「話は終わりだ…ブッ倒す…!」
「俺のことは………『ヴァレン』とでも呼べ」
CV:日野友輔
スーツアクター:鍜治洸太朗
変身者
概要![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
『仮面ライダーガヴ』に登場する仮面ライダーで、本作における2号ライダー。第6話より登場。
銃ライダーに分類されるが、劇中では荒々しい肉弾戦や零距離射撃も披露する。
なおデンテ・ストマック曰く「変身にはガヴと同様、人間とグラニュート両方の特性を持っていることが必要」であり、絆斗は酸賀の手でグラニュートの体液を生成する生体器官の移植手術の被験者となることでその条件をクリア、その意味では(後に発覚したショウマと同じく)改造人間の要素を持ったライダーである。この生体実験と変身アイテムであるヴァレンバスターの連動により、超人的な力を発揮する。
また絆斗がガヴ/ショウマと異なり元は純粋な人間であったことから眷属を生み出す力がないため、変身に使用するゴチゾウは事実上ショウマに依存した形になる。劇中でも、最初は酸賀がショウマの目を盗んでくすねたチョコドンゴチゾウを使用していたが、第10話以降は基本のチョコドンのみならず派生フォーム用のものも含めて、直接ガヴに交渉・譲渡してもらうようになっている。
命名者は変身者の絆斗本人。一度ガヴに「チョコレートくん」と呼ばれたのを訂正する形で即興に「ヴァレンタイン」からネーミングした物であり、本人は結局チョコ繋がりで名前を付けてしまったことを若干後悔している。この名称は酸賀やニエルブにも「ヴァレンシステム」の名称で定着しているほか、ラーゲ9を含めたバイトのグラニュート達にもヴァレンの名前で覚えられている模様。
変身![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
ゴチゾウを装填したヴァレンバスターを射撃すると、チョコのエネルギーが広がり、それが全身に纏わりつき素体を形成。更にモチーフとなるチョコ菓子の装甲を纏って変身が完了する。
基本的には下か上に射撃されるが、グラニュートを追うなどして走りながら変身する際には、前に向けてヴァレンバスターを射撃、放たれた後にこちらに向かってきたチョコのエネルギーを纏う簡易なものとなる。
変身・能力含むシステムも電気ショックでゴチゾウに刺激を与えて力を抽出(=搾取?)しており、同じゴチゾウながらも使い方はガヴと大きく異なる。
形態![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
システム開発にそのまま板チョコが応用されていることもあり、今のところ全てチョコレートあるいはそのフレーバーを用いるものがモチーフになっている(また必殺技発動時にはこれらの場合コールが長めに発声される)。ゴチゾウのモチーフに関係なくミルクチョコレートの要素が取り入れられているのも特徴。
基本フォーム![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
『チョコドン パキパキ』
チョコドンゴチゾウを使用して変身する基本フォーム。
格闘と銃撃を混ぜながら戦うインファイター。
派生フォーム![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
『ドーマル もふもふ』
ドーマルゴチゾウを使用して変身する派生フォーム。
産み出したリングを盾や拘束具として用いる補助型。
『ブシュエル フワフワ』
ブシュエルゴチゾウを使用して変身する派生フォーム。
戦斧で敵をかち割るパワーファイター型。
使用アイテム![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
専用変身銃。打撃にも使用でき、そのまま零距離射撃を繰り出す場面も見られる。
腰に装着しているバックル。
ショウマの眷属であるお菓子のモンスター。
余談![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- 仮面ライダーのモチーフにチョコが選ばれたのは今回が初となる。ちなみに毎年お菓子コーナーには『仮面ライダーチョコ』が発売されている。
- 先述の通り名前の由来はバレンタインデー(=ヴァレンティーノ)。
- モチーフであるチョコレートは、含有するテオブロミンが人間(チンパンジーなど一部の霊長類を含む)には無害だが、哺乳類、鳥類(データこそ少ないが爬虫類や魚類も原理的には同じ)など多くの生物種の体内で代謝できず、少量で不整脈や神経症状を引き起こす毒物である。
- ベルトと関連しない変身銃を用いる2号ライダーは仮面ライダーディエンド以来となる。
- 2号ライダー、カラーリングが赤、銃使い、菱形の意匠、名前が似ている、零距離射撃で敵に何度も打ち込むなど仮面ライダーギャレンとの共通点が話題になった。更に大切な人を殺害した怪人を撃破する共通点も生まれ、無茶な改造手術でボドボドになるハードな描写もある。
- 他には過去に家族を殺された赤い2号ライダーである仮面ライダーアクセルや甘い食べ物がモチーフの赤い2号ライダーである仮面ライダーバロンとも共通点がある。
- 前作の2号ライダーがプレバン、前々作の2号ライダーがキャンペーン品と、近年では2号ライダーのなりきり遊びが気軽にできなかったが、今回でようやく2号ライダーの変身アイテムが店頭で販売されるようになったため、なりきり遊びが難なくできるようになった。
- スーツアクターを務める鍜治洸太朗氏は、これまで令和ライダーの怪人や仮面ライダードゥームズギーツなどを担当しており、本作が初のメインライダー担当となる。尚、鍜治氏はチョコが苦手な模様。
関連タグ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
マジェード → ヴァレン
○号ライダー