概要
特撮作品「仮面ライダー」シリーズの平成ライダー作品の一つ・「『仮面ライダー剣』における怪人「アンデッド」の分類。
アンデッドはトランプ同様13のカテゴリー（数字）と4つのスート（マーク）に分けられており、ハートもそのひとつである。
未登場のカテゴリーは3、6、9、Kの4体。
下級アンデッド
カテゴリーA：マンティスアンデッド
カマキリの祖たる不死生物。
「伝説のアンデッド」の異名を持ち、「カリス」と呼ばれている。
本編開始時点で既にジョーカーによって封印されているため登場シーンは少ない。
仮面ライダーカリスはジョーカーがこのアンデッドに変身した姿。
カテゴリー2：ヒューマンアンデッド
人間の祖たる不死生物。1万年前のバトルファイトの勝利者。
本編開始時点で既にジョーカーによって封印されているため登場シーンは少ない。
相川始はジョーカーがこのアンデッドに変身した姿。
カテゴリー3：ハンマーヘッドアンデッド
シュモクザメの祖たる不死生物。
劇中では登場していない。
カテゴリー4：ドラゴンフライアンデッド
トンボの祖たる不死生物。水辺を好んで棲息し、縄張りに近づくものには上空より両刃のダガー「サマーソルト」で強襲する。
ホバリング能力に優れ、無数のトンボを配下として自在に操る事により敵を翻弄する。
封印することで、仮面ライダーレンゲルが自身のジャックフォームを持たないことで時折ネタにされる「フロート」の力を持つカードになる。
カテゴリー5：シェルアンデッド
巻貝の祖たる不死生物。
普段は海中の砂泥の中に潜んでいるが、潮の干満に乗り岸辺の獲物に触手を延ばして襲い掛かる。
またS状の小型手裏剣「シェルダーク」で敵の動きを封じて、右腕の槍状の殻で打ちのめす攻撃も得意としている。
カテゴリー6：ホークアンデッド
鷹の祖たる不死生物。
劇中では登場していない。
カテゴリー7：プラントアンデッド
毒蔦植物（ツタ植物）の祖たる不死生物。地中に張り巡らせた根で獲物を俊敏に察知して、右手の触手で絡め捕りその体液を啜る。
また毒液を撒き散らし、蔓（つる）を硬質化させた武器を使って敵に襲いかかる特殊攻撃も得意とする。
カテゴリー8：モスアンデッド
蛾の祖たる不死生物。
240度の視野を持つ眼と10km四方の獲物を察知する触角を持ち、瞬時に敵を察知する能力に長ける。
伸びた口吻より発射する毒矢は腐食溶解させる威力を備え、羽から散布する毒燐粉は敵の攻撃を弾くバリア能力を持っている。
カテゴリー9：キャメルアンデッド
駱駝（ラクダ）の祖たる不死生物。
劇中では登場していないが、仮面ライダー剣のアンデッドワークス「GREEN BLOOD」内にて頭部ラフが掲載されている。
カテゴリー10：センチピードアンデッド
百足(ムカデ)の祖たる不死生物。湿気のある洞窟などに隠れ潜み、訪れる獲物を待ち伏せて襲うという性質を持っている。
口から噴射する液体はセロトニン、ヒスタミン系の猛毒で、敵を激痛と発熱の後、死に至しめる事が出来る。
肩口の大百足は小型百足の集合体で分離しての活動が可能、また鎌のついたピードチェーンは100m先の獲物をも捕縛する。
上級アンデッド
カテゴリーJ：ウルフアンデッド/新名
狼の祖たる不死生物。上級アンデッド、新名という人間の姿に化身することが出来る。
全身が武器で構成されており、縦横無尽に生えたナイフで敵を切裂く攻撃を得意としている。
鋭利な爪は特殊な力を秘めており、人間を狼人間へと変貌させ自在に操る事が出来る。
また生物にとどまらず無機物さえも自らを補う道具として変質させる事が可能。
カテゴリーQ：オーキッドアンデッド/吉永みゆき
蘭の祖たる不死生物。吉永みゆきという人間の姿に化身する事が出来る。
右腕の蔦で絡めた物を自在に操る能力を持つ。
また紫の花弁から放つ蘭の香りは、敵を虜にする能力を有している。
後頭部にも同様の顔を備えており、口から花弁を吐き散らして敵を幻惑する。
カテゴリーK：パラドキサアンデッド
パラドキサカマキリ（パラドキサマンティス）の祖たる不死生物。
ラウズカードから解放されていないため、全スートの上級アンデッドで唯一劇中に登場していない。
後に『仮面ライダーディケイド』にて新たにデザインが描き起こされ登場。人間態は鎌田という男性の姿。
「パラドキサアンデッド」タグでは、本編に未登場であることからその姿を独自に想像したイラスト（他のスートのカテゴリーエースとカテゴリーKの姿や特徴が類似していることから、カリスやワイルドカリスをベースに描いたイラストなど）と、ディケイドにおけるパラドキサアンデッド/鎌田の姿を描いたイラストが混在している。
