ブレイド「”今度は逃がさない”と言っただろ!」
データ
(出典:『仮面ライダー剣 超全集』p.14、東映公式『仮面ライダー図鑑』より。)
概要
『仮面ライダー剣』第13話「黄金の糸の罠」に登場する怪人。スペードのカテゴリー3に属する、ライオンの祖たる不死生物。
主に夕方から明け方に活動し、8km先にも届く咆哮で相手を威嚇する。
また、右腕に装着した鋼のクローで敵を跡形もなく粉砕する。
ピーコックアンデッドに操られ、スート・クラブのカテゴリーAであるスパイダーアンデッドに適合する人間を攫うことを目的とする。
その中で上城睦月を攫おうとしていた所で、剣崎一真が現れブレイドに変身した彼と戦闘。「ディアサンダー」を受け一時撤退する。
その後街中で人々を攫おうとしていた所を、ブレイドに発見され再び戦闘になり、「ライトニングソニック」を受け封印された。
ラウズカード
封印されたラウズカードはスペードの3「ビートライオン」。アンデッドの能力と同じく強力なパンチ攻撃を放つ。使用回数は少ないが、第19話「暗黒を征す者」では暴走する仮面ライダーレンゲルを一撃で変身解除に追い込んだ。
また仮面ライダーブレイドキングフォームは全身のアンデッドクレストにより、カードを使用せずともアンデッドの能力を使用できるが、作中で活用されたのはこの「ビートライオン」のみである。FP 600。
劇場版ではランスがローカストアンデッドとの戦いの中でこのカードを落とし、それを剣崎一真が拾ったことにより、新世代ライダー達がそれを取り返すべく剣崎達と接触する機会が生まれた。
ブレイドがキングフォームになるとギルドラウズカードに変化する。そちらではFP 800。
対ジョーカー戦では、「スラッシュリザード」、「ボアタックル」「キックローカスト」「ディアーサンダー」と共にキングラウザーでラウズされ、「ストレートフラッシュ」を発動した。
余談
後にスーツはリザードアンデッドに改造された。その為か劇場版や回想シーン等には登場しなかった。
彼と剣崎の最初の戦闘において睦月に襲いかかろうとしていた彼を剣崎が「待て!相手は俺だ!」と飛びかかったのだが、空耳かはたまた滑舌の問題か、「マテ!アンギョン和田!」と聞こえてしまうことから、その戦闘が行われた川はアンギョン和田川と呼ばれる様になってしまった。度々平成仮面ライダーシリーズで撮影が行われる場所であり、『剣』では他にトータスアンデッドがあずみと最初に会うシーン、キングとスカラベアンデッドが相川始/仮面ライダーカリスと戦うシーン等にも使用されている。
スペードの3は大富豪において、ジョーカーに唯一勝てるカードなのだが、実際に一万年前のバトルファイトでジョーカーを封印したのはハートの2であった。
ジャガーアンデッドより位が上な感じでデザインされており、同じ獣系で、ヨロイとカギ爪が装備されている。頭部と左肩の毛パーツは、アクション時に絡まるのを考慮してスパイクドリングで束ねられている。右眼が赤いのは『仮面ライダー』のクモライオンを意識した篠原保氏のアイデアである(『UNDEAD GREEN BLOOD』pp.28-29)。
関連タグ
仮面ライダー剣 アンデッド(仮面ライダー剣) 下級アンデッド カテゴリー3 オンドゥル語
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