「おいおいおいおい！邪魔するなら、お前もまとめて菓子工場送りにしてやろうかぁ？」
スーツアクター：北村海
データ
身長：204.2cm
体重：91.8kg
特色：力/牙/爪/俊敏性/四足歩行
概要
『仮面ライダーガヴ』第1話に登場。
グラニュート界から人間界に現れた、グラニュートの一種。物語上最初に出現したグラニュート第一号。人間界では眼鏡を掛けたぼさぼさ頭の男性の姿で潜伏している。
ブラウンカラーの犬に酷似した屈強な肉体の獣人の如き姿を持ち、両肩と頭部にダークグレーの鋭い牙を生やした口が身体中に備わっている。
両耳に該当する箇所は舌を出したような形状の角で、本来の口に当たる部分は溶接されたように塞がれている。
人間を幸福を材料に造られる闇菓子を目当てにストマック社の手先となっており、自分より弱い存在をいたぶって嘲笑うなど典型的な卑劣漢。
鋭い牙と爪による攻撃を得意とする他、猟犬に似た姿の足歩行形態に変形することで最高速度で疾走する事が可能。
活躍
物語開始時点で既に何人もの人間をアクリルキーホルダー状にして捕えており、その報酬でストマック社の関係者から闇菓子を貰っていた。
今度は母親の帰国で帰宅途中の少年・廣井始に目をつけると渡された闇菓子を貪り、更なる闇菓子を受け取るべく人気のない場所まで追い詰めて彼を拐おうとするが、駆けつけたショウマに阻まれる。
人間の擬態を解除して怪人としての本性を露にすると同族のショウマを一方的に痛めつける。
怪人の姿にもなれない生身のショウマを弱い存在として嘲笑っていたが、始を守る為にショウマはゴチゾウの力で仮面ライダーガヴとして覚醒。グミの弾力による戦闘に翻弄され、始の母親から「化け物」呼ばわりされた彼も嗤うも戦意を失うことなく迫る彼に圧倒されてしまう。
その強さに怖気づき、別の人間を捕まえるべく獣形態となって逃走するもブルキャンバギーに乗ったガヴに追いつかれ、振り払うどころか強烈な一撃を叩き込まれる結果となる。
「闇菓子を諦める！？ありえねぇ、答えは……お前をぶっ倒すだぁぁぁぁっ！！」
ガヴの最後通告に激昂し、満身創痍の状態で再び襲い掛かろうとするも最期はキッキングミゴチゾウのアシストを受けたガヴに上空へと蹴り飛ばされ、地面に叩きつけるようにライダーキックの直撃を受けたことで敗北、悲痛な叫びをあげて爆散した。
余談
変身者である男の演者の片桐氏は仮面ライダーW屈指の迷回と名高いヘブンズトルネードが登場した7・8話にてコックローチ・ドーパントの変身者・伊刈役以来の出演となる。
使用している眼鏡も伊刈のつけていた眼鏡と同じものであるという。
スーツアクターの北村氏は『仮面ライダーギーツ』のプレミアムケケラ以来の出演となる。
関連タグ
令和ライダーテレビ本編最初の怪人
マンティスマルガム←グラニュート・ハウンド
ツチグモ、バットイマジン:巨大戦を繰り広げた初回怪人繋がり。
ハウンド・ゾディアーツ:13年前の仮面ライダー作品に登場した猟犬をモチーフとしたライダー怪人。
ハウンドシャドー:10年前のスーパー戦隊作品の劇場版に登場したハウンド繋がりの怪人。
