ブレイド「そんな・・・それじゃお前が、お前が睦月って奴だったのか!?」
データ
(出典:『仮面ライダー剣 超全集』p.14、東映公式『仮面ライダー図鑑』より。)
概要
『仮面ライダー剣』第17話〜19話に登場する怪人。スペードのカテゴリー4に属するイノシシの祖たる不死生物。
300メートル先の獲物を嗅覚で確認でき、身体の牙や棘で相手を串刺しにする戦法を得意とする。
第1話の時点ですでに封印されていたが、レンゲルのリモートのカードでセンチピードアンデッドと共に解放されるという形で登場。
人々を襲う中、駆け付けたブレイドと再び交戦。
タックルでブレイドを追い詰めるも、そこへスパイダーアンデッドに支配された上城睦月がレンゲルに変身して参戦し、彼の攻撃を受けて逃亡した。
その後は桐生豪が変身するレンゲルに操られ、ローカストアンデッドとディアーアンデッド、ジャガーアンデッドと共に人々を襲い、駆けつけたブレイドやカリスと交戦。
その後、今度は再び適合者になった上城睦月が変身したレンゲルに操られ、他のアンデッドたちと共に桐生豪を殺害する。
そして再びブレイド達と戦うことになるが、最期は「ライトニングソニック」でとどめをさされ、封印された。
広瀬義人による解放を免れていたのか、または解放された後に本編開始前に封印されたのかは不明。
ラウズカード
封印されたラウズカードはスペードの4「タックルボア」。消費ポイントは、通常時で800FPで、ギルドラウズカード時は1000FP。ブレイラウザーにラウズすると、突進力を強化して強烈な体当たりを繰り出す「ボアタックル」を発動する。だがその直線的な突進のせいか、ブレイドに1話から使用されているにもかかわらず有効打を与えたことがない。バットアンデッド戦ではカウンターを返され、ローカストアンデッドには躱されていた。
しかしハイパーバトルビデオに登場した偽仮面ライダーブレイドが使用した際には命中している。
ブレイドがキングフォームになるとギルドラウズカードに変化する。
対ジョーカー戦では、「スラッシュリザード」、「ビートライオン」「キックローカスト」「ディアーサンダー」と共にキングラウザーでラウズされ、「ストレートフラッシュ」を発動した。
そして時は流れ、2024年、ガッチャード第35話に登場した仮面ライダーレジェンダリーレジェンドの変身したゴージャスグランドジオウによって第1話のシーンを切り取る形で召喚されたブレイドが使用、形は違えど遂に正規変身者によって相手に命中させることに成功した。
余談
スーツはのちにバッファローアンデッドへと改造された為、劇場版や回想にも登場しなかった。
篠原保氏がデザインしたディアーアンデッドとの差別化のため、茶色より彩度の高い赤系に体が配色されている。デザイン画では両かかとに爪のついた鎖が描かれているが、造形ではオミットされている。また、デザイン画には好物はジャガイモと書かれている(『UNDEAD GREEN BLOOD』pp.32-33)。
関連タグ
仮面ライダー剣 アンデッド(仮面ライダー剣) 下級アンデッド カテゴリー4
ゴ・ジイノ・ダ:同じくスーツが牛の怪人に改造された猪のライダー怪人
ライオンアンデッド(3) → ボアアンデッド(4) → ローカストアンデッド(5)