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多重人格

たじゅうじんかく

一人の人間に二つ以上の人格が存在する精神疾患の一種。
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概要

多重人格の主な原因は、幼少時に受けた虐待や、いじめDVなどの心的外傷(トラウマ)を受けた結果、自己防衛として、自分と全く異なる人格が形成されるというケースがある。
解離性同一性障害(Dissociative Identity Disorder・DID)』ともいわれる。
多重人格は解離性障害(本人にとって耐えられない状況を切り離し、思い出せなくすることで心のダメージを回避しようとすることから引き起こされる障害)の一つで、最も重いものと定義されている(DSM-IV-TR)。

フィクションでは「本人の人格の他にもう一つ」というのがありがちな設定だが、実際は発覚するまでに二桁以上の人格が産まれているのが普通。人によっては三桁になっていることもあり得る。

フィクションでの多重人格

アニメ漫画においては、「眼鏡を外すと人格が交代する」「乗り物に乗ると性格が荒々しくなる」といったものや、「遊☆戯☆王」のように特定のアイテムを入手することで、別人格が芽生えるなどのパターンがある。
ただし後者は「なんらかの理由で全く別人の精神が憑依している」ということが多いため、厳密に言えば多重人格の定義から外れるケースも多いのだが、わりと混同されがちである。

また、「性格」と「人格」も厳密には異なるものであるため、テンションの極端な変動に過ぎないようなものは厳密な意味での多重人格とは異なる。
逆に言えば病的なまでのテンションの変化により性格が別人といえるほどに変わってしまうケースも多重人格と揶揄されることはある。

別人格は便宜上「裏~」「闇~」などと言った呼ばれ方をすることも多いが、中には人格ごとに明確な呼称を持っているパターンもある(レン・エルシ・ジュエリア/ルンなど)。
症状に対する自覚があるかどうかも様々で、もう片方の人格の存在を全く認識してないケースもあるが、途中で気が付く事もある。
自覚がある場合には人格同士で脳内会議する場面が描かれる事もあるが、その絵面が傍目には危ない人に見えるのもお約束である。また脳内会議の様子も遊戯王に代表されるような背後霊状態であったり、会話が聞こえるだけなどバリエーションも豊富である。

なお、真月零/ベクター茅野カエデ/雪村あかりの様な何かしらの工作で性格を演じているだけの場合は当然ではあるが多重人格とは言えない。

精神疾患というよりは、そのキャラの普段の性格からのギャップや体質的特徴を強烈にするため、あるいは一種のネタのような位置付けで設定されることが多い。
また、萌えの一種として描かれることもある。
さらにバトル系の作品の場合には覚醒または決別イベントとして、「片方の人格の消失」や「統合し一つの人格になる」といったケースがたびたびある。

主な分類

1.生まれつきその性格

ウサミミ桃華
ブランちゃんの頭を撫で回したい
究極ゼロ詰め6


→先天性・後天性問わず何かしらの拍子で態度が変わる。キレやすい性格に多い。

2.特定のアイテムの有無による変化

白バイ隊員本田さん


→何の変哲もない特定のアイテムを付けている、または外している時に変わる。勝ち気な性格になりやすい人に多い。

3.不思議な力で人格が変わる

Wブルーノちゃん
ねぷ子とパープルハート


→自身の力や不思議なアイテムで性格が変わる。普段はとぼけているが冷静な性格になる人や普通の人間じゃない人に多い。

4.憑依

W遊戯


→3の亜種で第3者による憑依による影響で人格が変わる。傾向もほぼ同じ。だが、前述のとおり厳密には多重人格とは言いづらい。

5.闇堕ち

憧れたパン
絶対無敵


闇堕ちに関係し性格が変わること。闇堕ちから開放された後にも影響されるかどうかはまちまちで、場合によっては悪の部分が個人として独立することもある。

分類【1】、【5】などの場合で多重人格となった理由が後天的な理由であったときは、精神が二つに裂かれるほどの強烈なショックを受けたことがきっかけということもある。

その他、記憶喪失によって別人レベルで人格が変化する場合もあるが、これだけでは多重人格とはあまり扱われず、ここからさらに記憶が戻った状態と記憶喪失の状態の人格に分かれてから多重人格として扱われる場合もある。

多重人格(二重人格)なキャラクター


関連タグ

二重人格 解離性同一性障害 精神病 発達障害 多重人格探偵サイコ 人格 メンヘラ 変身
ジキルとハイド ISOLA
ダニエル・キイス 五番目のサリー ビリー・ミリガン
NOBELU-演-

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