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「もっと収穫しろってか…。ふんっ!上等だ! 俺の腕を見せてやるよ!!」(第17話)


CV前野智昭

人間態演者:龜田七海

スーツアクター井口尚哉


データ編集

身長:199.6cm

体重:73.7kg

特色/力:飛行能力/羽根


概要編集

仮面ライダーガヴ』に第17話第18話に登場。

ストマック社に雇われ、グラニュート界から人間界に現れたグラニュートの一体。

人間界では、つばの広いハットと赤いスカーフを身につけた白い服の女性の人間態で潜伏している。ボン同様本来の人格は男性の模様だが、擬態を解いた直後も相手をおちょくるためにわざとオネエ口調で話していた。


オレンジ色の猛禽類のような見た目をしているが、嘴に当たる部位は口髭のように顎から伸びた形状になっており、その上に接合されたグラニュート共通の口が存在している。ハエの意匠は両手の甲でハエの羽根が鳥の翼の一部になっている。

下半身はウィップル等と同じ細めな造形のもの。


その見た目に違わず飛行能力を有しており、エネルギーを込めた羽を飛ばして攻撃する力を持つ。

ヒトプレス収集の手段は、屋外でスカーフをわざと風で飛ばし、人気のない場所でそれを拾った人物に感謝の言葉をかけ、善行の達成感で満ち足りている瞬間を襲うというもの。

人間の善性に付け込んだ悪辣な手段であり、一度につき1人と回を重ねる必要はあるがほぼ確実にヒトプレスを入手することが可能。ただし、標的が周囲でも評判の「いい人」ばかりだったことが裏目に出て、普段家出や無断欠勤をしない人が急に消息を絶ったことを怪しまれてしまう事態になった。ヒトプレスの質も量もそれなりに良好だったのだが、既にどちらの面でも優秀なラーゲ9が活動していた事もあり報酬の闇菓子はたった1個しかもらえず、ラーゲ9本人からも「ちまちまちまちまご苦労さん」と小馬鹿にされていた。また、ラーゲ9が助太刀に入った際に調子づいてすぐに逃走せず「少し羽を休める」と小休止するなど呑気なところがある。


活躍編集

「さあて、そろそろ狩り場で仕入れるか…。」

ヒトプレスをエージェントに納品したものの貰えた闇菓子はたった1つだけで、ビルの屋上でそれを堪能した後で狩りを再開する。

手始めに自身が攫った人物の捜索を行っていた甘根幸果に罠を仕掛けるが、聞き込みにより危機感を覚えたショウマが割り込んできたため捕獲を断念し、スカーフを拾ったお礼だけ言って即座に撤退する。


その後、人間態のラーゲ9と遭遇し、ヒトプレスにしようとするも同族だった為に失敗し、逆に舌ごと振り払われ地面に転がされる。


「ハハハハハ…チョロくて助かったわ!」

彼がニエルブから遣わされた用心棒であることを知ると、ゴチゾウの案内で追跡してきたショウマと辛木田絆斗の前で擬態を解き、彼らが変身したガヴヴァレンと交戦する。


「ハハハッハ。解ったか! こいつは、俺を守りに来たんだ!」

2人の連携に追い詰められるも、助太刀に入ったラーゲ9/仮面ライダーヴラムのおかげで命拾いし、高みの見物を始める。


余談編集

チョールを演じた前野氏は『memory of heroez』の伊達明/仮面ライダーバース・プロトタイプ役以来の仮面ライダーシリーズへの出演となるほか、TVシリーズへの出演は『仮面ライダーOOO』のカマキリヤミー役以来、14年ぶりの出演となる。


また、ニチアサ全体では、『デリシャスパーティ♡プリキュア』のローズマリー以来の2年ぶりで、特撮全体では『ウルトラマンレグロス』のファルード以来の1年ぶりの出演となった。


名前の由来は恐らく鳥類を捩ったものと思われ、デザインを担当したK-SuKe氏曰く、鳥類全般がモチーフとの事で定まった鳥がモチーフでは無い模様



関連タグ編集

仮面ライダーガヴ グラニュート


グラニュート・ボン:同じく人間の女性に擬態していたグラニュートで、こちらも声優が怪人態を演じている。



バード・ドーパント15年前のライダー作品に登場する年明けの最初(17・18話)に登場した鳥類をモチーフにしたライダー怪人。

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