ズンズズンッ
チャッ
てっててっ
てて〜〜〜ん
それゆけ元ヤンこしたん〜〜
概要
こしたんこと虎視虎子が自作したオリジナルソング。「昔作った」とのことだが、のこたん(鹿乃子のこ)が提案した愛称の「こしたん」が使われているあたり、本当は割と最近作った可能性がある。アニメ版では「作ったばっかの」と言っている辺り、製作陣も意識していたのかも知れない。
登場の経緯
原作では第17話に登場。
こしたんがシカ部の部室に行くと、そこにいたのは普通のシカだった。
のこたんが不在で、目の前のシカがどことなくのこたんっぽかったため、のこたんが何か企んで姿を変えているのだと考えたこしたんは、化けの皮ならぬシカの皮を剥ごうと躍起になる。
しかしまったく動じる様子がない上に名前を付けて大事に育ててた観葉植物を食べ始めたので観葉植物達を守るために興味を引くべくとうとう自身の黒歴史ポエムノートを持ち出す。そこでシカがようやく反応したため、ダメ押しとして提示したのが「それゆけ元ヤンこしたん」だった。
記事冒頭の一部分だけ歌って聞かせたが、その時部室に入って声をかけてきたのはのこたんだった。
こしたんが相手をしていたのは、のこたんのバイト先の先輩ジカであり、動物園から脱走したという知らせを受けたのこたんは部活をサボって先輩を探していたのだ。
こうしてシカは動物園に帰り、こしたんは無駄に黒歴史を晒す結果に終わった。
アニメ版では第3話に登場。
放送前から話題になっていた耐久動画の例のダンスは、「それゆけ元ヤンこしたん」を歌う映像の一部分を編集したものだったことがわかった。
原作では1コマしか歌っていないが、アニメ版では描写が増えており、シカを撫でたり殴ったり、どこかでみたような動きをしたり、2番の存在が発覚したりした。
アカペラで、メロディはこしたん役の藤田咲のアドリブだったらしい。
当該場面はYouTube等でも公開。こしたんの黒歴史は、無事に全世界に発信されることとなった。
第四話では燕谷千春にシカ部の活動内容を紹介する際、のこたんが第三話の録画を見せる形でこの映像を流してしまい、その場にいたこしあんとばしゃめも含めた3人がこの映像を見てしまった。
ちなみにこしたんのダンスの元ネタは映画スパイダーマン3で主人公ピーター・パーカーが一種の闇落ち状態に陥った時に踊ったダンスで、あまりにピーターのキャラクターにそぐわない痛々しいアクションが海外でバカウケし、ミーム化した過去がある。当然、このダンスの元ネタを知っている海外の視聴者も噴飯モノであったという。
のこたんが鹿に変装するのに使った(実際は変装してなかったが)シカの皮の元ネタも有名なSF映画であったことからこちらも海外の視聴者の間で話題になった。この変装用シカの皮は第11話でも、のこたんが伝説のマタギ熊取宗一郎から逃げるために使用された。
また、余談だが極わずかな一瞬に腹チラ及びへそチラをしているパートがいくつかある。
海外版
実は家族になろうよ、日野でと異なり英語吹き替え版「My deer friend, Nokotan」でこの黒歴史ソングは英語吹き替え化されてしまっている。