大トニー「クソだぞこんな番組!」
概要
芸能人が自らの提唱する様々な「説」をプレゼンし、検証する番組。
2014年4月23日から文字通り水曜22時台にて放送されており、TBS系列のダウンタウンの冠番組の中で「リンカーン」を超え最長の放送期間となった。
なお、2024年4月24日の389回目の放送をもって、10周年を迎えた。この時点での説は1340(第2弾、説以外の企画込み)。
番組名の略称や通称は正式に決まっていないため、ドッキリ系の企画でネタバラシをされたタレントが当番組の収録であることに気付いた際に「水曜日」「水曜」「水曜さん」「水ダウ」「水(すい)」「Wednesday」「説」「赤坂のやつ」「水ちゃん」などと独自の略称・通称を用いて指摘するのがお約束になっている。なお、放送内容が記事化される際には「水ダウ」と記載される場合が多い。
番組側が考案する「説」をプレゼンターがパネリストに「検証VTR」と共にプレゼンするメインのコーナーと、視聴者から寄せられた「説」を検証する『みんなの説』のコーナーと等がある。
「人生で一度もホームラン打ったことないプロ野球選手などいない説」などの雑学や、「芸人なら自分のネタと同じ状況が現実に起きたら完璧にツッコめる説」といったドッキリ企画などのユニークな説が検証される。
検証VTRの出演者は「お笑い芸人」を多く起用しており、人気芸人だけでなく旬を過ぎた芸人や若手芸人も積極的に起用する傾向にある。「説」以外にも「電流が1分間に1回流れる電流ドミノ並べ」などのバラエティ企画も多い。
自主規制の風潮が高まる地上波バラエティ番組としては珍しく飲酒、喫煙、悪口、スキャンダル等のテーマも大胆に扱い、芸人が過酷な企画に挑戦したり、人間関係を試すなどの体を張って検証を行うことも珍しくない。出演者から制作スタッフを『地獄の軍団』と称されたこともある。
そのため企画によっては出演者の人間関係を壊してしまったり、放送後に炎上しTBSが謝罪する事態に発展した回もあるが、過激な企画もまた人気の一因であり、お笑いトリオ「安田大サーカス」のクロちゃんは出演をきっかけに大ブレイクを果たした。
高い評価を獲得した企画も多く「徳川慶喜を生で見たことがある人ギリまだこの世にいる説」他、放送批評懇談会が日本のテレビ番組の傑作・名作を選ぶ「ギャラクシー賞」を数回受賞している。
出演者
レギュラー
この番組のメインMCでダウンタウンの唇が特徴的なドSの方。
この番組特徴の悪意たっぷりな説が大好物で、この手の説のVTR鑑賞中はよく爆笑する。
ゴミ屋敷の説で住人が三四郎の小宮を殴っているシーンや鼻血を出しながら鎌を持って追いかけてくる仙人等他の出演者がドン引きしているシーンでも彼だけは大爆笑。
ダウンタウンのボケで筋肉の方。
初期は説の検証に参加していたが今はパネラーに徹している。たまにスパイ説を指摘されたりプロレスラーにされたりしている。「悪い番組だわ~」と嘆くシーンも少なからずある。
2024年1月に活動休止したため以降は様々な芸人が松本の代役で出演している。OPでは覆面を付けた姿にするという処置がとられている。
おもなプレゼンター
獅子舞が特徴の人。
視聴者に馬鹿にされている。
「マジで0人説」を唱えては敗北していた。
アメリカ移住のため2023年2月放送分をもって卒業。
吉本新喜劇の人。
よくテーマ曲に追加注文している他、女性アイドルに厳しい。
おぎやはぎの勝俣州和に厳しい方。
一時裏番の都合で出ていなかったが、近年では裏番の時間帯が移動した事もあり、再び出演する様になった。
バイきんぐのなんて日だの方。
プレゼンターの他、説の検証企画にもよく登場する。
当初はプレゼンターとして登場して松本がボケて小峠がツッコむというのがお決まりの流れだった。
相方の西村瑞樹もたまに登場して奇人扱いされている。
FUJIWARAの顔デカい方。
小峠と同じく、プレゼンターの他、説の検証企画で同じ吉本興業の後輩芸人ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)と一緒に登場することが多い。
同じ局の番組で浜田が司会を務めるプレバト!!では永世名人として出演している。
この番組のことは「水ダウ」「ダウ」と言っている。おそらく水ダウ呼びの創始者。
よく出る人たち
安田大サーカスの高音髭の方で全日本国民のおもちゃで、もう1人の顔とも言える存在。
元はドッキリ系の検証要員だったが、ある説の検証途中に嘘つきツイート常習犯であることが判明し、追跡企画や懲らしめ企画が誕生。
再ブレイクの足がかりを作ったが、同時にどの番組に出ても最終的にこの番組に帰されてしまい、他のバラエティ番組(TBS以外も含む)のドッキリにかかると「水曜日ですか?」と驚く光景が見受けられる。
2022年放送の「MONSTER LOVE」でリチと交際する事に成功した。
なお相方の団長安田は体力お化けっぷりを度々披露している。
お相撲さんに扮した人。
主にゴミを回収したり、長距離を歩いて検証する説に登場する。
三四郎の眼鏡の方。
藤井健太郎とは近所住まいなのでおもちゃにされる。
ある時に放送された登場回数ランキングでは1位に輝いた。その後に行われたバンジーはカットされた。
なお、説の検証の他プレゼンターとして登場している。
相方は知らないところで0人の伝説作った。
アントニーは検証ドッキリ(特に「人がいる」シリーズ)によく駆り出される。初期の頃はなぜか審判役で登場していた。
相方の大トニーは基本的に全国ネットの仕事がこの番組のみである。大トニーという名は松本によって命名された。後部座席に人がいるドッキリでは相方に負けず劣らずのドデカイリアクション。
オードリーのピンクベストの方。
よく体当たり系の説に出ていて、球技が下手。
彼もプレゼンター側で出ることがある。
「これ水曜日だな」「貴様、水曜だな?」「お前水曜だろ?」
パンサーの元気な方。
嫁への異様な嫉妬によるリアクションが目立っていたが、不器用ながらも人を気遣う優しい一面や体育会系上がりの根性の強さが話題になり、落とし穴からの脱出ではゲストや視聴者を感動させた。
顔出しNGだが、嫁もたまにドッキリの仕掛け人として登場する事がある。
ダイアンのゴイゴイスーの方。
ちくちく文句を吐く事が多い面倒くさがり。
名物企画の名探偵津田の主人公でもある。
コロコロチキチキペッパーズの丸坊主の方。
とにかくプライドが高くて失礼な言動が多い性格は当番組の検証でも健在。
前述の通り、FUJIWARAの藤本敏史ことフジモンとの絡みが多く、ドッキリを仕掛けたり、仕掛けられたりしている。
R-1グランプリのトロフィーをめちゃくちゃ大切にしている人。
永野先輩から理不尽説教を受けるドッキリを仕掛けられ、永野先輩が席を外した途端に悪口を連発し、犬猿の仲となった。
以降はクズ芸人として扱われることになる。
地下芸人で活動している人。
当番組へ出演する度に何かとやばいエピソードを語る事が多い。
長身で大食いな人。
大食い関連の説・企画によく登場するが、他の番組で見せている大食い能力を発揮できないことがほとんど(ただし、早食い競争は得意である)。
よくタバコを吸う。
エスニック系で大食いな人。
大食い関連の説・企画には白田と共によく登場し、見事な大食いっぷりを披露する。
SASUKEに全てを懸けている人。
SASUKE絡みの説・企画によく登場するが、本領発揮できないときが多い。「SASUKEムズイっすね」
仕掛人の説では松野明美ほどではないが、仕掛人にはやや不向きであることが発覚。
その他
この番組のナレーター。
ちょいちょいVTRの出演者に厳しい。
いつも短パンの人。
基本雑な扱いをされているが、ある説ではある人物のモノマネをただ一人見破った。
ちゃん付け、一年中短パン・髪型・身長・大学中退・アイドル志望・団長の下にいた・ファンが一人もいないという観点でクロちゃんとキャラ被りしているとされてしまった。
ホンジャマカの恵俊彰にも時折ファン関連の話で流れ弾が当たる。
漫才協会所属の仲が悪いコンビ。
ある説で何とも言いがたい空気を作り、仲直り企画したり在りし日の彼らに思いをはせている。
チクショーでおなじみの白塗りエンタ芸人。
ポンコツぶりが著しいが、「乾杯ビール!」などたまに輝くことも。
スベリ-1グランプリでゆきおとことギブアップ大久保を抑えて優勝した、「日本一面白くない芸人」。
芸人審査員としてネタを見ていたウエストランド井口も「全然おもんねぇよあんなもん!」と毒を吐くほどのスベリっぷりを見せた。
松本が「ユニットコントが見たい」と希望したことから、同じく決勝進出したギブ↑大久保、ゆきおとこの3人による「SPユニットコント」が後日披露されたが、野田クリスタルも「スベるのが怖くなさそうだったんですよ。スベるのに怖くなってほしい」と酷評する出来だった。
影響力の強い番組の賞レースで優勝したためか、仕事は少し増えているらしい。
タマゴが大好きな元野球選手。
下記のヤバめ素人の説で登場したが、ダウンタウンをはじめとするスタジオはドン引き状態になり、板東の対応の一部始終はカットとなってしまった。
これが大きく影響したからか、板東はテレビから姿を消す。以後、消息不明だという。
RIZINガール2022を務めたモデル。
ホントドッキリで胡散臭いプロデューサーに100万円を払って当番組への出演権を獲得した(ドッキリなので実際には払っていない)。
あまりにも嘘まみれな説に、一言一句台本通りに収録が進む番組に終始振り回されたが、真面目で世渡り上手な一面から「将来は売れて欲しい」と期待されている。
説に登場したキャラクター
開けたら人がいるの男
「人がいるシリーズ」によく登場する中年男性。
常に目が見開き、虚無感が漂っている。
ヤバめ素人
中継先に現れる何かヤバい中年男性。
ターゲットのレポーター達を戸惑わせる。
平成ノブシコブシの吉村崇には手厚く対応されたが、板東英二には何かされた模様。
澤田P
チャラくて胡散臭いプロデューサー。
上述のあおぽんが登場するホントドッキリで注目されていたが、実はそれ以前の「相方釘付け喫煙所チャレンジ」で登場していたりする。
人知れずおっかない声を出すトナカイの着ぐるみ。
中の人は不明だが、不良の若年男性かと思われる。
主な説
- マジで0人説
「中華街のコンビニで肉まん買う奴マジで0人説」など、そんな人いないだろうと思われることを調査する企画。「1人でも見つければ説が立証されない」いわゆる「悪魔の証明」で、スタッフが粘り強く調査するので大抵は該当者が見つかってしまう。
「今、サングラスをケミストリー川畑式でかけてるヤツマジで0人説」のように、検証時は発見できなかったのに、後に別の説の検証時に偶然発見し説立証とならなかった例もある。
- 勝俣州和ファン0人説
矢作兼が勝俣をいじり倒す企画。勝俣のことをさんざんほめておきながら最後には「でもファンは0人」とディスる。検証すらしなかった。ほかにも「勝俣州和の名前 漢字で書ける一般人0人説」「恵俊彰ファン1人説」などもある。
2018年5月30日の放送でファンが2人いる事が発覚した為現在では0人説が立証されなくなってしまった(それでも少ないが…)。
- 松野明美 何でも信じる説
普通の人なら疑って当然のことを松野明美は信じてしまうのではないかという説からスタートした企画。最初は「何を答えても正解になるクイズ番組」というものだったが、徐々に話のスケールが大きくなり、最終的には、未来では松野明美が人類のリーダーになっていて、ターミネーターが未来から松野を抹殺しにやって来て、松野が宇宙船に乗って戦うという壮大なストーリーになってしまった。
普通なら「騙されているふりをしているだけであろう」と考えれば済む話だが、松野は超大根でそんな演技ができるはずがない。本当に本人が信じているのかは不明だが、「本当に信じてるオフショット」なるものがDVD特典で付いていたことがある。
- 「〇〇したら人がいる」が結局一番怖い説
提唱者は小峠英二(バイきんぐ)で、「一週間予告ドッキリ」で仕掛けられた『ロッカーの中に人がいる』ドッキリから派生した説。「人がいるシリーズ」とも呼ばれる。
「思わぬ場所に見知らぬ人が居た際、今までのドッキリで一番怖い」というコンセプトで、死角を突いた場所に仕掛け人を配備していくドッキリ系企画。
「開けたら人がいる」「後部座席に人がいる」「ベッドの中に人がいる」などが行われている。
小峠曰く「浜田さんの大のお気に入り」。アントニー(マテンロウ)はシリーズ全てに出演しており「Mr.人がいる」と称されている。自宅でのドッキリで騒ぎすぎたため、マンションの管理会社から自宅ロケがNGになった。
クロちゃんが嘘つきツイート常習犯であることが初めて発覚した説でもある。
- 松本人志ロシアのスパイ説
松本人志に関する様々な情報を集めてきてロシアとこじ付けてでっちあげるものだが、その証拠があまりにもできすぎていたため話題に。趣旨としてはこれに近い。もちろん松本人志はロシアのスパイでもなんでもない。
雑学系
- 競歩の選手 全員他の陸上競技で挫折した人説
記念すべき1つ目の説。マジで0人説の先駆けとも言える。
初めから競歩を目指した選手が見つかったため不成立。
- 赤か青どっちかの線を切ったら止まるタイプの時限爆弾など実在しない説
切ったら爆発するダミーの線を仕込むため、結構多いとのこと。
色を分けているのは爆弾を作った人が間違えないためで、線の色はその人次第。
- 適用された事のない罪名 山ほどある説
3つの罪状(出水危険罪、水防妨害罪、外患誘致罪)が1度も適用されていない(そのうちのひとつは某推理漫画の劇場版作品で扱っている為、この映画を思い出した視聴者も多かった)。
- 内陸国 海軍いらない説
湖沼や河川を守る海軍が存在する内陸国がある。番組内では「ほぼ水軍」などと言われていた。
- 「どしどし」の後に続く言葉「応募」以外ない説
昔はあったが現在は「応募」だけとのこと。
- ○-1グランプリ AからZまである説
番組調べでAからZまであった(サークル内のイベントなど規模の小さいもの含む)。
布袋に関する説
- 布袋のギターをQRコードで撮影するとQRコードと認識されどこかのホームページに飛ぶんじゃないか説
- 布袋のギター あみだくじもできる説
- 「布袋」この漢字 布袋の曲が流れている状態で「何と読みますか?」と聞いたらさすがに「ぬのぶくろ」とは読まない説
- 10回クイズ 氷室と10回言ったあと「布製」という文字を見せら思わず布袋と読んじゃう説
- 布袋のギター 小さいビルや車を配置したら良い感じの街になる説
- アリに布袋の曲聞かせ続けて飼育したら巣穴が布袋のギター柄になる説
- 「布袋」さんのあだ名 100%あの布袋関連説
- Toshlをトシと読んでいるファンならhotelを「ほてい(布袋)」と読む可能性僅かにある説
- 高身長の高齢女性が布袋柄の風呂敷を背負って歩いてると布袋の祖母だと思われる説
- 布袋柄の服を着た子供が迷子になっていたら「布袋柄の服をお召しになった…」と的確にアナウンスしてくれる説
- 「布袋モデル」と言われたらどんなにデカいギターでも信じちゃう説
- 布袋柄の土器が出土したら「布袋時代」という時代区分があった可能性があった可能性もわずかながら感じちゃう説
- 「ホテイのやきとり」の缶詰を積み上げられる限界もしかしたら布袋の身長187cmまでなんじゃないか説
- 布袋の説かき集めたらそろそろ1時間埋まるんじゃないか説
そんなわけがない。
一方で、
- シールを貼って街の意見を聞くスタイル投票 抱かれたいミュージシャンが布袋99票 福山0票の状態で聞かれたら流されて布袋に貼っちゃう可能性もある説
- 歌詞に「BABY」が最も出てくる曲、布袋のスリル説
- 番組調べでスリルが1位、2位はBE MY BABYで布袋がワンツーフィニッシュ
- 『寅泰』という人の親、布袋ファン以外あり得ない説
- 年配の『寅泰』さんは見つからなかった。
等、一部は立証している説もある。
ランキング
検証の過程で様々なランキングを調査することがある。
芸人検索ランキング
検索ヒット数のみの順位 アルファベットのみのコンビ名は除く
1位 2700
2位 天津
3位 メンバー
4位 地球
5位 うみのいえ
2015年4月29日放送の「ネット検索のヒット数、最も多い芸人「和牛」説」で検証した。あくまでもヒット数のみなのでその芸人とは全く関係ないページが多くヒットする。なお肝心の和牛は10位以内にも入らなかった。
曲名がサビに入っている率ランキング
3位 ZARD 97.9%
4位 Perfume 92.6%
最下位 RADWIMPS 0% (放送当時)
2016年2月17日放送の「ZARD、曲のタイトル絶対サビに持ってくる説」にて検証した。
シングル曲のみで、カップリング曲は除く。対象は1985~2015年、活動歴5年以上、オリコン年間TOP100に5回以上ランクイン。
ZARDは「Boy」のみサビ以外にタイトルが出てきたため、わずか1曲の差で1位を逃した。同率1位の2組は調査対象曲をアルバム曲まで広げたサドンデス調査が行われ、WANDSが勝利(?)した(アルバム曲を含めた場合はこの2組をZARDが上回るというオチも付いたが)。
0曲の最下位としてピックアップされたRADWIMPSは当時まだそれほど知名度が高くなかったが、この放送の約半年後、音楽を手掛けたアニメ映画『君の名は。』の大ヒットにより一躍超有名バンドとなった。その『君の名は。』でおなじみの「前前前世」のサビを思い浮かべてもらえればわかる通り、現在は0%ではない。
余談だが、VTR中で曲数が少ないうえで曲名サビ率100%のアーティストの名前がでていたのだが、その中にはチマメ隊などの名前もあった。
時間の進みが遅いマンガランキング
1位 Dreams 15日/年
2位 なんと孫六 22日/年
3位 テニスの王子様 23日/年
4位 DEAR BOYS 27日/年
5位 グラップラー刃牙 42日/年
2016年12月21日放送の「現実との経過時間の乖離が最も激しい漫画「アカギ」説」で検証。
対象は連載期間15年以上、単行本巻数30巻以上、許可が下りた作品。
「物語の経過時間÷連載期間」で求められる。一気に数年ジャンプすることがあるため感覚的な物語の経過時間とは異なる場合がある。
説の対象となったアカギも途中で6年飛んでいるため10位(91日/年)という結果になった(ちなみに鷲巣麻雀編に限れば25分/年でダントツ1位とのこと)。
1位のDreamsは収録の時点で掲載している雑誌自体が廃刊(休刊?)になることが決定していたため、急に滅茶苦茶なことがたくさん起こる展開となった。
ミックスルール対決
ジャイアント白田と篠原信一が「大食い柔道」で対決した所から派生した企画。
複数の競技をミックスしたゲームに各分野の達人が挑戦する。更に派生した「ゲーム×現実 ミックス企画」もある。
- クイズ&潜水 水中の問題カードを取ってクイズに答える。深いところほど簡単な問題がある。
- クイズ&大食い
1回目は「大食いの白田」VS「クイズの古川洋平」のカードで組まれた。
だが白田は大学で化学を専攻していたり、古川は当時メタボ体型だったので結構食えた。
2回目は「大食王」vs「東大王」と称してチーム戦となった。
大食王チームは白田の他にアンジェラ佐藤、菅原初代が参加した。
菅原が食べる面以外でも、「漢検準一級」であることが判明し、漢字に強いことが判明した。
- 催眠術師VS各分野の達人
催眠術師が各分野の達人に催眠術をかけた後対戦する。結果は催眠術師の3勝2敗。
マリオカートと本物のカートを1周ずつ交互に行う。
- ミックスSASUKE(SASUKE&スーパーマリオメーカーで作ったSASUKE)
8つのエリアにそれぞれゲームと現実があり、どちらかを選んで進める(選べるのは各4回まで)。ゲームと現実どちらも難しすぎて誰もゴールできなかった。
全く盛り上がらなかった。
- 東大王コラボSP
大声×クイズ(大声で問題を出し、距離が得点になる)、極寒×クイズ(雪山でのバラマキクイズで、寒さに耐えられれば何問でもこたえられる)、不眠×クイズ(10分に1問ずつ、48時間クイズの出題が続く)の三種目で東大王チームと対戦した。
クロちゃん関係
「起きたら人がいるが結局一番怖い説」でクロちゃんが嘘ツイートを連発していたことから誕生した企画。そもそも嘘をつくようになったのも「SNSを張り込んでいれば芸能人に会える説」が原因の可能性がある。
この番組のそれそれ以外にも色々な企画でドッキリにかけられることが多いが、同時に番組をきっかけに高いトーク力や切り返しの上手さで改めて注目されるようになった他、「夢だったアイドルに『プロデュース』という形で関わらせてもらい、そこで暴走しつつも意外な才能を発揮」「住んでいるアパートの取り壊しが決まり、ドッキリという形で伝えてもらったが、同時に番組の企画で新居を一緒に探す(ただし番組の監視カメラ付き)」といったことも叶えていたりもする。
- 芸人のお馴染みのくだり 素人にフラれてもなんだかんだでやる説
- 帰巣本能 ハトよりヒトのほうが優れてる説
- クロちゃんTBSの連ドラ出演が決まってメチャクチャ勘ぐってる説
- SNSを張り込んでいれば芸能人に会える説
- ポケットに知らないお金が入ってたらさすがにネコババしちゃう説
- クロちゃんにCMの仕事が入ったので送迎してみた
- 目隠しで連行されたら自宅に戻っていても気付かない説
- クロちゃん目隠し連行慣れすぎて一般人にやられてもついて行っちゃう説
- 往復ビンタ 復路痛くない説
- 「起きたら人がいる」が結局一番怖い説…クロちゃんの嘘ツイートが発覚した記念すべき最初の企画
- クロちゃん嘘ツイート監視企画
- 芸能界一寝たら起きないのジミー大西説
- クロちゃんツイッター企画第2弾「フューチャークロちゃん」
- 「ベッドの中に人がいる」が結局一番怖い説
- うがい中のラリアット不可避説
- クロちゃんのベッドの下 ギリ人も住める説
- MONSTER_HOUSE(テラスハウスのパロディ企画)
- 起きた時VRの世界だったらめちゃくちゃビックリする説
- モンスターアイドル(アイドル育成企画)
- 起きた時お花畑にいたら死んだと思う説
- リモートクロちゃん
- クロちゃん部屋ごと無人島生活
- クロちゃん緊急新居探し企画
- クロちゃん家潜伏中
- モンスターラブ
主な不祥事、謝罪
「ブックオフの福袋買う人どうかしてる説」で取り上げた100円ショップ得得屋に関して、放送許可を取らず勝手に放送した挙句、実際には福袋は全て完売していたにも拘らず「一つも売れず」と虚偽の内容を放送、更には店の名前を「得々屋」と間違えるなど問題が重なり後日謝罪した。番組はカセットテープにはまだまだ需要があるということを知らずにバカにしてしまった。
さらに、企画のメインであったブックオフ自体にも複数の問題が発覚している。
まず第一に店舗側が取材に応じる際出した条件が「お客様のことを悪く言わない」だったにも拘らず、説タイトルで「どうかしている」など明確な中傷を行った点。更にはVTR中に登場した夫婦が福袋で勝った商品(漫画複数タイトル)を読まずに翌日売りに来たと放送して「確かにどうかしている気もする」などと中傷したが、実際には読み終えた3タイトルを売りに来ており明らかな虚偽の内容を放送した点。
更には取材態度に関しても、ロケクルーが取材許可を取りに来た際番組名すら名乗らなかった点、店舗側が指定した取材日ではなく、より早い日程の混雑日に乗り込みそのまま撮影を強行した点、「バラバラのタイトルの途中の巻が1冊づつ入った福袋を作ってくれ」など明らかに番組内でネタにするための自作自演の福袋の制作を要求された件などが暴露されている。
この企画についてTBS側は具体的な個々の問題点には触れず、「買うやつどうかしている」という表現及びブックオフ側に放送スタンスの許可を取らなかった点のみを謝罪した。
また、この暴露以外にも福袋内に入っていた漫画作品をメジャーな作品ではないと馬鹿にするスタンスを取り、こちらも作品への敬意に欠けると批判されている。
「水戸なら今でも印籠の効果あるんじゃないか説」では、水戸市のイメージを悪くした上にやらせ疑惑が浮上し、TBS社長が謝罪した。そもそも水戸黄門が偽物なので検証しても意味がないのでは……。
「クロちゃんが閉じ込められてもTwitterさえあれば助けてもらえる説」では、ツイッターの情報だけで一般の方にクロちゃんが連れて来られた部屋を探してもらう企画を行ったところ、間違った場所に人が殺到してしまい問題となったため企画が中止・お蔵入りとなった。
2017年9月に、番組ディレクターがJCとの援助交際で現行犯逮捕されたことを週刊文春にスクープされ、TBS社長が謝罪した。なお、当該ディレクターは事実上の解雇となった(当該ディレクターはTBS社員ではなく外注スタッフであったため、降板・契約解除)。
2018年5月30日に放送された「数珠つなぎ企画で1番過酷なのジョジョの鉄塔システム説」で監禁されたナダルが他の芸人を呼び出し、身代わりになってもらうことで脱出するという企画でBPOから「子供が真似していじめに発展したり人間関係の破壊につながる危険性がある」「子供も見る時間帯にここまで悪乗りするのもいかがなものか」との声が寄せられた。さらに第二弾が放送されるはずだった6月20日には予告とは丸々別の内容の物に差し替わっており、後にナダルを連れ去る際に何も知らない一般人により通報され、番組関係者が警視庁から厳重注意を受けていたことが明らかになった。これについては後日TBSが謝罪している。なお、報道された6月21日には偶然にもジョジョ5部のアニメ化が発表されており、ちょっとした奇妙な現象が起こっている。
この後に制作された「新元号を当てるまで脱出できない生活」などでは撮影中と掲示するなど連れ去る際に気を使っている様子が放送されている。
2018年12月26日に放送されたモンスターハウス最終回でクロちゃんの今までの行いを許すかどうかを決める投票を行い、「許さない」が95%となったためとしまえんに設置された檻に投獄されることとなり、翌日27日の夜まで展示するイベントが行われることとなったのだが、予想以上に人が殺到し、警察が出動するほどの大混乱となったためイベントの中止が決定され、TBSが謝罪することとなった。
2024年8月21日に放送された「水曜日のダウンタウン終了デマ、拡散王決定戦」でこの企画で出演者が終了デマを流した人物のひとりとして「DayDay.総合演出」と紹介されていたが、実際は複数の放送局で番組制作に携わる人物であったとして謝罪している。
高い評価を得た企画
不祥事の多い番組である一方、アカデミックな調査だったり、芸人が本気でチャレンジしたり、感動できたりする説も度々放送しており、これまで5度ギャラクシー賞を受賞している。番組内ではこれらの高い評価を「ギャラクシー貯金」とネタにしており、「これがあるからヤバい方向へ冒険できる」ともいうほど。下記の「先生のモノマネ」の回では、松本が「たまにはこういう感動的なのもいい。この番組はBPOに狙われてるから」と発言している。
※太字はギャラクシー賞を受賞したもの。
- 「徳川慶喜を生で見たことがある人ギリまだこの世にいる説」(2015年放送)
- 徳川慶喜を見た事がある高齢者を調査。スタジオ受けは「興味が無い」といった感じですこぶる悪かったが、徳川慶喜を見たという説の実証に加え、明治大正の逸話が多く発掘されるなどアカデミックさを評価された。
- 「先生のモノマネ、プロがやったら死ぬほど子供にウケる説」(2017年放送)
- とある中学校の生徒の前で、5人のモノマネ芸人がその学校の先生のモノマネに挑戦。「死ぬほどウケる」という条件を満たすために徹底的に下調べやネタ作りをして披露したところ、文字通り死ぬほどウケ、笑い過ぎて泣き出す生徒も出るなど、「らしからぬハートフルな企画」となった。
- 「新元号を当てるまで脱出できない生活」(2019年放送)
- 新元号発表に前後してななまがりを埼玉県内の「平成荘」というアパートに連れていき、新元号を答えられるまで帰れないというもの。ボーナスやポイントだけでなく、手探りでヒントとなるものを見つけ出し新元号を見つけ出す姿にカタルシスが感じられたと大きく評価された。
- 「おぼん・こぼん THE FINAL」(2021年放送)
- 2019年に放送された「芸人解散ドッキリ 師匠クラスの方が切ない説」で本当に解散寸前となりかけたことに端を発したもの。解散ドッキリ以前から芸人界で一種のタブーとなるレベルで不仲であった2人だったが、足掛け3年の末この企画で和解に至るという日本の芸能史に残る結果を残した。
- 「昭和はむちゃくちゃだった系の映像、全部ウソでもZ世代は気付かない説」(2023年放送)
- 仕掛け人の昭和芸能人達が、Z世代をダマすドッキリ。だが、仕掛け人側も偽VTRは初見のため、即興で嘘エピソードを作る必要があり、昭和世代チームの昭和的フォーメーションにも感心したと評価された。
- 「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めっちゃしんどい説」(2023年放送)
関連タグ
金田一少年の事件簿…金田一のトリック アクロバットすぎてほぼSASUKE説
キン肉マン…レオパルドンよりも一瞬で殺されたものなどいない説
チャージマン研!…上記と同じく「レオパルドン(キン肉マン)よりも一瞬で殺されたものなどない説」で取り上げられた。あまりのマイナーぶりに松本人志は「知らんし!」と言い、原西孝幸も「僕も知りません」とコメントしている。ちなみに主演者は大爆笑していた。
燃えろ!!プロ野球…時速300キロのピッチングマシンならバントホームランできる説
殺人ジョーク…人を笑わせられる距離の限界 100m説
モンバーバラの姉妹…姉が踊り子で妹が占い師のマーニャとミネアパターン姉妹どこかに存在する説
トリビアの泉…番組内容がよく似た者番組繋がり。但し「水ダウ」は基本フォーマットを外した「特殊回」の割合も多め