概要
大阪芸術大学出身。同大学の落語研究会に1年ほど所属し、4年生時の1年にはミルクボーイやななまがりがいた。落研と別で立ち上げたフリーライブ「芸大漫才」にもミルクボーイは出演しており、そのライブ名が継承され現在に至るまで開催されている。同じ落研の後輩であるオダウエダの植田曰く「大阪芸大落研の礎を築いた」という。
卒業後は当時の落研で出会ったた舘野忠臣(現・ネコニスズ)とコンビ「野球家族」とコンビ「野球家族」を組み、しばらく大阪を拠点に活動後は上京してマセキ芸能社の預かりとなるも、翌年8月を以て解散。
その後はピン芸人としてSMAに所属するも2018年5月に退所。その後は再びフリーを経て、2024年1月より『水曜日のダウンタウン』内企画「S(スベリ)-1グランプリ」で優勝した実績を踏まえられて、トゥインクル・コーポレーションからスカウトがかかり、所属となる。
芸風
主に1人コントを披露し、常にハイテンションかつハイリアクションのペースで行う。
しかしながら場を逸したネタの内容の奇抜さやカオスさが常に観客をドン引きさせてしまい、マセキ芸能社時代のモグライダーからはスベリ知らずと称されるほど、面白いとは言い難い。
事実、2002年から始まっているR-1グランプリでは初回から連続出場しているにもかかわらず、毎回一回戦敗退という情けない結果を出し続けている。
ところが、そのくすぶりさが功を奏したのか上記の『水曜日のダウンタウン』内企画「S(スベリ)-1グランプリ」にモグライダーの推薦で出場が決定した事から、初の地上波テレビ出演を果たす。その結果、見事優勝を果たし日本一面白くない芸人というある意味素晴らしい称号を得た。
その影響からか、今まで自身のYouTubeチャンネルやX(旧Twitter)の閲覧数が今までは数件程度だったにもかかわらず放送後は千件以上まで急上昇し、自身の単独ライブ観客数も急上昇した。