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CV:柚木涼香

人物像編集

主人公ヒビキ・カミシロの通う高校の教育実習生。21歳。

担当科目は現代国語。校内には西条姓の教師が複数いることから、『スズネ先生』と呼ばれており、自身もそう呼ぶよう生徒達に勧めている。

研究学園都市で試験的に導入されている特別教育実習生であり、大学生ながら一年間の学校赴任が認められている。


世話好きで人当たりがよく、加えて美人ということもあって一部の男子生徒から絶大な人気を誇る。


趣味はやはりヒビキと同じオカルトサイト巡り。

彼の小論文がネット上での書き込みと同じ癖がある事を見抜き、彼が同じ掲示板を閲覧する『ナイト』である事に気づく。


学園都市で勃発した戦闘に巻き込まれた事から半分は なし崩し、半分は自分の意志でヒビキと共にジェニオンに搭乗する事になり、彼と彼の学友達が戦闘に参加している事を隠す等、彼らをサポートするようになる。

ジェニオンに乗る際に出現するパイロットスーツの露出度が高い事に不満を持つが、AGの言によるとこれは「自身の心象を形にした」産物であるとの事であり、彼女の心のどこかに当人が気付いていないこれの原因となる性質が存在していると思われる(AGの個人的な趣味の可能性も無きにしもあらずだが…)。

そのためか、戦闘中の台詞で時たま「・・・え!?」と思わず言ってしまうような普段の彼女からは想像できない性格が表に出てくることがある。


また戦闘時は安全性の関係からか眼鏡を外す(衝撃で眼鏡をぶつけて割ろうものなら非常に危険)が、スーツの機能によって視界の空間を歪ませて眼鏡のレンズの代わりとしている。

のちに、Z-BLUEから離脱後に復帰(下記のネタバレの項を参照)してからはコクピット内でも眼鏡をかけている。


時獄篇終盤のアンチスパイラルとの決戦前、彼女自身も4年前に次元転移でUCWADW統合前の世界にただ一人飛ばされて来た事をヒビキに明かす。

関連タグ編集

第3次スーパーロボット大戦Z ヒビキ・カミシロ ジェニオン

以下ネタバレ注意編集

























































第3次Z天獄篇にて、涼音に隠された衝撃的な秘密が明らかになる。


ヒビキは当初、時折別人であるかの様な言動や態度に出るのは、戦闘中のストレスが原因ではないかと思っていたが、実は涼音は、元から『解離性同一性障害多重人格』の症状を患っており、時獄篇で時折見せていた別人の様な言動も、涼音自身が気付いていなかった、内に眠っている『もう一つの人格』によるものであった。

この別の人格は、涼音とは対照的に、極端なまでに自由を望む奔放さ気まぐれさ、攻撃的な性質を持ち合わせており、後に自らを『アムブリエル』…黄道十二宮の中で双子座を司る天使の名を名乗る事になる。


自らがサブパイロットを務める事になるジェニオンも、本来はヒビキではなく、涼音が搭乗する事を前提に開発されていたものであり、その目的はジェミニスのジェミニアから『いがみ合う双子のスフィア』を奪取する事にあった。

涼音がジェニオンの正式なパイロットに選ばれていたのも、『双子のスフィア』の力を最大限に発揮させるのは、一人の身体に相反する二つの人格を内包させている涼音が最も適任者であったからである。更に言えば、このアムブリエルの正体は、『あの存在』と密接的な繋がりがある。

しかし、涼音の元にジェニオンが現れた際、偶然その場に居合わせてしまったヒビキがパイロットとしての登録をしてしまった為に、予定が大きく変わってしまう事になり、AGは涼音をジェニオンに搭乗させる苦肉の手段として、彼女をサブパイロットとして搭乗するよう仕向けたのであった。

ただし、AGはヒビキの中にも双子のスフィアの力を発揮させる可能性を見出していた模様。


第3次Zの中盤にて、アムブリエルの人格に身体を乗っ取られてしまい、アムブリエルはガドライドが搭乗していたジェミニアを駆り、自らの力を最大限にまで発揮させるべく、『双子のスフィア』を狙ってヒビキのジェニオンに襲い掛かる。

しかし、結局アムブリエルはヒビキに敗れてしまい、最後はヒビキを道連れにしようとコロニーレーザーで共に焼かれようとしたが、バナージ・リンクスリディ・マーセナスたちの張ったサイコ・フィールドに救われ、さらにヒビキからどちらで生きるかはスズネと決めろと告げられて、敗北を認める。

最終的には涼音の中に人格は統合される事になった。この際に涼音はテレポート能力を獲得する。


ヒビキと共にジェニオンで戦っていくにつれて、彼を男性として意識していたが、自身が年上である事や生徒と教師であるといった道徳に反する立場の違いから、やはり当初はそれを受け入れる事が出来なかった。

しかし、人格統合後は、アムブリエルの性格が影響したのか、以前とは打って変わって積極的な姿勢を見せており、ヒビキ当人だけでなく周囲も困惑を隠せなかった。

また、決戦後に改めて思いを告げているが、スフィアでの影響によるトラウマからか、本人からはすぐに答えをもらえなかった。


超次元世界の誕生後は大学に戻ったようだが、後に高校を卒業して旅立つ事を決心したヒビキを追ってソーラリアンにこっそりと乗り込み、彼についていく事を宣言している。


ちなみにアムブリエルの正体と解離性同一性障害の症状の点から、本来の人格はアムブリエルの方であり、西条涼音の人格が作られた側である。

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