「私は虎視虎子、分からないことがあったらなんでも聞いてね」(普段の口調)
「テメェ!!冗談はそのツノだけにしとけよ!!」(素の口調)
概要
CV:藤田咲
都立日野南高校2年生(初期設定では1年生)→3年生。品行方正にして成績優秀な美少女で、清楚な佇まいは全校生徒の憧れの的。3年生時には生徒会長になっている。
かつては「日野の猛獣」の二つ名で恐れられ、命(タマ)の取り合いもザラという日々を送っていたヤンキーであった。といってもヤンキーになった切っ掛けが後述の通り某ヤンキー漫画であることがアニメ版で判明しているため、いわゆるファッションヤンキーでもある。ただし、足を洗った現在でも武器持ちの不良をいなすなど相応の実力を持っていた模様。
高校進学を機にヤンキーから足を洗い、周囲にはその過去をひた隠しにしつつ、真逆の清楚な優等生のイメージを築いてきた。その為、普段はお淑やかな女の子らしい口調で話すが、素の口調では真逆の男勝りなべらんめえ口調で話す。過去を知っている連中からまだ喧嘩を売られる事もある様子。後にバレるのだが「たまに素が出てた」と指摘されているのでちゃんと見られていた模様。
しかしひょんな事から出会ったのこたんこと鹿乃子のこに元ヤンである事を見抜かれ、秘密を守る為に彼女に振り回されるようになる。
日野南高校で元ヤンであることを隠していないのはのこたんと妹以外だと同じ部員の馬車芽めめ位だったのだが、のこたんに体育祭をめちゃくちゃにされた上に進行が大幅に遅れてしまったことでストレスが爆発し、遂に全校生徒に素の性格を知られることになってしまう。が、むしろ逆に受け入れられ、嬉しく思う反面、今まで隠してきた苦労はなんだったのか空しくなってしまった。
のこたんには処女である事も言い当てられており、果たし状をラブレターと勘違いしてあからさまに動揺するなど意外とウブなところもある。あとめっちゃチョロい。ただ、何だかんだ言いつつのこたんに付き合ったり、彼女の境遇を想像して同情する等、根はいい子である。
のこたんを捕まえようとした時に自らの黒歴史ノートを晒し上げたり、某民族が獲物を狩る時の動きでのこたんをおびき寄せたりと、若干のこたんの事もチョロく見ている可能性がある。
愛称及びニックネームは「こしたん」。当初は嫌がったが、代わりの愛称が「ヤンキーのお姉さん」であった為、即座に受け入れた。
年齢が2つ年下の妹・虎視餡子には異常な愛情を寄せられている。
のこたんと鵜飼先生が勝手に話を進めた結果、なし崩しにシカ部に入部させられ、部長にも任命された。もっとも、シカ部部室内では品行方正な優等生を演じることから解放されリラックス出来るため、私物を持ち込んだリラックス空間を形成したりとシカ部での毎日を割と満喫し、何だかんだで気に入っている。そのため、なんやかんやで部の存続には誰よりも意欲を見せている。体育祭以降は少なくとも本性を隠す必要は無くなったのだが、やはり部内の方がリラックスできるのか引き続き部室に入り浸っている。
餡子によると、こしたんは料理があまり上手ではないようで、梅干しが好きらしい。
余談
- 名前の由来は四字熟語の「虎視眈々」。
- 不条理ギャグ作品ツッコミ役の宿命故か、かなりの確率で貧乏くじを引いたり不憫な目に逢う(アニメ版のOPの時点でも最初に鹿の大群にぶっ飛ばされる、4人が空中ダイブするシーンで1人だけパラシュートを用意されていない、鹿と勝負して負ける、映像の最後にはなぜか頭上からタライが落っこちてくるなど散々な目に逢っている)。
- アニメ版では元ヤンだった理由が「少年漫画に憧れたから」であることが明かされたが、この際のイメージ回想は某会総長の特徴そのままだった。ちなみにその少年漫画とは連載社が一緒。また、アニメ第三話では観葉植物に「万次郎」と名前を付けていた。
- 黒歴史ノートにある自作オリジナルソング「それゆけ元ヤンこしたん」という曲がある。ちなみにopイントロ1時間耐久のMVの一部である。
- しかし、タイトルや歌詞にのこたんによる愛称である「こしたん」が含まれている為、実際にはかなり新しいものと思われる。何ならアニメでは「最近作った」と発言している。
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SCP-040-JP:愛用のマグカップに描かれた人の目をした気味の悪いねこの(恐らく)元ネタ。