経歴
片桐 仁は、日本のお笑い芸人・俳優・タレント・彫刻家。トゥインクル・コーポレーション所属。お笑いコンビ・ラーメンズの一員であり、相方は小林賢太郎。ラーメンズは2020年の小林の芸能界引退を以て活動を終了し、現在はソロで活動している。
1973年11月27日生まれ、埼玉県宮代町出身。多摩美術大学美術学部(版画専攻)卒業。
愛称は「ギリジン」など。細面に強い天然パーマのロングヘア、眼鏡姿が特徴。
大学在学中に、同級生の小林と出会いお笑いサークルを設立。1996年、卒業を前に小林の誘いで正式にコンビを結成した。(その後のコンビとしての活動はラーメンズを参照。)
ラーメンズのコントにおいては、その作風からボケ・ツッコミの別は特にない。「現代片桐概論」のようにコンビ芸でありながら喋らず動かずという役を演じることもあった。
ラーメンズとしての舞台公演が2009年を最後に途絶えた後は、コンビを維持したまま個々の活動が中心となる。片桐は、大学時代からの友人で同じ事務所でもあるエレキコミックと結成したユニット「エレ片」でお笑い芸人としての活動を続ける傍ら(ここではボケとして振る舞っている)、俳優として活動。『99.9-刑事専門弁護士-』『あなたの番です』などの出演作がある。
NHK教育朝の子ども向け番組『シャキーン!』では、2007年からメインMCのジュモクさんの声を長年担当していた。同局の『ピタゴラスイッチ』でも一部ナレーションを務め、「おとうさんスイッチ」に息子と登場したこともある。
また、粘土細工を主体とした彫刻家として個展も度々開いている。ガンプラのモデラ―でもあり、専門誌『ホビージャパン』でコラムを執筆したこともある。
2010年より故郷・埼玉県宮代町の観光大使「宮代町外交官」を同じく同町出身の声優・歌手の國府田マリ子とともに拝命した。
カタギリの生態
ラーメンズ初期の有名コントの1つ「現代片桐概論」では、「カタギリ」は人に似た姿の哺乳類であると解釈され、世界中に多種多様な生態を持つカタギリが生息しているとして生態研究が行われている。
その詳細は当該項目を参照。