「この世界、私とお姉ちゃん以外いる意味あります?」
CV:田辺留依
概要
シカ部の主人公であるこしたんこと虎視虎子の歳より二つ下の妹。
愛称及びニックネームは「こしあん」。
大…どころか超が付くレベルのシスコン。
初登場時は中学生であり、姉達が3年生に進級すると同時に日野南高校に入学した。
日野南高校に入学後は、「お姉ちゃんのお世話係兼専用のシカ」としてシカ部に入部する。
人物
『姉との時間を邪魔する人物は全員敵』という考えを持つ危険思想の持ち主。
更に「365日24時間毎分毎秒一緒にいたい」とか、シカ部の目標として「姉を自分なしでは生きられないようにしたい」とか言い出したりと愛が暴走しすぎてガチ恋勢、または変態のそれに全身どっぷり浸かっている(なおアニメ版では田辺女史の怪演も相まってより顕著になっている…と言うかほぼ素面)。
そのため、ヤンデレ化した際は普段の可愛らしい姿から一変、ドスの効いた野太い声を発するようになり、某バンドのリードギターのように口元がグチャグチャになり目が赤黒く発光するという、元ヤンの姉ですら本気でビビるほどの恐ろしい姿になる。
なお、こしたんによれば「こんな性格に育てた覚えはない」とのこと。
とはいえ、姉のことであれば全肯定と言うわけでもなく、「部屋をかわいく模様替えしたい」という意見に対して「生徒会長が公私混同しても良いのか」と発言したこともあるほか、のこたんが1週間不在だった時に姉が人を終わりにするソファーに寝転がりながら「鹿乃子がいないとシカ部の活動ができない」と放ったのに対して「その割にはおひとり様を満喫している」と突っ込んだこともある(なおアニメ版では後者はカットされている)。
姉のやることに常についていく訳でもなく、シカ部で特に何も無い時は一人でお茶を飲んでいることがほとんど。まだ1年生と言うこともあってか姉が会長をつとめる生徒会にも所属していない。
当初はのこたんを自分から姉を奪った害獣と見なしており、シカ部の部室とのこたんを襲撃(なお朝早くからこしたんが持参してきた私物もシカ部の物としてなのか、容赦なく破壊している)するが、「自分が勝利したらのこたんを奈良公園の鹿として生きてもらうこと(奈良をなんだと思っているのか)」、逆にのこたんが勝利したら「しかせんべい100年分を贈呈すること」を条件に勝負を引き受け、姉(のプライバシー)にまつわるクイズ大会で互角の勝負を繰り広げる(そしてこしたんの黒歴史は赤裸々に晒され真っ白に燃え尽きてしまった)。
しかし、徐々に苛立ちを隠せなくなり、実力行使で排除しにかかるも破壊したセットに足を滑らせ投げた苦無が姉に刺さりそうになるが、それをのこたんが庇った(幸い罠用にしかけたしかせんべいをくすねておりそれのお陰で致命傷は免れていた)のを見て自身の敗北を認め、のこたんと無事和解した。ただし姉を巡ってはばしゃめとまとめて容赦無い扱いをする事も多い。
上記の通り姉が絡むと暴走する危険人物だが、姉が絡まなければクールで比較的まともな子である。
なお、かなり肝が据わっている模様で、姉とは違いなぜかのこたんの奇行にも一切動じない。また鹿の事情にも詳しい。
技能
何故か苦無を武器としており、常に持ち歩いている。
何処で身につけたのか、苦無を高速かつ正確に投げていることから、かなり鍛錬を積んでいた模様。
原作35話では何処から持ってきたのか日本刀を持っているシーンがある。
技術力も高く、スイッチ式の罠を設置したり、シカ部の部室の地下300mにUFOを召喚できる上にAIを搭載した姉の観察室を建造するほど(本人曰くDIYとのことだが、明らかにDIYの域を超えている…)。
実は料理上手な一面がありばしゃめには「ミシュラン3つ星いけますよ」とおにぎりの味を絶賛されていた(本人曰く、お姉ちゃんが料理が下手だから普段は自分がお弁当を作っているとの事)。
余談
原作ではつばめと同様、目にはハイライトがないシーンが多く、怖いところではかなり怖い。
アニメ版ではほかのキャラクター同様のハイライトが入ることで可愛らしい印象になったが、こちらでもサイコ発言をする際にはハイライトが消えるようになっている。
姉とは一見すると髪色がかなり異なるのでそこまで姉妹らしく見えないが、髪色以外は外跳ねしているロングヘアにアホ毛とそっくりでありさらにアニメ版では瞳の色も同じでより血縁者とわかりやすくなっている。
関連動画
関連タグ
SCP-040-JP…愛用のマグカップに描かれた人の目をした気味が悪いねこの(恐らく)元ネタ。