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運命の切り札を掴み取れ!


概要編集

現代の世に蘇った不死生物・アンデッドとの戦いを描いた物語である。

仮面ライダー龍騎』や『仮面ライダー555』から初心に戻り、「人を襲う悪の怪人を正義の仮面ライダーが倒す」という古典的な構成となっている。

メインプロデューサーは日笠淳。メインライターは前半28話までが今井詔二、以降は會川昇が担当。


一方、「怪人が不死身なので倒すことができず、カード封印するのがライダーの目的」「カードに封印された怪人はライダーの力になる」という独自設定も盛り込まれている。


前作『555』同様、人間ドラマの要素を取り入れており、怪人アンデッドの視点も描かれている。前作が「人間の心を持ちながら異形の存在になってしまった者たちの苦悩」をメインにしたストーリーが描かれているのに対し、本作は異形の存在でありながら人間の心を持ってしまった者たちの苦悩」をメインにしたストーリーが描かれている。


前々作『龍騎』に引き続きキーアイテムとしてカードが採用され、またトレーディングカードをモチーフとしていた前々作との差別化を図るべく、本作ではトランプの要素が盛り込まれた。

作中でもトランプの要素はそこかしこに見え、ライダー達のデザインにトランプのスートの意匠が込められている他、敵怪人であるアンデッドの総数がトランプと同じく52体(ジョーカーも入れれば53体)で怪人それぞれに対応するスートとナンバーが設定されている。


ちなみに、スーパーヒーロータイムのEDで主要キャスト陣がトランプを使ったマジックを披露する「トリックブレイド」というコーナーが放送された(トリックブレイド以外にもダーツ回やフリースロー回もあった)。


敵怪人が徹底して個々の目的で活動している点も特徴と言える。

過去4作品では殺人ゲームで競い合う古代の戦闘民族神から超能力者を滅ぼすことを命じられた下僕ライダーバトルのゲームマスターから生み出されたモンスターとその契約者、自然発生した怪人を統率しようとする巨大企業のように、多かれ少なかれ組織立った側面があったが、本作の怪人アンデッドは互いに戦い合うことが前提の存在であり、一時的に協力関係を結ぶことはあっても、最後には必ず決裂する運命にある。

逆に、主人公たち仮面ライダーは組織に属しており、主人公が仮面ライダーとして戦うことを仕事と称していたり、マスメディアで「職業ライダー」と呼ばれている。しかし、終盤でその組織が悪の目的のために活動していたことが明かされた。

本作の仮面ライダーは、悪(=アンデッド)の力を利用して悪と戦うという「同族殺し」だけでなく、自らを生み出した組織とも戦う「親殺し」の要素も内包した、石ノ森イズムを背負っている。


あらすじ編集

1万年前に地球の覇権をかけて争い合った不死生命体・アンデッドが、西暦2004年の現代に蘇った。人類基盤史研究所BOARDはアンデッドから人類を守るために、アンデッドを封印するための戦闘装備・ライダーシステムを開発。仮面ライダーブレイドの適合者に選ばれた剣崎一真は、先輩ライダー・橘朔也とともにアンデッドとの戦いに身を投じる職業ライダーとなる。


だがある日、BOARD本部がアンデッドに襲撃されて壊滅。さらにその騒動に紛れ、橘が所長の烏丸啓を誘拐し、いずこかへ消えてしまう。

橘に裏切られた失望を抱きながら、同僚の広瀬栞や、ルポライターの白井虎太郎とともにアンデッド封印を続ける剣崎の前に、謎のライダー・仮面ライダーカリスが現れる。


なぜアンデッドの封印は解かれたのか。なぜ橘は裏切ったのか。カリスは何者なのか。数々もの謎をはらみ、地球と人類の運命をかけた戦いが始まる――。


総合的な評価編集

グダグダ、オンドゥル語、ネタライダー⇒熱い展開、衝撃の最終回、平成ライダーの良作へ


アギト・龍騎・555の企画を担当した白倉伸一郎プロデューサーは3作品連続だったこともあってか、一度ライダーの制作から離脱して別のプロデューサー(日笠淳氏、武部直美氏)に交代した。


それに伴い脚本家もこれまでの特撮に関わったスタッフではなく刑事ドラマなどを担当する新規の脚本家を主に採用(サブPの武部氏が選んだと他のサイトで書かれているが、ソースは不明。)しており、ファンにとっては従来とは全く違ったスタッフの交代を不安視される中で放送が開始。


そして当時のファンの不安は的中し、『クウガ』や『アギト』のリアル路線、『龍騎』のカードバトル、『555』のライダードラマ、人類を巡る攻防など、よく言えば良いとこ取り、悪く言えば寄せ集めの設定を抱え、新規のスタッフに交代した影響を強く受けてしまう作品となった。


作風こそ前4作品のように陰鬱で暗い展開を意識しているが、序盤は複雑な人間ドラマを志向する割には様々な部分が描写不足なまま進んでいき、かなり不評であった。

実際、第1話の放送当時の2ch(※今でこそ雑談する場所が増えて重要性は薄れたが、少なかった当時は現在に例えるとTwitter(X)に近い役割で使用されていた)では「ストーリーがよく分からない」などの書き込みが多く存在した。


以降のストーリー展開もさほど改善されるわけではなく行き当たりばったり感が強く、全体像が掴みにくかった。

これはメインライターを務めた今井詔二が、当時既に2時間サスペンスドラマシリーズを中心にキャリアを築いたベテラン脚本家であったものの、ヒーロー特撮作品のフォーマットには不慣れだったことが原因と言われている。


序盤から登場する主要キャラクターの男性4名のうち、3名(剣崎、始、虎太郎)が揃って長めの茶髪で似たような雰囲気を醸していたこともキャラクターの見分けを付けづらくさせ、視聴者に無用な負担を与えた。


加えて、主役を始めとするレギュラー陣の台詞が聞き取りづらいことも低評価につながった。これは、レギュラー陣が皆棒読み大根役者揃いだったわけでなく、メインスタッフ(誰かは不明)から「上手く言うのではなく、感情を込めて演技してくれ」という演技指導があった(出演者談)ため、感情を入れ込み過ぎた勢いに振り回されてしまい、滑舌がイマイチになってしまったらしい。

対して、『仮面ライダー』から携わってきた大ベテラン監督の長石多可男にはそういう考えは一切なかったようで、何度指導しても台詞をはっきり喋らない役者陣に対し、「こんな連中と一緒に仕事しないといけないのか!」と序盤はモチベーションが下がっていたことをファンブックで告白している。


この演出方針のすれ違いが現場を混乱させ、その結果、グダグダ展開の一因となったことは否めない。だが、後述するように中盤からは監督と役者との演技の考え方のすり合わせが行われ、滑舌も改善されている。

こうした背景や改善過程はありつつも、本放送時は制作事情が明らかでなかった(当時は2chの他に個人サイト、個人ブログが情報の発信源として主流だった。SNSとしてはmixiがあるが、この時点ではまだ2004年3月にサービス開始したばかりのため、役者たちが窮状を訴えたりポジティブな発信をするのは難しかったと思われる)ためか、「この作品で最も面白いのは空耳」という評価が定着してしまい、良くも悪くも話題になり、ネット上ではミームとして根付くまでになった(オンドゥル語参照)。


さらに同時期に登場した『特捜戦隊デカレンジャー』のスタートダッシュが予想外に好調だったため、子供たちの人気が戦隊に偏ってしまい、ライダーは初動の玩具実績を大きく落とすことになった。これは東映バンダイ的には、カニバリ(自社製品同士による売上の共食い)を起こしたことを意味する。戦隊によるカニバリは次作『仮面ライダー響鬼』に至るまで続いており、当時においてこの2年間は平成ライダーの氷河期ともされた。この課題を解決するため、『仮面ライダーディケイド』で『仮面ライダーシリーズ』と『スーパー戦隊シリーズ』の開始時期をずらす調整が行われることになった。

こういった事情から上層部からも厳しい評価の声が飛び、撮影現場は必ずしも明るい雰囲気ばかりではなかったようだ。


しかし、中盤からはメインライターが會川昇に変更され、「関係がチグハグしていたライダーたちが、和解し手を取り合っていく物語」として再構成されたことでストーリーがわかりやすくなり、作品全体の持ち直しに繋がった。

放送が進むたびに役者の演技(と滑舌)も改善されていき、これはストーリー内でのライダーたちの人間的な成長との奇跡的なオーバーラップを視聴者に感じさせ、序盤から惰性で見続けていた視聴者の評価を一変させることになる。


そして最終回は放送当初こそ賛否があり当時の2chでは前作の555以上に評価が分かれた結末だったものの、現在ではネットミームをきっかけに見始めた新規ファンから今までの話を見たからこそ分かる感動の最終回などと「序盤を耐えて最後まで完走すれば平成ライダーの最高傑作だとわかる」と賞賛され、高評価する層も増えてきた。


2010年代に入ってからは、映画を中心に平成ライダーのクロスオーバーが増えるようになり、それをきっかけに本作も含めた過去作品も注目されるようになっていった。

さらに配信サイトで過去作品の視聴が手軽になったことにより、当時は視聴してなかった新しい世代や、当時は視聴していたが序盤で切った人たちが再び本作に興味を示して視聴するようになった。

この結果、「中盤からの改善」「衝撃の最終回」に触れる方が飛躍的に増え、再評価の声が急速に高まることになる。

このため、後年になってグッズの需要が高まりつつあり、大人向けアイテムCSM・ブレイバックル・ブレイラウザーは高額でありながら即完売となる人気商品となった。


なお、放映当時の様々な苦境を乗り越えたこともあって、本作の共演者は非常に仲が良いことで知られる。

特に主役ライダーを演じた4人は、一時期は「4人で同居しよう」と冗談半分で言い合ったほどで、番組終了も懇意にしており、話題に事欠かない。

放送当時はSNSがなかったため、普段の彼らの交流を見ることは困難だったが、椿が2010年、森本が2012年、北条が2014年、天野が2023年にTwitter(X)アカウントを開設してからは、4人の仲の良さを垣間見ることができている(注・森本は彼の会社のアカウントであり、個人的な投稿は少ない)。

また、応援し続けた本作のファンもまた非常に根強く、そういった意味でもファン・関係者の作品愛の強さはシリーズ屈指と言える一作だろう。


なお本作以降、『クウガ』から取られていた陰鬱、シリアス、残酷な展開をメインとしたストーリー展開は一旦終わりを告げ、『響鬼』からは子供や家族向けをメインとした明るい作風が取られるようになった。


剣とスートの関係編集

トランプを題材とした本作であるが、実はスートの意味に適しているという説もある。

それぞれのスートの意味として、スペード(剣崎)は「」、ダイヤ(橘)は「価値」、ハート(始)は「」、クラブ(上城睦月)は「意志」といずれも本人のテーマに沿う形になっている

また、一部のトランプゲームではスートの強弱が発生するケースがあり、その場合、スペード>ハート>ダイヤ>クラブであり、これもジョーカーを除いた最終的な本作の強弱関係性として置いていたのではないかとする見方もある。


登場人物編集

詳細は「仮面ライダー剣の登場人物一覧」を参照。


仮面ライダー編集


周辺人物編集


BOARD編集


アンデッド編集

協力者編集


敵対者編集


ライダーとしての能力編集

本作のライダーは、各ライダー専用の変身ベルトと、それに対応したカテゴリーAのラウズカードを用いて変身する。戦闘には、各ライダー専用の武器兼読み取り機であるラウザー(覚醒器)で各必殺技・特殊能力を使用してアンデッドを倒して封印する。また、カリス以外のライダーは、烏丸がジョーカーの能力を再現したライダーシステムによって変身する。


ライダーの変身者は適合者とも呼ばれ、カテゴリーAのラウズカードに封印されたアンデッドとの融合係数(単位は「EH」)が一定以上の者が選ばれる。これは先天的な要素が強く、ライダーシステム第2号であるブレイドの適合者は、組織外の人間である剣崎をスカウトすることになった。またレンゲルを開発した伊坂も、何人もの人間を拉致して適合者を見つけ出そうとしていた。

融合係数は適合者のメンタルが好調だと上昇し、恐怖などマイナスの感情を持つと低下する。

融合係数が低下すると本来のスーパーパワーが発揮されないだけでなく、変身しているか否かに関わらず、体調に異変を感じたり、自身が死亡する幻覚や夢を見てしまうというデメリットがある。開発者の烏丸はこの点に対して「不備はない」と言っているが、明らかに不備である。

対して融合係数が上昇すると、想定以上のスーパーパワーを発揮できるが、アンデッドとの融合度合が強くなることを示している。そして、融合係数が高い状態で変身を続けると、人間ではなくなってしまう危険性をはらんでいる。


デザイン上はトランプのマークと虫をモチーフにしている。それらは、ライダーが変身に使うカテゴリーAのラウズカードに封印されたアンデッドに準じている。

例としてブレイドは、スペードとヘラクレスオオカブトモチーフ→ラウズカードに封印されているのはスペードのカテゴリーAであるヘラクレスオオカブトの祖たるビートルアンデッド


烏丸が設計したライダーシステムである3人のライダー(劇場版だと新世代ライダーを含む6人)は、ベルトの形状により、ターンアップ(ブレイドとギャレン)とオープンアップ(レンゲル、新世代ライダー)に大別される。

これら6人のライダーは、変身の際にオリハルコン・エレメント(レンゲルのみ「スピリチア・エレメント」)と呼ばれる光の壁がベルトから出現し、それを通り抜けることでエレメントを構築する分子が肉体に吸着し、装甲を形成する。

ただし、適合率が低いなどの理由で変身不可能な人間がエレメントに接触すると、拒絶・反発される。最悪の場合、重傷を負うケースもある。

こうしたエレメントの特性は、変身完了するまでライダーを保護する作用もあり、変身前のライダーを襲おうとした敵を、エレメントによって弾き飛ばすという使い方もできる。


ライダー一覧編集


本作に登場するライダーの変身者の名前はすべて「1」を意味している。

真」「」「也」「睦月


アイテム編集

ラウズカード編集

アンデッドが封印されているカード

トランプのスートでカテゴリーと呼ぶ2~10・A・J・Q・Kの役割を持つ52枚組のカードと、3枚の特殊なカードで構成される。

さらにラウズカードには、アンデッドが封印されているかどうかで特別な呼び方がある。


ラウザー編集

ラウズカードの能力を引き出すアイテム。武器の形状をしているものもある。


ラウズアブゾーバー編集

ブレイドやギャレン、レンゲルを強化フォームにするためのアイテム。

ラウザーの一種ともいえる。


顔文字編集

ブレイドは(0w0)、ギャレンは(0M0)、カリスは(<::V::>)、レンゲルは(0H0)という顔文字で表現される。ブレイドやギャレンは特に再現度が高く根強い人気がある(カリスのAAの<>が全角な理由は(<::V::>)のリンク先で説明する)。


ライダーのナンバリング編集

いわゆる1号ライダー2号ライダーという括りについて、本作のライダーはしばしば論争が起きている。


クレジット順で言えば、ブレイド⇒カリス⇒ギャレン⇒レンゲルとなる。だが、劇中で登場した順番はブレイド⇒ギャレン⇒カリス⇒レンゲルである。さらに、そのライダーが誕生(開発)した順番では、カリス⇒ギャレン⇒ブレイド⇒レンゲルとなる。ギャレンとブレイドはBOARDライダーシステムの1号と2号であり、劇中でも「ライダーシステム2号ブレイド」と呼ばれたりする。歴代2号ライダーの力を結集させたゲイツマジェスティには、ギャレンが選ばれている。


アンデッド編集

本作における怪人

詳細はアンデッド(仮面ライダー剣)を参照。


各話リスト編集

話数サブタイトル放送日エンドカード
1紫紺の戦士2004年1月25日
2謎のライダー2月1日
3彼らの秘密…2月8日
4永遠の命の謎2月15日
5過去への挑戦2月22日
6カリスの正体2月29日
7囚われた2号3月7日
8甦った者たち3月14日
9戦う者の運命3月21日
10操られた戦士3月28日
11各々の居場所4月4日
12カテゴリーA4月11日
13金色の糸の罠4月18日
14エース封印!4月25日
15運命の適合者5月2日
16レンゲルの力5月9日
17邪悪なベルト5月16日
18暗闇を操る魂5月23日チェンジスパイダー
19暗黒を征す者5月30日チェンジスタッグ
20標的は虎太郎6月6日チェンジマンティス
21友を思う戦い6月13日アブゾーブカプリコーン
22闇からの脱出6月27日ブリザードポーラー
23お前は誰だ?7月4日フュージョンイーグル
24謎のハンター7月11日トルネードホーク
25裏切りの疾走7月18日アブゾーブオーキッド
26俺を動かす力7月25日フュージョンエレファント(ワイルドベスタ)
27揺れ動く心…8月1日マグネットバッファロー
28危険な賭け!?8月8日エボリューションタランチュラ
292人のカリス8月15日スモッグスキッド
30失われた記憶8月22日アブゾーブサーペント
3153番目の存在9月5日スピリット
32破壊者の秘密9月12日タイムスカラベ
33狙われた剣崎9月19日フュージョンピーコック
34カテゴリーK9月26日エボリューションコーカサス
35危険な変身!?10月3日ゲルジェリーフィッシュ
36最強フォーム10月10日リフレクトモス
37新たな運命へ10月17日エボリューションパラドキサ
38運命を掴む者10月24日ワイルドカード
39再会…父と娘10月31日ラッシュライノス
40過去との訣別11月14日ビートライオン
41強くなりたい11月21日スラッシュリザード
42レンゲル復活11月28日アブゾーブタイガー
43敵か味方か?12月5日チェンジスパイダー(再封印)
44フォーカード12月12日シーフカメレオン/ポイズンスコーピオン
45新たなカード12月19日フュージョンエレファント
46支配者の封印12月26日チェンジケルベロス
47ギャレン消滅2005年1月9日エボリューションギラファ
48滅びへの序章1月16日ジョーカー
49永遠の切札1月23日裏面※

※TTFCなど、一部媒体ではカットされている。


音楽編集

作詞:藤林聖子/作曲:吉田勝弥/編曲:近藤昭雄/歌:相川七瀬

ミュージカル的な演出を取った数少ないOP曲である。

これに倣い、付属のラウズカードEX-001の効果名は「BRAVE」となっている。


  • 2ndOP『ELEMENTS』(第31話〜第48話)

作詞:藤林聖子/作曲:藤末樹/編曲:RIDER CHIPS・渡部チェル/歌:RIDER CHIPS featuring Ricky

平成ライダーシリーズ初の2ndOP。これに倣い、付属のラウズカードEX-011の効果名は「ELEMENTS」となっている。


  • 1st挿入歌『覚醒』(第2話〜第21話)

作詞:藤林聖子/作曲:渡部チェル/編曲:近藤昭雄/歌:Ricky


  • 2nd挿入歌『rebirth』(第23話〜第47話)

作詞:藤林聖子/作曲:青野ゆかり/編曲:渡部チェル/歌:橘朔也(天野浩成)

ジャックフォーム/仮面ライダーギャレンテーマソング。通称「辛味噌」。これに倣い、付属のラウズカードEX-007の効果名は「REBIRTH」となっている。


  • 3rd挿入歌『take it a try』(第31話〜第49話)

作詞:藤林聖子/作曲・編曲:渡部チェル/歌:相川始(森本亮治)

キングフォーム仮面ライダーカリステーマソング。通称「敵裸体」。付属のラウズカードEX-010の効果名は「TRY」となっている。


  • wanna be strong

作詞:藤林聖子/作曲:本田洋一郎/歌:剣崎一真(椿隆之)

剣崎一真キャラクターソング。通称「わらび草」。


  • Be FREE!

作詞:藤林聖子/作曲:吉田勝弥/歌:白井虎太郎(竹財輝之助)

白井虎太郎キャラクターソング。


  • キミのとなりで

作詞:藤林聖子/作曲:宮川直己/歌:広瀬栞(江川有未)

広瀬栞キャラクターソング。


  • HERO

作詞:藤林聖子/作曲:鈴木盛広/歌:上城睦月(北条隆博)

上城睦月キャラクターソング。


  • shout it out

作詞:藤林聖子/作曲:鈴木盛広/歌:剣崎一真(椿隆之)、白井虎太郎(竹財輝之助)


  • Someday Somewhere

作詞:藤林聖子/作曲:青野ゆかり/歌:Takehara_Tomoaki


  • Never too late

作詞:藤林聖子/作曲:佐藤和豊/歌:麻田キョウヤ


  • 熱風RIDER

作詞:藤林聖子/作曲:野村義男/歌:RIDER CHIPS Featuring Ricky


  • 大切な宝物

作詞:藤林聖子/作曲:古澤秀/歌:石原慎一


外伝・スピンオフ編集

発表順に記載する。

本作がメインではない作品への客演に関しては、各キャラクター記事を参照。


  • 『NEW GENERATION』

2004年夏、『MISSING ACE』のスピンオフミニドラマで映画公開に先立ってTV本編の最後に放送されていた作品。内容はその前日談となっており、映画本編に登場する三輪夏美禍木慎が仮面ライダーになった経緯が描かれる。現在は円盤に収録されたり、配信もされていない為、視聴がかなり難しい。


2004年9月11日に公開された単独映画。すべてのアンデッドが封印されてから4年後の世界を舞台にしたIFストーリー。


2004年秋にてれびくんに付属したビデオ作品。内容は剣崎に化けた怪人と本物の剣崎が対峙すると言うものだが、他のシリーズ作品に漏れずギャグ描写が多めの作風となっている。


2005年4月発売の『愛蔵版 仮面ライダーブレイド 超全集』に掲載された本編の後日談。後に『永遠の平成仮面ライダーシリーズ 語ろう! 555・剣・響鬼』に再収録された。とあるキャラクターが老人になっている時代の物語。


  • 『MASKED RIDER BLADE EDITION -DAY AFTER TOMORROW-』

ホビージャパン2007年2~5月号掲載。公式外伝ではない『HERO SAGA』の一編であるジオラマ小説。本編では活躍しなかったカメレオンアンデッドが登場する。睦月の大学入学直前の時代を舞台にしており、数ある外伝の中では、最終回から最も近い時代の物語である。


2013年3月発売。最終回から300年後の未来を描いた公式外伝小説作品。ただし、『切り札の行方』や『たそがれ』とは繋がらない点があるため、可能性の世界あるいはパラレルワールドの物語として認識するファンもいる。


  • 『ドラマCD 仮面ライダー剣 -切り札の行方-』

2014年2月発売。放送開始から10周年を記念して製作された、オリジナルキャストたちによって紡がれるオリジナルストーリー。最終回から10年後、上記にある「たそがれ」よりも前の時代の物語である。


  • 『仮面ライダー剣 20th Anniversary STAGE&TALK』

2024年、放送から20周年を記念して製作された、オリジナルキャストたちによるヒーローショーと、出演キャストによるトークショーの二部構成イベント。仮面ライダーシリーズの舞台プロジェクト「仮面ライダーRe:STAGE」の第1弾。

2024年2月10日に兵庫県尼崎市、同23日に福岡県福岡市(ステージパートをオミットしたトークパート主体の公演)、8月12日に愛知県一宮市、12月7日に埼玉県春日部市にて公演。


リアルイベントとなったのは、当時の卒業公演(今でいう「ファイナルステージ」)が東京のみの開催であり、全国のファンにお礼をしたいからという理由から。

ヒーローショーの物語は、最終回から20年が経った時代を舞台にしている。

公演を重ねるごとに内容がブラッシュアップされるとともに、当初登場する予定でなかったキャラも登場するなど、舞台ならではの展開を見せた。

2025年1月25日(第1話放送から21年)には、東映特撮ファンクラブにて尼崎公演・春日部公演の模様が配信される予定。

時代設定編集

第13話にて天音が10歳の誕生日を迎えており、劇場版では14歳の誕生日を迎えている。同じく劇場版に登場した睦月の履歴書には「平成20年6月14日現在」という記載があるので、劇場版は平成20年の出来事であり、本編は平成16年の出来事となる。

なお、同じ睦月の履歴書には「昭和62年5月10日生まれ」とあるので、睦月は平成16年5月10日に17歳の誕生日を迎える高校2年生ということになる(公式サイトを始めとした各種媒体では「17歳」と記載されている)。


バトルスピリッツ編集

コラボブースターCB08『仮面ライダー 欲望と切札と王の誕生』から参戦。

4大ライダーとジョーカーが登場しており、ライダーは系統:「仮面」とトランプモチーフである「四道」を持つ黄1色のスピリットで統一されている。


デッキコンセプトはライダー達の効果でラウズカードに見立てたカードを手元に増やして、フィニッシャーとなるブレイドキングフォームで相手のブロッカーを破壊しながら連続攻撃で勝負を決めるデッキとなっている。

また、醒剣ブレイラウザー等の破壊した相手のスピリットの効果を使用出来るといった、劇中のラウズカードに封印したアンデッドの力を使う描写を再現した効果や、ギャレンが持つあのシーンを彷彿とさせる耐性効果等の原作再現要素にも要注目。


フィニッシャーとなる仮面ライダーブレイドキングフォームは黄属性のコスト5以上のスピリットに煌臨でき、煌臨時に手札/トラッシュにある「四道」カードを5枚まで手元に追加し、アタック中のフラッシュで手元のカードを1枚破棄して回復し、相手のスピリット1体のBPを-13000した後にBP0のスピリット全てを破壊することが出来る。

専用ブレイヴ(武器)である重醒剣キングラウザーは「四道」を持つカードかつ、フラッシュで手元からコスト0で召喚出来る効果を持つ為、キングフォームの煌臨時で手元に置き、フラッシュ効果で召喚することで2シンボルの連続攻撃を繰り出せる。


手元を駆使して戦うコンセプトでありながら、ライダーのメインギミックである「チェンジ」や「煌臨」はルール上手札からしか使用出来ない為、使いたい場合は手元から上記のギミックが使用可能になる「BOARD」の採用が必須となる。

ただ、「BOARD」は系統を持たないネクサスカードであり、2種目のギャレンのサーチ効果かドロー効果で手札/手元に加えるしか無いため、不要位にキングフォームを手元に置かないようにしたい。


余談編集

韮澤靖が手掛けたアンデッドのデザインは序盤から評価されており、彼が『仮面ライダーカブト』や『仮面ライダー電王』、『海賊戦隊ゴーカイジャー』のクリーチャーデザインに起用されるきっかけにもなった。


関連動画編集


関連タグ編集

特撮 仮面ライダー 平成ライダー 平成一期

トランプ カードライダーズ

ラウズカード アンデッド(仮面ライダー剣) 改造実験体トライアルシリーズ ダークローチ

MISSING_ACE 小説仮面ライダーブレイド

だが私は謝らない


ニチアサ同期作品:特捜戦隊デカレンジャーふたりはプリキュア


仮面ライダーガッチャード次世代5番目の仮面ライダー作品。こちらも怪人を倒して、カードに封印するのが共通する。


平成ライダー

仮面ライダー555仮面ライダー剣仮面ライダー響鬼


外部リンク編集

仮面ライダー剣 テレビ朝日公式サイト

仮面ライダー剣 東映公式サイト

仮面ライダー剣 仮面ライダー図鑑

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