面従腹背

めんじゅうふくはい

表面的には従いつつも、内心では逆の立場をとること。

概要

四字熟語の一つ。

「表面的には相手に従いつつも、内心では逆の立場をとること」を指す。

基本的に憎悪や下心はあっても、信頼や忠誠などはない。

理由としては

• 全般的に、何らかの利用価値がある。何らかの利益・安全・戦略的優位などにありつける。
• 特定のチャンスを狙う。最重要人物や重要情報へ近づく。
• 相手やその集団・組織への復讐、崩壊を狙う。

…などが挙げられる。

特に一見すると好意的・肯定的な味方に見えるぶん警戒心が薄れ厄介となる。

アニメや漫画で定番となっている、「従順な部下が満を持して裏切る」という展開が分かりやすい例。

また、敗戦などが原因で望まぬ形で新たな支配階層に組み込まれた臣民にもよくみられる。

関連項目

四字熟語　ごますり　猫を被る　イエスマン　忖度　策略

慇懃無礼　本性　本音　下心　裏の顔　偽装　裏切り