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「はい!!ばしゃめ、精一杯シカになることを誓います!!!」

CV:和泉風花

概要編集

のこたん達が3年生の時に入ってきた新1年生。

そのため原作での登場は18話だが、アニメでは前倒しで3話から登場。


茶巾の結び目のような癖毛とはね毛で、いつも「んはぁ」と大口開けているのが特長。

一人称は「ばしゃめ」。


入学式の直前に校門前で空腹で行き倒れになり、死を覚悟したところをのこたんに(シカせんべいで)助けられた。

このことがきっかけでのこたんに憧れるようになり、彼女のようなシカになるべくシカ部に入部した。

そのため、初登場時はのこたんに会うために、シカ部を訪れたものの、春の温かさでつい眠ってしまい、こしたんに人が倒れていると勘違いされていた。


人物編集

「何者にも流されず自分を持って行動する」をモットーにしており、学校行事どころか、作品の世界観がガラリと変わるような事があろうとも作者を相手にしても一切動じることもなく常に我が道を往く泰然自若で超どマイペースな性格。


しかし、負けず嫌いな一面もあり、風に対して自分の方が強いと言い張ったり、シカ部に入ってはシカに従えという心得からか、鹿になった経験のないこしたんだけでなく、体験入部した猫山田根子に対してもシカとしては自分が先輩だと圧をかけており、上から目線で言う時は言うふてぶてしい一面もある。


だが、その反面こしたんの本性を知っても幻滅等はせず、彼女に対して普通に接してくれる存在であり、アニメではシカの後輩であるねこが才能を見せた際は悔しがりながらもその才能を認めるなど、他人に対して邪の感情を抱くことはほとんどなく素直で裏表のない性格でもある。

興味のないことには後述の稲作を優先するなどとことん興味がなく、また、たとえ危機に陥っても、解決すればケロッとしており、情動的になることも少ない。


のこたん、こしたん、など年上の人に対しては「ー先輩」とつけ、同級生の虎視餡子に対しては親しく「あんこちゃん」と呼ぶ。しかし、つっちーは唯一「津田山」と呼ぶ。(餡子に訂正されたが、すぐに津田山呼びに戻っていた)


成績は不明だが、シカ部の活動報告書を書く為にシカ(のこたんとツノダさん)の観察レポートを書くことになった際に、仮病(インフルエンザ)でサボろうとしたことから、勉強はあまり得意ではない模様。だがアニメ版ではいもち病による米収穫の減少を懸念したり、鉄腕DASHをみて知識を習得するなど、稲作に対しては本格的に取り組んでいる。


のこたんほどではないが、作画削減形態になることも多い。

口笛は吹けない。



ばしゃめと米編集

白米が好物であり、シカ部の部室に炊飯器を持ち込むほど。アニオリでは他の三人がボードゲームをしている中、餅を作っていた。


部活ではご飯を炊いて食べていることがほとんどであり、コマを突き破り天井に届きそうなほどの山盛りを平らげるほどの大食いでもある。体液があふれ出る漫画の作風からか、よだれを垂らすシーンも多い。


常に白米を手にしているが、米に合うものならOKらしく、鹿の角を削ったものをかけて食べたり、梅干しを漬ける提案に賛成したり、卵かけご飯のために鶏を飼おうとしていたりしていた。

さらに、米派ではあるが鹿せんべいを作る提案が出た際に原材料である小麦を作ろうとしていたほか、所謂次郎系ラーメンの天地返しを知っているなどグルメな一面もある。


食料不足を懸念しているからか、もちを詰まらせた時も、吐き出すことより、もちが無駄になることを心配していた。また、アニオリ回ではのこたんの生え変わった毛を虎視姉妹に捨てられた際も、もったいないと真っ先にその毛を着て、夏中着ても通気性の良さや着心地の良さもアピールしていた。

またつっちーに負けじと田植えに本気を出した結果、稲がぐちゃぐちゃになってしまった際、アニメ版ではめげずに田植えをやり直していたが、漫画版ではしゅんとしていた。



目標編集

彼女のシカ部としての目標は「田んぼを作ること」

夢は「立派なシカになって米を食べる」ことである。(5巻巻末、8話)

これは白米好きが高じたことや、シカとして生きることが自給自足であるという結論に至った結果であり、体育祭の間も田んぼの準備をしていた甲斐もあって、後に部室の隣で本当に(恐らく無断で、アニメでは無許可で作っていたことが判明)開墾し、目標を達成した。



また田植えを一緒にやったからか、つっちーとも交流を深め、一緒に散歩にも行っていた。

まだ原作エピソードが夏であるため、秋に日野市名物ばしゃめ米の収穫が待たれる。

鹿せんべい用の小麦や、おにぎりの梅干しづくりなど、ばしゃめの農作業はこれからも続くだろう。


他者との関係編集


  • のこたん

命の恩人&あこがれの対象。

シカ部の練習にも積極的であり、のこが鹿せんべいを出した瞬間、米よりそちらを優先するほどである。のこたんからもシカ部二匹目のシカとして見られている模様。

  • こしたん

シカ部の先輩&飼い主

作中では全校生徒の憧れと称される彼女には特に関心がない(事実こしたんが生徒会長としてスピーチをする中、鹿せんべいを食べていたため、スピーチはおろかこしたんが生徒会長であることすら知らなかった)趣旨の発言をするなど何かと上から目線ではあったが、こしたんも唯一のこたんや妹の餡子以外では気を遣わず素を出して会話できる存在ではある。

  • こしあん

同級生であり、姉が関わらなければ冷静で常識人であるため、お互いに部員として親しく会話できる関係である。(姉が関わったらキャトラれたり、のこたん同様害獣呼ばわりされるが、本人は全く気にしていない。)餡子の作ったおにぎりは三ツ星がとれるほどおいしいと絶賛していた。田植え回はこの二人だけであり、メインのボケとツッコミがいないこともあって、平和的なエピソードになっている。

  • 生徒会メンバー

猫山田がシカ部の体験入部時に在室しており、彼女のシカの才能を認めていたほか、後につっちーを散歩しているところを目撃されている。また、先輩でありながらシカとしては後輩だからか「ねこちゃん」と呼ぶ。

他二人とは絡む場面はほぼないが、アニメ版ではつばめにコメの派閥を聞いたり、たぬきにキノコご飯をよそってあげたりと原作より交流が多くなっている。

  • つっちー(津田山)

田植えの回で植物の尊さを教えた(のこたん談)。また犬と思っており、散歩をしたり、ドッグランに連れて行こうとしていた。






余談編集

サザエさん時空となったこともあって、入学エピソードが原作エピソードより先になったからか、アニメ版では原作より出番が増やされている。(これは生徒会も同様。)

ねこの体験入部での出番が増えているほか、シカコレ、ボードゲーム会や初詣会などは原作で出番がないエピソードでもある。(餅を詰まらせたところのみ巻末4コマである。)


米を作るきっかけが、のこたんに助けられ、シカとして社会に生き抜くうえで自給自足が必要と考えたことであったことから、稲作を考えたのが入学後だと考えると、(白米が好きであることからそれ以前より米を育てることに興味を持っていた可能性もあるが。)

僅か数か月で一人で苗を準備し田んぼを開墾して作るという一般農家もびっくりの行動力の化身である。(もっともギャグマンガであるため深く考えるのも野暮だが。)


なお、ナレーションでも言われていたように、現実世界で私有地に許可なく田や畑を作るのは犯罪行為である(一応劇中でものこたんがシカ部の所業として「学校敷地内での勝手な稲作」を生徒会に告発している)ためくれぐれも現実ではしないように。


彼女の部での役職である「ヒト以上シカ未満のシカ見習い」から、彼女の中でのヒエラルキーがシカ>ヒトであり、ヒトがシカよりも格下なのかとたまに視聴者らからツッコまれることがあるのだが、日本や中国ではシカは神の使いであるとして信仰の対象となることもあるため、神の使いであるシカのヒエラルキーはヒトより上位にあるのはある意味当然の話と言えるであろう。





関連動画編集


関連タグ編集

しかのこのこのここしたんたん

シカ部


ずんだもん・・・髪型が似ていることや緑色と言う共通点から似ているとの声がある。

小泉花陽・・・こちらもこちらで、白米が大好物である事から。

中の人は猫山田根子を担当している。

マジアベーゼ・・・中の人ネタ。初登場時に魔法少女の次は鹿に憧れていると話題になった。


R・田中一郎・・・この人も、部室で米を炊いて食べている。

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