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もしかして⇒キングオブコメディ


概要編集

M-1グランプリ』『R-1ぐらんぷり』と同類の賞レースの一つで、名前の通りコントの面白さを競う大会である。


キングオブコント事務局、TBSテレビ、TBSラジオが主催・運営。基本9~10月開催。

2020年からは大型特番『お笑いの日』のトリになっている。


総合司会はダウンタウンであるが、2015年度からは松本が審査員に移動したため浜田雅功のみとなっている。


大会によってはオロナミンCタウンワークCygames出前館などの冠スポンサーが存在している。現在はカーネクストである。


出演者編集

ダウンタウン

最初はどっちも司会をしていたが、下記の通り松本は審査員になって浜田だけ司会ポジに。

審査員が敗退者芸人だった時はちょいちょい突然の無茶ぶりをしていた(無茶ぶりされすぎて次の年解散した者もいる)。

ネタより最後の結果発表のコールしか興味がない視聴者もいるらしい。

C-1じゃなかったり当初の審査方法だったり敗者復活がないのは松本の要請らしい。

審査員

詳しい事は下で。

TBSのアナウンサー

進行役で毎年違う人がやる。

ルール編集

かつてはM-1とは異なりプロの芸人同士の即席ユニットは認められていなかったが、2021年よりエントリーが可能になった(併願エントリーは不可)。また芸歴・コンビ結成歴不問、

M-1と異なりシード権は永久制で、現在過去準決勝進出者は1回戦免除され2回戦から出場、過去決勝進出者には2回戦免除され準々決勝から出場できる。

但しほぼこっそりフェードアウトするものも多い。またこれにより初めてKOC出場するものには狭き門になるためルール改正を求める声があるとかないとか。

予選は基本2~3分、決勝戦は4~5分で行われる。

準決勝でやったネタは原則決勝戦でやらなければいけない。また、ある事件のせいで準決勝は2日かけて2本披露しないといけない。



審査員編集

2014年以前編集

2014年までは準決勝の敗退者が決勝の審査員を務めるシステムだった。

これについては芸人審査・セミファイナリスト審査等言われている。

100人ほどの芸人が白シャツを着て審査を行う。前年度ファイナリストや数年後のファイナリストや王者など様々な芸人がいたためこれを好んでた視聴者も少なくはない。

またMCのダウンタウンに詰められる姿も風物詩だった。

基本はボタンを用いて審査するルールであった。

2008年編集

2ステージのリーグ制で各リーグの勝者が最終決戦を行う。

最終決戦では、進出した2組がどちらが優勝かを判定する。

つまり「私達は私達に投票します」ということを自ら言うという謎のシステムだった。

しかしこれで勝負がつくはずがないので、予選リーグ敗退者の6組が誰に投票するかを口頭発表。

しかしこの方法だと他事務所の先輩芸人に投票するというのが難しいという欠点があった。

そのためこのルールは1回のみである。


2009年~2013年編集

予選リーグの2本勝負で合計で優勝を決める。俗に言うフィギュア方式。

  • 1st / 抽選によるネタ披露順
  • 2nd / 1stの得点下位順

2014年編集

採点制ではなく投票制を用いた。

  • 第1ラウンド / 2組で対決の5回戦。
  • 第2ラウンド / 勝者5組で勝ち抜き戦。

これも1回限りのため芸人たちからネタされている。


2015年〜2020年編集

2015年から2020年までは松本人志さまぁ~ずバナナマンの5人が審査員を務める。

噂ではNTRなど色々場外乱闘戦が発生し同情投票などが発生して公平性が欠けたうえ同様な行為をする芸人がいた、又は回が進むにつれて準決勝進出者の殆どが無名コンビを占め始め、売れていない芸人が審査をするのはどうかと松本が異議を唱えたため会議の結果、ベテランコント職人のさまぁ〜ず、バナナマンと松本の5人が審査を務めることとなった。

しかし、実質3人の審査(コンビのため似たり寄ったりな点数になる、コメントがフワァとしてるetc)になるため、審査員下せや審査員増やせなどのクレームがちょっとあった。


2021年以降編集

2021年から松本人志以外の審査員が総替えになり、ロバート秋山竜次バイきんぐ小峠英二かまいたち山内健司東京03飯塚悟志といった歴代優勝者から選ばれたメンバーとなった。まだ審査員増やせクレームがあるらしい。


2024年は松本の芸能活動休止に伴い、その代役としてシソンヌのじろうがメンバー入り。


2009年以降は審査方法は違えどおおむね似たようなルールで行われている。

2回ネタを披露してその合計点で優勝者を決める。

ただし2本披露するのは上位5組のみ(2018年以降は上位3組に絞られた)。


歴代優勝者編集

歴代優勝者は下記の通りである。王者にはトロフィーと、途中から赤いジャケット(ファイナリストたちには赤いTシャツ)と副賞がもらえる。


M-1グランプリと同様、現時点で女芸人の入ったグループのチャンピオンは誕生していない。


第1回~第10回編集

放送年放送回優勝者所属事務所(優勝当時)エントリー組数
2008年第1回バッファロー吾郎よしもとクリエイティブ・エージェンシー2,146組
2009年第2回東京03プロダクション人力舎2,584組
2010年第3回キングオブコメディプロダクション人力舎3,009組
2011年第4回ロバートよしもとクリエイティブ・エージェンシー3,026組
2012年第5回バイきんぐSMANEETProject2,971組
2013年第6回かもめんたるサンミュージックプロダクションGET2,988組
2014年第7回シソンヌよしもとクリエイティブ・エージェンシー2,810組
2015年第8回コロコロチキチキペッパーズよしもとクリエイティブ・エージェンシー2,455組
2016年第9回ライスよしもとクリエイティブ・エージェンシー2,510組
2017年第10回かまいたちよしもとクリエイティブ・エージェンシー2,477組

第11回~第20回編集

放送年放送回優勝者所属事務所(優勝当時)エントリー組数
2018年第11回ハナコワタナベエンターテインメント2,490組
2019年第12回どぶろっく浅井企画2,413組
2020年第13回ジャルジャル吉本興業1,707組
2021年第14回空気階段吉本興業3,015組
2022年第15回ビスケットブラザーズ吉本興業3,018組
2023年第16回サルゴリラ吉本興業3,036組
2024年第17回ラブレターズASH&Dコーポレーション3,139組


主な出来事編集

  • 第6回ファイナリストが一組非吉本珍しい年になった。
  • 第14回では大会前にルール改正する話が出た際、某大会のような悲劇が起こるではないかと不安視された。
  • 第16回で2本目の準備にごたついたスタッフがMCに怒られる。

その他編集

  • R-1ぐらんぷりと同じくM-1と比べると優勝してもテレビで売れないことが一部番組などでネタにされている。もっともバイきんぐやかまいたちなど優勝してブレイクした芸人やファイナリストでブレイクした芸人(但し基本コント以外の要因でブレイクしたものが多い)も極小数いたりライブなどへの好影響はある上、好成績を残せばネタ番組に呼ばれる機会は増えるので、単純に漫才師と比べてひな壇トークで結果を残しにくいのだろう。
    • ちなみに2022年のM-1では、優勝者のかもめんたるとビスケットブラザーズが準決勝敗退からの敗者復活戦に進出。結果はビスケットブラザーズが7位、ラストイヤーのかもめんたるが13位で終わった。
  • 決勝で披露されたネタが問題となったことが何度かある。
    • 代表的なのはアルコ&ピースが披露したネタ。以前にオンバト+のチャンピオン大会でも同じネタを披露したが、このときは(時間帯が関係しているのか)問題とならなかったようだ。
    • アキナはペットの鳥を動物病院に連れていくネタを披露した。ツッコミの内容が「犬や猫はわかるけれど、鳥を急いで動物病院に連れていくというのはおかしい」というものだったが、このツッコミに賛同できなかった人は少なくなかった。
  • 初回から7回目までDVDも発売されていたが、8回目からは著作権に引っかかる事があったため発売されていない。があるが不祥事があった芸人のネタはカットされている。なおM-1同様DVDでカットされたネタもある。
  • 2018年、2019年は決勝進出者を完全シークレットとしていたが、話題が盛り上がらないなどの理由で不評であった。しかも、2018年はシルエットを公開していたため完全に特定されていた。2020年からは事前発表スタイルに戻った。
    • しかし、ファイナリスト発表が準決勝直後ではないので(準決勝から一週間後でリークがでるため)、未だに不満の声がある。
  • 2015年にロッチは決勝1本目のネタで大受けして優勝確実と思われたものの、2本目ですべって優勝できなかった。後にこの現象がロッチ現象と呼ばれるようになり、2018年にチョコレートプラネットがこれを経験した。
  • 2021年からは当大会のファイナリストや審査員だけが出られるキングオブコントの会というコント番組が放送されるようになった。
  • 2022年から梅田サイファーがオープニングソングを担当している。これにより梅田サイファーに参加しているR-指定はキングオブコント・M-1グランプリR-1グランプリという主要なお笑いの3大会すべてでテーマ曲を担当したことになる。

関連タグ編集

TBS 演芸賞レース コント

コント/コント師


M-1グランプリ(M-1):若手漫才師日本一を決めるコンテスト。

R-1ぐらんぷりR-1グランプリピン芸人日本一を決めるコンテスト。

THE MANZAI:年に一度の漫才師の祭典。2011年~2014年まではコンテスト形式。

歌ネタ王決定戦…歌とリズムネタ限定のお笑いコンテスト。

THEW:女芸人の日本一を決めるコンテスト。

NHK新人お笑い大賞:NHK主催の若手芸人の登竜門的なコンテスト。

NHK上方漫才コンテスト…NHK大阪放送局主催の関西を拠点に活動している若手芸人の登竜門的なコンテスト。

ABCお笑いグランプリ:関西限定で放送されている、若手芸人の登竜門的なコンテスト。

ytv漫才新人賞…同じく関西限定で放送されている、大阪を拠点に活動している若手漫才師の登竜門的なコンテスト。

THE SECOND:結成16年以上の漫才師のみが参加できるお笑いコンテスト。


30-1グランプリ…2021年から水曜日のダウンタウンの番組内で年一回行われているお笑いコンテスト。

キングオブ先生とコント…『新しいカギ』で度々おこなわれているコンテスト企画のコント仕様で芸人と学校の先生が即席で即席コンビを組みコントを行う。なお、出場芸人としてレギュラー枠である18代王者ハナコ(岡部と秋山)、常連であるチョコプラに加えゲストに第8代王者のコロチキ、去年優勝したラブレターズ、更にジャンポケ(おたけを除く2人)、ザ・マミィタイムマシーン3号ロッチなど本家オマージュが強い。


外部リンク編集

公式サイト

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