概要
活動開始は1997年から、所属は吉本興業(大阪)→ワタナベエンターテインメント→吉本興業(東京)→フリー→ソニー・ミュージックアーティスツと、ころころ変えている。なんて奴らだ!。ひょんなことからとあるテレビ番組の出演時にはソニーはお笑いできるのかと疑問を抱いだかれた際にソニー芸人と呼ばれるようになった。
基本メディアに出続けているのは小峠ばかりの典型的な「片方だけ売れている芸人」で、一般人の認識もそんなものだったが、近年のキャンプブームによりキャンプを趣味とする西村がピンでTV出演することが増えそれにより西村のキャラクターが浸透し知名度が上昇している。
芸風としては西村の極度なボケに対し、小峠がなんて日だなど印象に残る言葉で激高しつつツッコむスタイルをベースとしている。
遍歴
二人が初めて出会ったのは自動車教習所での合宿で、この時はあまり話もしなかったが、後に大阪NSCの面接の時に再会し、「これは運命だ」と思って結成を持ちかけ1996年5月結成した。
1996年、NSC17期生としてNSCへ入学する。後に、活動へのモチベーションを保つのが難しくなったため上京した。
1999年頃、ワタナベエンターテインメントに所属するも約1年で退社。
2004年頃に東京吉本へ1年ほど所属するも退社し、一時期無所属(フリー)になっていたが、SMA NEET Projectに所属し現在に至る。
結成から数年間は「バイキング」の表記だったが、ホームページを作る際、「バイキング」だとレストランが多数ヒットしてしまうので検索されやすいように「バイきんぐ」にしたという。
2005年頃は「めすどり同好会」と名乗って活動した時期もあった。
『キングオブコント2012』にて、1stステージで歴代最高得点の「967/1000点」を獲得し、2ndステージで「974/1000点」とさらに記録を更新し、総合でも歴代最高得点「1941点」を獲得して優勝した。
芸風
ネタは主にコントで、小峠の怒り口調のツッコミが特徴。
元々ボケ・ツッコミが逆であったためか、今でも小峠がボケに転じたり、ボケを交えたツッコミをすることがある。小峠はこのコンビを「西村は“いかにも言いそうなことを言うバカの役”で、自分はそれを注意する役」で“バカと注意のコンビ”でもあるといったことを語っている。
メンバー
小峠英二
(ことうげ えいじ)
福岡県田川郡出身。主にツッコミ・ネタ制作担当。福岡県立東鷹高等学校卒業。
1976年6月6日生まれ。芸人になりたいと思い始めたのは高校生の時だったらしい。
趣味は音楽鑑賞と映画鑑賞。特技はギター。
スキンヘッドが特徴的だが、結成登場はまだ髪の毛が生えていた。
害虫駆除のアルバイトをしており、キングオブコント2012の決勝当日も朝6時まで働いていた。
そのアルバイト経験を利用してなのか、『大日本アカン警察』では西村とともに「コント日本一のバイきんぐ アルバイトの害虫駆除の腕がやっぱりもったいない事件」の容疑者として巨大スズメバチの駆除をやったこともあった。
「脳吸うぞ!」「スタジオ爆破しようか!」など暴力的なセリフのツッコミが特徴。
2020年10月に放送開始された中国でバズっている動画を専門に特集するバラエティ番組のブイ子のバズっちゃいな!にてVtuberのブイ子と共演をしている。
西村瑞樹
(にしむら みずき)
広島県広島市出身で、安芸郡府中町育ち。主にボケ担当。兵庫県立尼崎稲園高等学校卒業。
趣味は映画鑑賞とTVゲーム。特技は野球とカラオケ。コールセンターのクレーム処理のアルバイトをしており、長い経験の結果スーパーバイザーという立場になっている。
バラエティ番組では自ら進んで喋り出そうとせず、休日はキャンプばかりしており売れる気があるのかないのかよくわからない。長い間小峠のじゃない方芸人と呼ばれていたが、上記のようにそのキャンプによって人気が上昇した。キャンプばかりしてる所為なのか料理が上手い。2020年にはエッセイ集『ジグソーパズル』を発表するなど順調に売れっ子の道を歩んでいる。
水曜日のダウンタウンの出演数も多く、水曜では奇人ぶり・サイコパスぶりが見られることが多い。例えば「釣りで釣った魚のみ食べて1週間生活する」という検証では、初日の時点でロケ隊が居なくなった途端にクーラーボックスに入っていたガリガリ君を食べる、さらには人のBBQの見張りを頼まれて見張りをしている最中にBBQで焼いてあった食材を食すなどの行為を行った。特に後者は検証でなければ犯罪となる。その後、ネタバラシでは「ずりぃ」とリアクションし、スタジオで見ていた浜田雅功からは「お前や!」とツッコまれた。
2017年に結婚。
関連タグ
吉本興業 ワタナベエンターテインメント ソニー・ミュージックアーティスツ
キングオブコント歴代チャンピオン