概要
お笑いコンビ｢バンビーノ｣の持ちネタにして､コンビを代表するコントネタ｡
架空の部族を題材に､特に意味の無い言葉をリズム良く唱えるネタとなっている｡
2014年に放送された｢キングオブコント2014｣の辺りから中高生を中心に人気となり､真似する人が多発した｡また同時期に流行した8.6秒バズーカーの｢ラッスンゴレライ｣とのコラボも実現している｡
面白いというより、耳に残る軽快なリズムとダンスで人気に。
解説。
昔々､ジャングルの奥地に､｢ダンスィングフィッソン族｣という民族がいた｡
彼らは狩りで生計を立てているのだが､その狩り方が独特で､｢ダンソン｣を始めとする謎の歌を歌いながら舞踊のような動作で動物たちを引き寄せ､｢ニーブラ｣と叫んで捕まえる｡
一説に依ると、ダンソンで獲物の魂と共鳴し、共感を得た動物がその身を狩人に捧げるとも言われている。
基本的にはカチョー(の捕獲)→センム→シャッチョサン→(アルバイト)→他のハンターとダンソンで戦う、の流れでコントが進んでいく。
ちなみにダンソンはバンビーノのオリジナルであるが、獲物を仕留めた時｢ニーブラ！｣の曲は姫神の｢神々の詩｣のアレンジ曲でNIYARI計画がカバーしている
最近の公式youtubeチャンネルでは、主に視聴者に寄せらたリクエストを元に様々なダンソンをしており、またshort動画では｢ダンソン、どの映像でも合う説｣シリーズを展開している。
登場キャラクター
- ダンスィングフィッソン族の狩人
ジャングルの奥地に住む最強の狩猟民族｢ダンスィングフィッソン族｣の中でも恐らく最強の男。
毛皮を加工して作ったと思われる服を身に纏い、長いバンダナを頭に巻いており、太股がかなり太い。顔は赤い塗料のような物を塗って軽い化粧をしている。
主にダンソン！を初めとする舞踊のような動作で獲物を引き付け、かなり接近したところで｢ニーブラ！｣で首に手を回し獲物を仕留める。仕留めた時目を見開き遠くを見つめる。その姿は自信に満ちあふれたように堂々としている。
その後狩られた動物は首を斬られ皮を剥がれ、戦利品として男の所有物になる。
鳥が大好きで白い鳩を可愛がっており、綺麗な野鳥を見かけた時は狩ろうとせずに手から餌を与え、てなづけようとする。
また狩りの際には簡易な作りと思われる槍を携帯している。ほぼ使われる事はないが刃に猛毒があるのか少し獲物に刺すだけで仕留める事が出来る。
狂暴で、好戦的かと思いきや欲深く狩りすぎないように、程度を知っていて慈悲もあるかも知れない。
ところが文明人に対しては本能で危険を感じ、威嚇をし猛スピードで襲ってくる。縄張りに迷いこんだ者は容赦なく殺害し、意図せず口封じとなったためにこの部族の情報は外部に漏れる事が無かったのではなかろうか。
- カチョー
部族の言葉ではイノシシだと思われる。
ダンソン！フィーザキートゥザーフィーチャザコンサというお馴染みの舞踊でおびき寄せられ仕留められる。
- センムー
部族の言葉で馬を指すと思われる。
お馴染みのダンソンでは反応せずにスゥーザークァーキーザーコーンといいながら舞踊すると仕留められる。
- シャッチョサン
部族の言葉で鹿を指すと思われる。
ダンソンだと雄叫びをあげて威嚇をしなかなか隙を見せない。
色々試すが警戒心がとても強く、隠れて狩人をうかがっている。色んな舞踊を試すが、｢アﾞァﾞ｣という声や指パッチンで気になってまた狩人の前に姿を現してダンソンで仕留められる。
- ヒラシャイン
狩人が飼っていると思われる白い鳩。とても可愛がっている。
- アルバイツ
大きな野鳥全般を指すと思われる。
狩るか、餌を与えててなづけようとするかはその時のアルバイツによって異なる。
- メイヨカイチョー
部族の言葉で白馬を指すと思われる。槍でひと突き。
- オオカブヌシ
部族の言葉でユニコーンに似た動物を指すと思われる。
森の神獣だと思われ、身体も大きく、狩人と死闘を繰り広げる。槍で刺しても仕留められず致命的な角の突き刺しを交わしながらようやく槍で何度も刺して仕留める。
- 別な狩人
同じく｢ダンスィングフィッソン族｣の狩人だと思われ、男が首の毛皮を高々と持ち上げて得意そうに喜んでいるところに、彼も自分が狩った獲物の首の皮を持って現れ、命懸けの勝負を挑む。
ドレッドヘアで毛皮を加工したと思われる服を来てカラフルな帽子をしている。
お互い牽制しあい、先にニーブラを仕掛けたところで逆に止められ、ニーブラ返しをされ仕留められる。
動画
基本的なコント
Remix feat.岡崎体育
岡崎体育のリミックスを踊ってみた
【検証】ダンソン、どの映像でも合う説(一例)
30分耐久 ダンスィングフィッソン族
ニーブラの曲『神々の詩』(ただし実際にコントに使われているものとは異なる)
余談
実は「ダンソン フィーザキー」以降の正式な発音はバンビーノ側が伏せていた(曰く、「全部教えると話題が終わっちゃうw」)のだが、ブームから6年以上も経ったからか、遂に下記の動画(2021年6月23日公開)で字幕による表記がなされた(ただし英語)。
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