概要
所轄「優等生」と呼ばれる学生は、成績優秀、品行方正、人当たりも良く学校側にも生徒にも人気者という感じである(他にも絶対条件ではないが、容姿端麗、スポーツ万能、生徒会に所属、家が裕福な御曹司・お嬢様、等の要素が含まれる場合がある)。
対して「仮面優等生」は、性根は優等生じゃないのに優等生というステータスの仮面を被って、自発的に演じている者を指す。
仮面を被る目的としては、
- 世間体や内申書などの外からの評価を得るため
- 他人への優越感の為
- 自分の性根(実は自堕落だったり、何らかの悪巧みをしていたり)を隠すため
等が挙げられる。
他人の目がない場所(場合によっては家族にも隠すので自宅とは限らない)では、仮面を脱ぎ捨て本性を表して休むのである。
勘違いしてはいけないのは、他者からの評価を気にするのは誰でも大なり小なりしている事で別に優等生を演じる事自体は悪いことではないことである。
むしろ優等生を演じるために、スポーツ万能で好成績を維持する為に必死で勉強していたり、どんなに嫌な奴とも表面上は笑顔で応対するコミュニケーション能力と忍耐力を持っていたりと、演じるための労力を惜しまない努力家ともいえる。その為仮面優等生は大概はハイスペックなため、仮面を被るにも相応の実力がいる。
ただ努力の方向性を間違っているのが何とも残念なところであるため、無理して体裁だけをよく見せようとするのも考えものである。いくら優等生ぶっても所詮は付け焼き刃なので、ボロが出た時の反動が大きいのもまた事実である。
転校生の場合、優等生にもかかわらず自分にとっては程度が低い学校にもかかわらず野心や個人的な目的の為だけに転校するパターンも見られる(その学校ではトップの成績だが)。
キャラによっては物語中での心境の変化や精神的成長によって仮面を付けるのを辞め自分に正直になろうとする者もいれば、最後まで仮面をつけたまま物語を終える者、化けの皮が剥がれて散々な目に逢ったりと迎える結末は様々である。
主な該当者
女性キャラ
※多分、漫画史上初めて「仮面優等生」という単語が使われたヒロイン
目的 | 世間体と見栄の為 |
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正体 | 自宅では自堕落 |
目的 | 世間体の為 |
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正体 | ドン引きレベルのオタク |
目的 | 世間体の為 |
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正体 | 自宅では自堕落&オタクで何故か外見もミニマム化 |
目的 | 忙しい両親を安心させたいから |
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正体 | 負けず嫌いの塊 |
目的 | 内申点稼ぎ? |
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正体 | 家では下着姿でうろつくほどのズボラかつ腐女子 |
目的 | 解散してしまったバンドを取り戻すため |
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正体 | かなりの腹黒で、目的のためなら使えるものは使う策士 |
男性キャラ
目的 | 世間体と正体のカモフラージュの為 |
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正体 | 新世界の神を目指す大量殺人者 |
目的 | 2つの正体のカモフラージュの為 |
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正体 | 神聖ブリタニア帝国第11皇子「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア」、反ブリタニア組織『黒の騎士団』リーダー「ゼロ」 |
桐谷修二(野ブタ。をプロデュース)
目的 | 人気者という校内での地位を保つことで優越感に浸る為 |
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正体 | 自分よりも劣る人間を見下す性格 |
今の所、何故か女性はオタクや自堕落系、男性は悪役あるいはダークヒーロー系が多く、全体としては残念という者が多い。
関連タグ
昼行燈:対義語