絢辻詞
あやつじつかさ
主人公・橘純一のクラスメイトで、クラス委員と創設祭実行委員を掛け持ちしている優等生。
勉強だけでなくスポーツも万能。そのうえ面倒見も良いため、男女問わず人気があり、教師からも一目置かれている。
- デアイ
モノローグの時点で既に登場しているが、デアイイベントは必須。
メインヒロインの為か唯一の4パターンのデアイが存在している(4パターン目はクリア後に解放されるが)
デアイ1は休み時間に見つけた進路指導調査を出すパターン。主人公は適当に書いたせいか「面白い将来設計」と驚かれる。
デアイ2は放課後。本屋に寄った帰りに路地裏で荒れてる絢辻さんと出会い一緒に下校するパターン。
強制イベントのデアイ3は進路指導調査の提出を促されるパターン。
クリア後追加のデアイ4は放課後の屋上で黄昏てる絢辻さんを見つけるパターン。この時の絢辻さんの一人称は一度だけわたしの時がある。
主なイベントは姉との出会い、突然空き缶を投げられるイベント、ナカヨシに進む星イベントの出現に関わる放課後の実行委員のお手伝いイベントなど。
星イベントは絢辻さんからお礼としてお弁当を貰うイベント。全て手作りと言うわけでは無く、ナカヨシの会話で絢辻さんが何を作ったか判明する。男子高校生が喜ぶお弁当を作ったのはおそらく姉。
会話イベントでは休み時間に髪を触らせて貰う、放課後に実行委員の買い物を手伝い下校するパターン。
とにかくデアイ次第で清楚黒髪のベタなキャラと感じる事もあれば、何か裏がある主人公に劣らないクセの強いキャラと感じる事もある展開になる。
普段の一人称は私
- ナカヨシ
やはりインパクトがあるのは『...一方その頃』。突然声色が変わり粗暴な口調になるワンシーンはデアイでただの清楚キャラと思っていた人は衝撃を受け、何か裏がある?と感じた人は確信に変わった人も多いはず。
そしてナカヨシ最大の山場は開始早々強制イベントで発生の『絢辻さんの手帳イベント』だろう。
これは偶然絢辻さんの手帳を拾い、中を見てしまった主人公が怖い顔と声の絢辻さんにネクタイを引っ張られながら問い詰められるという絢辻さんの裏の顔を知ってしまうというもの。
ちなみに絢辻さんの見られたくないページは見てなかったと判明すると逆ギレされ、猫をかぶってると見抜かれたら開き直りまた怒られ、最終的には絢辻さんは裏表のない素敵な人です。と復唱させられると言う人によっては百年の恋も一瞬で冷めた。と言う人も居れば、運命の出会いと目覚めた人も多いだろう。
ちなみにこの手帳に書いてある事は作中では不明。絢辻さん曰く「見られたらあたしが学校にいられなくなるような事」らしい。
こうしてあたしの絢辻さんと触れ合う事になった主人公。そんな彼が今までと変わらず接してくる事、自分からはしない、そもそも気付かない事を率先して行う事を不思議に思いながらも、それに気付いているのはあたしだけ。と言う事を告げられる。そして放課後少し話がしたい絢辻さんと一緒に下校する事になり、橘純一があたしに影響を及ぼしてる。と伝えられ、同時に橘純一が居なくなる可能性に不安を覚える事も告げられる。そして告白のような彼女の一言でキスを交わし大きく関係は進歩する事になる。
星イベントは絢辻さんの手帳を絢辻さんが燃やす。と言うもの。そこで彼女の再出発に立ち合い、彼女の奥に居る何かが仄かされる。
会話イベントはキスと下校。キスは2度目からはキツめに断られる。
まったくシナリオに影響は無いが、妙に機嫌が悪い彼女と会うイベントがあり、その時の
絢「おしっこひっかけられたのよ」
橘「え......えぇっ!?だ、誰に?」
と言う変態すぎるイベントがある。
- スキ
ここで他のクラスからの噂(恐らくは黒沢だろう)で創設祭の事をクラスで女子に問い詰められた事に激怒し、ここまで隠し続けたあたしで応戦。その事が原因で絢辻さんはクラスから孤立してしまい、結局クリスマス委員からも外れてしまう。
気にかけたつもりの橘の一言も火に油であり、放課後にようやく互いの言いたい事を言い合い和解する。後日屋上でされたうさぎとかめの話をされる。これは詞と縁に当てはめたモノであり、自分はいないモノのようだった。というもの。
その後は突然「あたしの唇を奪って!」といういきなり過ぎるコトが起き、頑張ってみるから。という一言を残し、どこかへいってしまう(後述)
そして星イベントでクリスマスの創設祭を一緒に回る約束を決め...
会話イベントはキスと下校メロンパン。会話は場所で私とあたしの2パターンになっている。
- スキBEST
絢辻さんと創設際をまわり、バザーでお宝本を妹が売り捌いてる現場に遭遇したり、逃げた先がベストカップルコンテストだったり、その舞台袖の台が絢辻さんの失敗作だったりと創設祭を楽しみ、フォークダンスが始まると校内にこっそり潜入。二人きりのフォークダンスを踊り、創設祭を楽しむ用務員との出会い、打算で動く絢辻さんが実行委員をやった理由を聞かされる。
そして特等席としてツリーを見下ろす教室で彼女の気持ち、わたしの気持ちを伝えられ、それに応えた主人公と制服で抱き合い、自分を偽らなくていい事を言われ「わたし、やっと幸せになれた」と言う一言でエンディング。
エピローグでは学校で一晩を過ごした事が語られる。
- スキgood
特等席まで行くも「もう一度考えて欲しい」と言われ創設祭が終わり、後日告白する。
エピローグでは同棲している姿が描かれている。
- スキbad
デートをすっぽかされ、心を許した相手に裏切られたショックであたしもわたしも封じ込めてしまう非常に重い結末に。
森島先輩、中多さんに並ぶアマガミ3大鬱エンドである。
- シリアイ
絢辻さんの委員のお手伝いがメイン。過労で倒れた絢辻さんのお見舞いから一気に進展。
星イベントは手帳を拾わず穏やかに猫をかぶってる事をカミングアウトされる。
梅原からは「そういう噂がある」と言われる程度にはいい雰囲気になっている。
会話イベントは本屋デートと絢辻さんに背中を貸し、いいムードになる事。
- ナカヨシ
アコガレから入ってもシリアイから入ってもあたしの存在を知っているので大きな違いはない。
橘が秘密にしていた事を知る為に美也をお菓子で買収し、橘の暗い過去を知ってしまう。
その後はまさかの修羅場。橘を狙う黒沢を屈服させる為に橘を連れて歩いたり、橘と親しげな姿を見せつけたりする絢辻さんの怖い部分が多い。
星イベントでは橘をクリスマスに誘う。
ナカヨシエンドでは創設歳実行委員長としてパーティーを回り、仕事を果たした後、校舎にこっそり入り込み、橘の告白を受ける。その時にわたしの存在をほのめかし、告白をOKし、いいムードになった所を実行委員からのプレゼントとして点灯されたツリーの下で抱き合いエンディングに。
エピローグでは子連れで幸せな家庭を築いている。そのため、BESTよりBESTしてるナ○○シエンドなとども。
- ソエン
どんどん距離が遠くなっていき、梅原からも住む世界が違う。言えばみじめになる。と言われる。
ちなみに梅原はどこか絢辻さんの本質を見抜いていたのか「踏み込めば踏み込んだだけ痛い目に遭う」と助言している。
- ぬくぬくまーじゃん
番外編として休日の学校で鉢合わせになった絢辻さんにお宝版を暴露すると言う物語。
当然ドン引き&酷い目に遭わされ、焼却炉で燃やす事に。
一見ネタシナリオにしか見えないが、最後には本編のある一言を回収するやりとりがあるなど本当にシナリオの番外編となっている。
わたしとあたしと私に踏み込んで全て受け入れた唯一の人間。
辛辣ではあるが辛抱強く彼の受験勉強に付き合ったり、なんだかんだ甘やかしたりしている。
恋敵(一方的に思い込まれてるだけだが)であり様々な嫌がらせをされるが寄せ付けられない。
アニメでは公開告白と言わんばかりの行動をするなどかなり敵役としての出番が多い。
実行委員のスピーチは見てられない、器が違う。と散々。
隠しキャラ。もちろん彼女の妨害はあるのだが、どうやってもテキタイにはならない。
他のヒロインだと特定のイベントをこなすとテキタイイベントで返り討ちにしてしまうが、彼女はそんなイベントをしなくとも容赦なく返り討ちにしてしまう。あの彼女が怖すぎる。と言う程。
あたしの唇を奪って!は思いっきり見せつける為である。
実の姉。だが仲はよろしくなく、人前以外ではあの人呼び。
天才的に優秀で天然だが愛嬌のある人間。
縁もどこか踏み込まず、いつもの事だから。と諦め気味。
ただ、大事な所は気付いており、最後は「詞ちゃんのことよろしくね」と橘に託す。
アニメでももちろん登場。SSではナカヨシとスキエンド3種を混ぜ合わせたような展開であり、創設祭実行委員長としてクリスマスを迎え、手帳のシーンは水着とかなり紳士御用達、ある一言であたしを鎖してしまう、そのままラストシーンまで進む。など大きな変更がある。
SS+ではトップバッター。3年生になり、生徒会選挙を黒沢と争う事になり、あのポンプ小屋が出たり、最後は水着で背中を流すと言う甘々なシナリオに。
SS+の森島先輩編では卒業生に送る言葉で告白をした主人公にブチ切れあたしが溢れ出る、梨穂子編では茶道部の準備に完全に付き合い机に突っ伏してるなどギャグシーンが多い。
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