「ここがお前の死に場所だ。覚悟しておけ!」
データ
身長 | 221cm |
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体重 | 135kg |
カテゴリー | カテゴリーJ |
スート | ダイヤ |
特色/力 | 人間への化身、強力なマインドコントロール、飛行能力、羽手裏剣、人間の姿で放つ火炎弾・旋風 |
演/CV | 本宮泰風 |
スーツアクター | 大岩永徳 |
登場話 | 第9話「戦う者の運命」~第11話「各々の居場所」 第13話「金色の糸の罠」~第15話「運命の適合者」 |
(出典:『仮面ライダー剣 超全集』p.40、東映公式『仮面ライダー図鑑』より。)
概要
スート・ダイヤのカテゴリーJに属する、劇中におけるクジャクの始祖たる不死生物。普段は伊坂という名前の黒コートの男性に擬態している。
本編劇中にて最初に登場した上級アンデッドであり、下級アンデッドとは比べ物にならない戦闘力を誇り、遠距離戦では火炎弾とホーミング能力を持つ羽手裏剣「アイダート」、接近戦では巨大な剣「スウォーザー」を武器に戦う。
伊坂の姿でも、空中を浮遊したり火炎弾を掌から発射出来る。
また、上級アンデッドは下級アンデッドをマインドコントロールして手駒として使役する事ができるが、伊坂のそれはとても強力かつ人間にも有効で、巨大研究機関を作れるほど大勢の人間を洗脳して使役できる。
その力を用いて、自らの手で「最強のライダー」を作り上げるため烏丸啓を拉致、洗脳してレンゲルのシステムを制作させ、また恐怖心に囚われ心身ともに疲弊し自信を失っていた橘朔也をシュルトケスナー藻の溶液漬けにして洗脳し、手駒として操りクラブのA「チェンジスパイダー」を入手。最後のライダーシステム「仮面ライダーレンゲル」を完成させた。
しかし、橘の身を案じて行動していた恋人の深沢小夜子を殺害したことで橘の逆鱗に触れてしまい、15話にて怒りによって恐怖心もシュルトケスナー藻への依存も克服し融合係数が上がった彼に猛攻を受け、ファイアアッパーによって人間態へ戻るほどのダメージを受け撤退。
そして同話終盤、ブレイドを圧倒するも、そこに駆け付けた橘と再戦する。その傲慢さからか特に何の対策も無いにもかかわらず「この前のようにいくかな?」といつも通りの余裕ぶった態度であった。
しかし戦いが始まれば、火炎弾は意に介さないかのように突撃され、格闘戦でも一方的に攻撃された挙句、さらにはスウォーザーまで奪われ斬撃を受けてしまう。
ならばとアイダートで攻撃するも、ギャレンラウザーからの射撃で全弾撃ち落とされると同時にその身に銃撃を受けてしまい、怯んで崩れ落ちた瞬間に怒りと小夜子への愛の叫びが乗ったバーニングディバイドを受け敗北。自身の敗因を理解できないまま封印された。
「何故……?俺が……俺が、やられる……!?」
なおこの戦いは橘朔也の「強敵にしか勝てない男」「肝心な時にしか頼りにならない男」「ここ一番でしか活躍できない男」というファン評を象徴するものの一つとなっている。
劇場版の前日譚である「NEW GENERATION」では再解放されたアンデッドとして登場。禍木慎と三輪夏美を襲撃し、画面外で仮面ライダーグレイブに瞬殺されるという扱いだった。
ラウズカード
封印されたラウズカードはダイヤのJ「フュージョンピーコック」。
「アブゾーブサーペントが装填されたラウズアブゾーバーにラウズすることでジャックフォームに変身することが可能。
また、ギャレンラウザーにラウズするとラウズカード使用限界量を示すAP(アタックポイント)を2400P回復できる。劇中では橘がこの効果について睦月に説明していたが、実際に使用する描写は無かった。
外見
両肩がクジャクの羽になっており、ここからアイダートを発射。下半身はコート状になっている。
上級アンデッドなので腹部のバックルが金色。
余談
飛行能力を持つが、実際のクジャクはそれほど飛行に長けた鳥類ではない。
また、間違え易いが、人間態時の名前は「伊坂」で「井坂」ではない。
宇都宮Pから「とにかく強そうに願います。」というオーダーの下、モチーフと相まって派手な外見となっている。ロングコートやブルーメタリックの体色、バックル金色が上級仕様になっている(『UNDEAD GREEN BLOOD』pp.20-21)。
関連タグ
仮面ライダー剣 アンデッド(仮面ライダー剣) 上級アンデッド カテゴリーJ 伊坂(仮面ライダー剣)
仮面ライダーギャレン 橘朔也 ジャックフォーム バーニングザヨゴ
トリロバイトアンデッド、ゼブラアンデッド、ライオンアンデッド:ピーコックアンデッドがマインドコントロールして操っていたアンデッド達。
カメレオンアンデッド(10) → ピーコックアンデッド(J) → サーペントアンデッド(Q)