概要
『M-1グランプリ』『R-1ぐらんぷり』と同類で、名前の通りコントの面白さを競う大会である。
キングオブコント事務局、TBSテレビ、TBSラジオが主催・運営。
総合司会はダウンタウンであるが、2015年度からは松本が審査員に移動したため浜田のみとなっている。
かつてはオロナミンCやタウンワークが冠スポンサーとなっていたが、2016年からはCygamesが冠スポンサーとなっている。
2018年は決勝進出者を完全シークレットとしていたが、話題が盛り上がらないなどの理由で不評であった。
しかも、シルエットは公開していたため決勝進出者が完全にバレていた。
審査員
2014年以前
2014年までは準決勝の敗退者が決勝の審査員を務めるシステムだった。
基本はボタンを用いて審査するルールであった。
2008年
2ステージのリーグ制で各リーグの勝者が最終決戦を行う。
最終決戦では、進出した2組がどちらが優勝かを判定する。
つまり「私達は私達に投票します」ということを自ら言うという謎のシステムだった。
しかしこれで勝負がつくはずがないので、予選リーグ敗退者の6組が誰に投票するかを口頭発表。
しかしこの方法だと他事務所の先輩芸人に投票するというのが難しいという欠点があった。
2009年~2013年
予選リーグの2本勝負で合計で優勝を決める。
- 1st / 抽選によるネタ披露順
- 2nd / 1stの得点下位順
2014年
採点制ではなく投票制を用いた。
- 第1ラウンド / 2組で対決の5回戦。
- 第2ラウンド / 勝者5組で勝ち抜き戦。
2015年以降
2015年以降は松本人志・さまぁ~ず・バナナマンの5人が審査員を務める。
2009年以降は審査方法は違えどおおむね似たようなルールで行われている。
2回ネタを披露してその合計点で優勝者を決める。
ただし2本披露するのは上位5組のみ(2018年以降は上位3組に絞られた)。
歴代優勝者
歴代優勝者は下記の通りである。
放送年 | 放送回 | 優勝者 | 所属事務所 |
---|---|---|---|
2008年 | 第1回 | バッファロー吾郎 | よしもとクリエイティブ・エージェンシー |
2009年 | 第2回 | 東京03 | プロダクション人力舎 |
2010年 | 第3回 | キングオブコメディ | プロダクション人力舎 |
2011年 | 第4回 | ロバート | よしもとクリエイティブ・エージェンシー |
2012年 | 第5回 | バイきんぐ | SMA NEET Project |
2013年 | 第6回 | かもめんたる | サンミュージックプロダクションGET |
2014年 | 第7回 | シソンヌ | よしもとクリエイティブ・エージェンシー |
2015年 | 第8回 | コロコロチキチキペッパーズ | よしもとクリエイティブ・エージェンシー |
2016年 | 第9回 | ライス | よしもとクリエイティブ・エージェンシー |
2017年 | 第10回 | かまいたち | よしもとクリエイティブ・エージェンシー |
2018年 | 第11回 | ハナコ | ワタナベエンターテイメント |
2019年 | 第12回 | どぶろっく | 浅井企画 |
2020年 | 第13回 | ジャルジャル | よしもとクリエイティブ・エージェンシー |
その他
- 下記のコンテストより優勝しても売れないことが一部番組などでネタにされている。もともと売れていた人を除けば、優勝したことによって売れたと言えるのはバイきんぐ・コロチキ(ナダルのみ)・かまいたち・ハナコくらいしかいない。
- 決勝で披露されたネタが問題となったことが何度かある。
- ロッチは決勝1本目のネタで大受けして優勝確実と思われたものの、2本目ですべって優勝できなかった。後にこの現象がロッチ現象と呼ばれるようになり、チョコレートプラネットがこれを経験した。
関連タグ
TBS 演芸賞レース
コント/コント師
M-1グランプリ(M-1)…若手漫才師日本一を決めるコンテスト。
R-1ぐらんぷり…ピン芸人日本一を決めるコンテスト。
THE MANZAI…年に一度の漫才師の祭典。2011年~2014年まではコンテスト形式。
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