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パラドキサアンデッド

ぱらどきさあんでっど

パラドキサアンデッドとは、『仮面ライダー剣』に登場するラウズカード「エボリューションパラドキサ」に封印されているアンデッド。また、『仮面ライダーディケイド』に登場する怪人(メイン画像中央)。
目次 [非表示]

概要編集

ハートカテゴリーKに属する上級アンデッド


仮面ライダー剣編集

パラドキサマンティスの祖たる不死生物(玩具版カードおよび『仮面ライダーブレイド超全集』より)。


劇中にはパラドキサアンデッドが封印されているラウズカード「エボリューションパラドキサ」のみ登場。

広瀬義人による解放を免れたため、劇中では未登場の怪人である。

後に広瀬義人の手によりその遺伝情報が利用され、トライアルFが生み出されている。


ラウズカード編集

封印されたラウズカードはハートのK「エボリューションパラドキサ」。EP2800(※)。

進化」の効果を持ち、ハートスートのラウズカード13枚すべてを所持している状態の仮面ライダーカリスカリスラウザーにラウズすると、ワイルドカリスに変身する。

ラウザーユニットがコネクトされたカリスアローにラウズすると、能力値が2800APチャージされる。


※ 何故か他のカテゴリーKに比べEPが極端に低い。他3枚が4000~4600なのに対して2800となっており、これはカテゴリーJでEPが最も高いエレファントアンデッドと同値である。


第37話「新たな運命へ」のエンドカードに選ばれている。


こうして、中のパラドキサアンデッド自体は長らく謎の存在であったが、『剣』の放送から5年後の『仮面ライダーディケイド』で遂に登場することになる。


仮面ライダーディケイド編集

パラドキサカマキリの祖たる不死生物(『仮面ライダー オフィシャルデータファイル』および『仮面ライダー図鑑』より)。


ー 死を貪るもの -

人間態は「龍騎の世界」で初登場。普段は「ATASIジャーナル」副編集長の鎌田という中年男性に化けている(詳しくは鎌田の項目を参照)。

この時はアンデッドの姿にはならず、仮面ライダーアビスに変身してディケイド等と戦った。


そして続く「ブレイドの世界」で怪人態の全貌が明らかとなり、四条ハジメ/ジョーカーアンデッドと共にブレイドの世界のボスキャラを務めている。

戦闘力は高いものの基本的には鎌田の姿で暗躍する方が多い頭脳派アンデッドであり、最後はブレイドブレードを用いたディケイドのファイナルアタックライドで倒された。


ライダー大戦の世界においてスーパーアポロガイストにより復活したが、再生怪人お約束としてウーウー唸ってばかりで知能すらなかった。

最期はワタルの変身した仮面ライダーキバが放ったライダーキックを受けて爆死している。


データ編集

身長227.0cm
体重127.0kg
カテゴリーカテゴリーK
スートハート
特性/力真空の刃による攻撃
初登場話第8話「ブレイド食堂いらっしゃいませ」

(出典:東映公式『仮面ライダー図鑑』より。)


デザイン編集

パラドキサアンデッド 習作  2013/12/18

派手なデザインが多いカテゴリーKの中では、比較的スマートなイメージで纏まっているのが特徴。

左右非対称のデザインとなっており、右半身は外骨格が骨化したような仕上がりになっている。

またカマキリの怪人らしく両腕に鎌状の武器が装着されているほか、胸にも鎌のようなディテールが存在している。


ハートフル鎌田さん

背中にはデザイナーの遊び心か、「ハートマーク」と「K」が描かれている。

本来は体色の黒の部分はワイルドカリスと同じ赤にする予定もあった。


なお、この怪人が登場した作品は原典の『仮面ライダー剣』ではなく、『仮面ライダーディケイド』番組内のパラレルワールドであるため、原典同様にデザインの担当となった韮沢靖が、原典に敬意を表し意図的にカリスに似つかないデザインにしたという逸話がある(ただし頭部の触角を含めたシルエットはカリスに似せている)。ただし出典不明


能力編集

両腕に備えた鎌を武器とし、そこから真空刃を発生させて遠方の標的を切り裂くことが可能。

この技は鎌田の姿でも使用可能であり、龍騎の世界で桃井を殺害したのもこの技だが、ブレイドの世界で剣立カズマに放ったものは緑色で、直撃したにもかかわらずカズマは昏倒するだけで済んでいたことから威力を調節することが可能らしい。


ライダー大戦の世界」では、ギラファアンデッドの武器である双剣の1本・スケルターも使用している。


相容れぬもの

マンティスアンデッドカリスベイルのような鎧を装着する能力は持たないと思われるが、アビスに変身したことで奇しくもアンデッドが装甲を纏い仮面ライダーとなるというカリスらしい点が再現されていた。


モチーフ編集

モチーフはパラドキサカレハカマキリ (学名Phyllocrania paradoxa)でアフリカ各地に分布している体長5cm程の小柄なカマキリ。

枯葉に擬態する事を得意とし、これを駆使して獲物であるコオロギ等を捕食したり外敵から身を守る。

日本に生息するカマキリとはかけ離れた不気味な見た目から英語でゴーストマンティス(Ghost mantis)とも呼ばれる。


他のカテゴリーKのモチーフであるコーカサスオオカブトタランチュラギラファノコギリクワガタと比べると知名度は決して高くない為、仮面ライダー剣やディケイドを視聴して初めて存在を知った者も少なくないだろう。



原典の『仮面ライダー剣』でのデザインはどうだったのか?編集

既に封印済みであり、前述通り劇中未登場。ディケイドで登場したものと同様の姿であったとも考えられるが、デザイナーである韮澤靖氏が死去している事もあり真相は闇の中である(上述の逸話も誰もソースを記述しないため信憑性が疑わしい)。

pixivではあえて『剣』放映当時の想像を元にして描かれたであろう独自デザインのイラストも見かけられる。

妄想パラドキサアンデッドあえて挑むEVOLUTION

パラドキサ アンデッド 幽灵螳螂不死兽


その他登場作品編集


関連タグ編集

仮面ライダー剣 アンデッド(仮面ライダー剣) 上級アンデッド カテゴリーK 鎌田(仮面ライダーディケイド)

マンティスアンデッド 仮面ライダーカリス 仮面ライダーディケイド 仮面ライダーアビス

ライダー怪人

関連・類似項目編集

パラド/仮面ライダーパラドクス:名称やライダーに変身する怪人繋がり。


ジョーカーアンデッド:原典におけるラスボス。


スート・ハート

オーキッドアンデッド(Q) → パラドキサアンデッド(K)


9つの世界のラスボス

仮面ライダーアビスパラドキサアンデッド/ジョーカーアンデッドタイガーオルフェノク


外部リンク編集

パラドキサアンデッド 仮面ライダー図鑑


エボリューションパラドキサ 仮面ライダー図鑑

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