「故に我らは、お前たちの望むモノガタリをただ与えてやったに過ぎないのだよ」
本項目には、『小説仮面ライダーブレイド』の核心に迫るネタバレが存在します。
概要
『小説 仮面ライダーブレイド』に登場する最後にして、剣の物語における真のラスボス(とはいっても可能性の世界におけるラスボスだが…)。
運命を操作するなどの様々な策略を張り巡らし、バトルファイトを一向に始めずに運命と戦い続ける剣崎一真と相川始に遂に業を煮やした統制者と破壊者が、自らがバトルファイトに終止符を打つためにドブネズミ団のトウゴを繋ぎとして互いに融合し実体化した、おそらく漆黒のアンデッドと真紅のアンデッドの融合体巨大アンデッド。
名前の通りに二つの頭と悪魔のような巨大な翼を持つ黒と赤の斑模様の醜い姿をしており、翼をはためかせて発生させる風は腐臭がするという地獄、あるいは魔界から這い出て来たかのような世にも恐ろしげな姿をしている。
主な戦力は口から吐き出す、意思を持ったかのような動きをするドラゴンの姿を模した炎のエネルギー弾。
設定的には、神話の神と悪魔の特性を兼ね備えた邪神のような存在にして、創造主のような立場上、スペックは物凄く高そうな強敵だが、いざ蓋を開けてみれば、繋ぎとして利用したトウゴの思わぬ反撃でアタフタと焦っている間に、今まで散々利用して来た他の四大ライダーの猛攻にフルボッコにされた所にキングフォームの『ロイヤルストレートフラッシュ』を喰らい、僅か数ページで敗北した挙句の果てに唐突に現れた封印の石版に封印され破滅した。
余談
モデルはおそらく巨大邪神14だと思われる。
関連項目
小説仮面ライダーブレイド 統制者(仮面ライダー剣) 破壊者(仮面ライダー剣) アンデッド(仮面ライダー剣) 巨大邪神14