概要
文月学園高等部2-Fクラス。
黄色く大きなリボンで結えているポニーテールと勝気なつり目、そして鉄壁の胸部が特徴の帰国子女。
吉井明久に好意を抱いており、お弁当を作ってきたりと意外と積極的でお互いに気兼ねなく接することができる異性というとても仲の良い関係である。
明久には本気で惚れているのだが、素直に気持ちを言えない様子。つまりツンデレである。
そのツンが余りあって、明久に関節技をきめたり、手首の関節をはずしたり、膝を反対方向に押し曲げたりしている。
それはもう日常茶飯事で、周りも穏やかに眺めてくれている。
…そしてこれが、現場をおさえた時の写真である。
もうツンデレどころかボコデレの域である。
とはいえ明久も見た目を理由に姫路に対してはお姫様にように扱うのに美波を女の子扱いしなかったり、見捨てたり、囮にしようとしたり、人質を取られても容赦なく攻撃する(日頃の仕返しだったようだが)…と問題があり、容姿を褒めてたり、ドキドキしていたり決して女の子として見てなかったものの、肝心な所で地雷を踏む明久と売り言葉に関節技とばかりに暴力を振るう美波と負の悪循環に陥っている。また美波はお姫様のように扱われる姫路を羨ましく思っていたが、当の姫路はそれを距離感があるとよく思わず、美波のことを羨ましく思っていた。隣の花は赤いとはこのことである。
そして、原作三巻の後半に明久から「好きだからにきまってるじゃないか」と告白メールを貰い、恋仲になる。
この時に明久とキスをして、お互いファーストキスだった。しかし、誤解だとわかり前の関係に逆戻りに。
ちなみに原因となったメールは「なぜそこまで覗きに必死なんだ」と聞いた須川君宛てに送ったつもりのメールである。
それに加えてある理由で清水を挑発する為に前述の状況を利用して恋人の振り(瑞希は2人の仲を妬む役)を嫌々ではあるが瑞希の為にやる事になるが腕を組んでいる時無自覚に力を入れ過ぎて明久の腕がかなりまずいことになり明久は逃亡(しかも偶然にも演技を終えて去っていった瑞希の方に)してしまう。演技に必死で力を入れ過ぎてたことに気付いていなかった美波は、今までの明久のデリカシーの無さもあり、明久が自分の事を女として見ていないと思い仲違いをしてしまう。アニメ版では瑞希に盗聴器が付けられているのを明久が発見し、それを排除する為に逃亡したことになっている。(慌てていた為美波には何の説明もしなかった)当然この状況を見て2人が恋仲だと思う人はいない為、当初の作戦は失敗してしまった。
明久「僕にとって美波はありのままの自分で話ができて一緒に遊んでいると楽しくて、たまに見せるちょっとした仕草が可愛い、とっても魅力的な…そうとっても魅力的な女の子だよ」
だがDクラスとの試召戦争を経て、明久が自分の事を女の子として見ていたという事を知り、本気で好きになる。
この件から明久は以前に比べてデリカシーの無いことは言わなくなり、美波も(素直になれない性格が災いしたり邪魔が入ったりであまり上手くいかないが)優しく接することを試みるようになった。
ドイツからの帰国子女で日本語の読み書きが苦手。
本当の学力は高いのだが問題文が読めないため、Fクラスとなっている。ちなみに数学は数式なら読めるため高得点を取れている。
清水美春からは「お姉様」と呼ばれ、熱烈なアタックを受けている。
胸に果てしないコンプレックスがあり、姫路瑞希の水着姿には呆然と立ち尽くし神を恨んでいた。
しかし最大のライバルは木下秀吉。
胸が皆無とはいえ、すらっとした手足に小さな顔、長い睫毛に大きな瞳、一緒にいると楽しい元気な性格と、とても魅力的な女の子である。
だが、その暴力的な言動と明久の言動から「彼女にしたくないランキング」のトップランカーと成り果てているのだが、実は隠れファンなど結構いたりするらしい。
また姫路が見た目だけが完璧すぎる為、気付かれないが実は料理が得意など女子力が高めである。
ちなみに、島田葉月という妹がいる。
初期設定では男であったことが短編集で明らかになった。
余談
作品とは関係はないが声優津田美波と漢字一文字違いであることから、演じる水橋かおりが妙に気になっていたという事を津田との初対面時に語っている。