概要
通称バカテス。
このライトノベルがすごい!2010で一位を獲得した作品。
原作はファミ通文庫より2007年1月から2015年3月まで刊行された。
全12巻。短編6冊を合わせると全18巻。
コミカライズもされており月刊少年エースにて2009年6月号~2016年9月号まで連載、全15巻。
作画:まったくモー助・夢唄
あらすじ
主人公である人類を超越するバカ「吉井明久」が通う文月学園では「試験召喚システム」を試験的に導入している。
その学校は毎年振り分け試験がありその結果によってクラスの質も大きく変わる。試験を自信満々に受けた明久だが、彼の結果はその中でも最低ランクであるFクラス。
それを改善するには「召喚獣」による戦争「試験召喚戦争」通称「試召戦争」で上位のクラスに勝たなくてはいけない。
しかしその召喚獣の強さは試験の結果により左右される。足が折れたちゃぶ台で学ぶFクラスは最高ランクであるAクラスのシステムデスクまで登りつめることができるのか―――。
主要登場キャラクター
吉井明久(よしい あきひさ)
文月学園高等部年生Fクラス。
本作の主人公。キング・オブ・バカの代名詞である観察処分者に認定されている。
性格は単純・直情的で、友達や弱い者のためなら一生懸命になれる良い意味でのバカであるが、洞察力が鈍く鈍感すぎるため、瑞希や美波の割と露骨なアプローチにも気づかない悪い意味でのバカでもある。
坂本雄二(さかもと ゆうじ)
CV:鈴木達央
文月学園高等部2年生Fクラス。Fクラスの代表を務める不良少年。
準主人公。明久の悪友にして相棒。幼少期は「神童」と呼ばれる程の天才であった。
幼馴染の霧島翔子から日々逃げて耐えている。
姫路瑞希(ひめじ みずき)
CV:原田ひとみ
文月学園高等部2年生Fクラス。
成績優秀、品行方正、容姿端麗、オマケにスタイル良し。
あらゆる面で女性としての魅力があふれんばかりだが、唯一料理の腕だけは絶望的である。
島田美波(しまだ みなみ)
CV:水橋かおり
文月学園高等部2年生Fクラス。
ドイツ育ちの帰国子女で日本語の読み書きが苦手。
性格は勝気で攻撃的で、その牙はほとんどは明久に向けられているが、時々女の子らしい一面を見せる事も。
木下秀吉(きのした ひでよし)
CV:加藤英美里
文月学園高等部2年生Fクラス。
可憐な外見のため女子に見られることが多い(というかほとんど)。
演劇部に所属しており、演技に対する姿勢は真剣そのもの。声真似も得意である。
土屋康太(つちや こうた)
CV:宮田幸季
文月学園高等部2年生Fクラス。
性格は寡黙だが、並外れたスケベ心を持ち本心に実直な行動を取る。
しかし、そのことを隠そうとするひたむきな姿からムッツリーニ(寡黙なる性識者)と呼ばれる。
ウブなため妄想だけですぐに鼻血を出す。
その他登場キャラクター
- 霧島翔子(きりしま しょうこ)(CV:磯村知美)
- 工藤愛子(くどう あいこ)(CV:南條愛乃)
- 久保利光(くぼ としみつ)(CV:寺島拓篤)
- 木下優子(きのした ゆうこ)(CV:加藤英美里)
- 佐藤美穂(さとう みほ)(CV:平田真菜)
- 須川亮(すがわ りょう)(CV:後藤啓介)
- 根本恭二(ねもと きょうじ)(CV:宮崎寛務)
- 岩下律子(いわした りつこ)(CV:平田真菜)
- 菊入真由美(きくいり まゆみ)(CV:中上育実)
- 小山友香(こやま ゆうか)(CV:五十嵐裕美)
- 平賀源二(ひらが げんじ)(CV:岡本信彦)
- 清水美春(しみず みはる)(CV:竹達彩奈)
- 中林宏美(なかばやし ひろみ)(CV:髙山ゆうこ)
- 三上美子(みかみ よしこ)(CV:真中桂子)
- 常村勇作(つねむら ゆうさく)(CV:岡野浩介)
- 夏川俊平(なつかわ しゅんぺい)(CV:小野友樹)
- 新野すみれ(にいの -)(CV:平田真菜)
- 藤堂カヲル(とうどう - )(CV:仲村かおり)
- 西村宗一(にしむら そういち)(CV:大塚明夫)
- 福原慎(ふくはら しん)(CV:津田健次郎)
- 高橋洋子(たかはし ようこ)(CV:かかずゆみ)
- 大島武(おおしま たけし)(CV:田中雅之)
- 島田葉月(しまだ はづき)(CV:平田真菜)
- 吉井玲(よしい あきら)(CV:井上喜久子)
テレビアニメ
1期は2010年1月~3月に、2期は2011年7月~9月に放送された。監督は大沼心、制作はSILVERLINK.。
余談だが1期のED「晴れときどき笑顔」(女子ver.)で登場したのは、何故か姉の木下優子ではなく木下秀吉だった。
関連イラスト
関連動画
1期
2期
関連タグ
暗殺教室:本作と同じくメインキャラ達が学校内における落ちこぼれクラスであるほか、性別という立ち位置にいる人物がいるなど似ている部分が多い
ようこそ実力至上主義の教室へ:内容や設定が一部酷似しているがコメディ要素が薄いため、「シリアスなバカテス」とも。