概要
1973年5月27日生まれ、千葉県四街道市出身。
スクールJCAに2期生として入学。東京03のメンバーの中では最も芸歴が長い。アルファルファ結成前には「黒板USA」や「マンティス」などといったコンビを組んでいたが、程なくして解散している。
1995年、同じくスクールJCA出身の豊本明長とお笑いコンビ、「アルファルファ」を結成。
2003年、アルファルファに元プラスドライバーの角田晃広を加入させる形で、東京03を結成した。
芸風
アルファルファ時代から、キレ気味口調と激しいツッコミを持ち味とする。
シンプルかつ伝わりやすいツッコミは評価が高く、ネタ作成もメインに行っている。同事務所のおぎやはぎ・小木博明からは「飯塚さんの脚本はすごい」と高評価されており、俳優の堺雅人や西村雅彦からも脚本力を評価されている。
同じくおぎやはぎの矢作兼からも「お笑い愛が凄い」と評されている。矢作が実際に体験したちょっとした出来事を「コントにして欲しい」と飯塚にリクエストした所、ちゃんとクオリティの高い1本のコントに仕上げて東京03のライブで披露したという仲睦まじいエピソードも存在する。
台本を覚えるスピードも速く、数回読んだだけで頭に入ってしまうとのこと。とあるライブにてトリで披露する予定のコントの台本が本番当日になっても間に合わず、結局本番中に台本が届いたが、それを飯塚は本番中にコントをしながら舞台袖で覚えてやり遂げたという逸話もある。
それ故に飯塚を慕う芸人は多く、『アメトーーク』では「東京03飯塚大好き芸人」という自身をフィーチャーした企画が放送された。
また、そのコントに対する姿勢を評価されてか、2021年からは「キングオブコント」の審査員を務めている。
人物
私生活では、2014年11月10日、歌手の藤田真由美と入籍したことを発表。2019年12月、第1子となる女児が誕生したことを報告した。
所属事務所である人力舎の後輩であり、当時コンビ解散を悩んでいた吉住と飲んだ際に、酒に酔った吉住が相方に対する不満を延々と話し続けたため、「じゃあもう解散しろよ!解散!」と半ギレ状態で解散を勧めた。結果として、吉住はコンビ解散の道を選ぶこととなった。この件に関しては互いに反省しており、コンビ解散という人生を左右しかねない決断を半ギレ状態でしてしまった償いとして飯塚は吉住のことを「東京03・飯塚の激推し芸人」として出演番組で紹介するようになった。ちなみに、その飲みの席には、角田も同席していた。
愛称は「さとし」。よく合同でコントライブを開催するバナナマンの設楽統・日村勇紀両名や前述したおぎやはぎの小木・矢作といった同年代の芸人だけでなく、共演機会が多かったももいろクローバーZのメンバーからもこの愛称で呼ばれている。