジェニオンの出力を最大にし、圧倒的な機動力と多彩な武装で波状攻撃を仕掛ける。

二人乗りによるサブパイロットの補助を想定した攻撃フォーメーションである為、ヒビキとスズネの二人が揃っていなければこの技を使うことはできない。

分離した「パニッシャー」で攻撃を仕掛けつつ自身も肉薄、体術を駆使しつつ振り向きざまに直接「グレイヴ」を突き刺し、そして回収してもう一方の「グレイヴ」と合わせて切り付け、最後に両腕に装備した「パニッシャー」をありったけ叩き込む。

トドメ演出ではその後爆炎の中に突っ込み、両掌に集めた次元力を敵機に叩き込み破壊する。

地味にお披露目時とそれ以降ではカットインの内容が少し違っている。

射程が2ある為、プレースメント補正を生かしたフォーメーションも組みやすい。


グリーフパニッシャー

天獄篇に於いて追加される連続攻撃技。ヒビキ自身が、仲間達との特訓の末に編み出した攻撃パターン。

連結したグレイヴをブーメランのように投擲し、これを牽制として放った後に接近し、格闘戦を仕掛けつつ、パニッシャーによる砲撃によってグレイヴの投擲軌道へ敵を放り込み、ヒビキの特殊能力であるブーストアップを以って高速連撃を叩き込む。


関連項目

第3次スーパーロボット大戦Z ヒビキ・カミシロ 西条涼音

ジェニオン・ガイ

ヴェルトール










以下の記述は、第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇のネタバレを含みます。





その正体は、ジ・エーデル・ベルナルが、原初の高次元生命体「御使い」に対抗する為にカオス・レムレースをベースに再設計・小型化した機動兵器である。

AGの正体も複数のジ・エーデルの人格の集合体であり、ジェニオンの型式番号のDEMも「Diabolus Ex Machina」すなわち「機械仕掛けの悪魔」を意味している。その為、DEMコーポレーションという企業もディメンション・エナジー・マシンナリィの試作機というジェニオンの立場もAGによって作られた架空の設定でしかない。


過去にジ・エーデルが開発したレムレース試作型(DEM-00)、レムレース(DEM-01)、カオス・レムレース(DEM-02)の系譜に属する機体であり、ジ・エーデルの目論見では、幼生にあたるジェニオンからサナギ状態のジェニオン・ガイを経て、いがみ合う双子のスフィアを奪い成体に相当するジェミニオンへ至る予定であった。

当初はいがみ合う双子のスフィアを起動させるに足る相反する人格の持ち主として、ジ・エーデルの一人である「アムブリエル」を内包していた事から西条涼音がパイロットとしてスカウトされる予定であったが、トラブルからヒビキの手に渡り、彼によって運用された。

その後、偶然にもスズネがジェニオンに乗り込んだ事を契機に、AGはスズネを機体に乗せるべく彼女を丸め込み、ジェニオンを二人乗りの機体として改造するに至る。


しかし、スズネはサイデリアルとの戦いの最中、「怨嗟の魔蠍」のリアクターであるバルビエル・ザ・ニードルの手によってアムブリエルの人格を発露させられた結果ヒビキ達と敵対する事になり、AGはヒビキをリアクターとして成長させるべく計画を修正し、スフィアの反作用によって精神を崩壊させた彼を奮い立たせて出撃させた。

その際、ジェニオンはガンレオンバルゴラリ・ブラスタのデータを元に改修が行われ、ヒビキの覚醒と共にAGが目論んだ本来のジェミニオンへと変貌するが、ヒビキの意思に機体が答えた結果、AGの想定を超えた更なる変貌を遂げジェミニオン・レイとして生まれ変わり、サイデリアルと、それを背後で操っていた御使い達と激戦を繰り広げた。


なおジェミニオン・レイについて、変貌にはヒビキだけでなくジェニオン自体の意志も反映されるとAG自身が発言していた事から一部のプレイヤーからはジェニオンも本来のジェミニオンの姿が嫌だったのでは?という憶測が立つことになった。一応、本来のジェミニオンはアイコンだけ登場するが、そのアイコンは…なんと、あのカオス・レムレース。あんなカオスを体現したような機体では嫌にもなろう…

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