ブレイド「大切な人を、助ける事が出来なかった俺の、今やらなくては……!いけない仕事だあっ!」
データ
(出典:『仮面ライダー剣 超全集』p.27、東映公式『仮面ライダー図鑑』より。)
概要
1万年前に封印された不死生物アンデッドの一体で、ハートのカテゴリー7に属する毒蔦植物の始祖である下級アンデッド。
地底に根を張り巡らせて獲物を探知し、右手や背中にある蔦で獲物を絡めとりその体液を吸い取る。また毒液をまき散らしながら右手の蔦を硬質化させた武器で相手に襲い掛かることもある。
バトルファイトに興味を示さず人間を殺すことにのみ執着しており、天文台に現れ客を殺していたところに現れた剣崎一真/仮面ライダーブレイドと戦い、接近戦で追い詰められたため逃走。
その後は隠れていた栗原天音を探し出し追いかけて殺そうとしたが、仮面ライダーカリスが現れたため失敗した。その際カリスとアンデッドの言葉で会話をしている。
次にターゲットを剣崎に変更して襲撃。ブレイドとの戦いを優位に進めるが乱入してきたカリスの「ホークトルネード」を受けラウズカードに封印された。
第36話「最強フォーム」にて仮面ライダーレンゲルによってジョーカー探索のためにモスアンデッド、シェルアンデッド、ドラゴンフライアンデッドと共に封印から解放される。
ジョーカーを探して倒すという任務を与えられ、遊園地を襲撃し暴れ回ったが客を殺すのに夢中になるあまりジョーカーの接近に気付かず一撃で再封印されてしまった。
ラウズカード
ラウズカードはハートの7「バイオプラント」。MPは1600。
カリスラウザーにラウズすることで使用者の姿をプラントアンデッドの姿に変える。
ラウザーユニットがコネクトされたカリスアローにラウズすることで、敵蔦を伸ばし敵を拘束する「プラントバイオ」を発動する。
コンボではないがハートの3「チョップヘッド」との併用でセンチピードアンデッドを倒した。
余談
カリス=マンティスアンデッドを除けば本編中では初めて登場したハートのアンデッドである。
モチーフはサラセニアンで、口のあたりのトガリがそれをイメージしたものとなっている。頭部は種子をイメージしており、目に当たる部分を左右段違いにして不気味さを出している。デザイン画での名称は「VENOM IVY UNDEAD」で、種の手榴弾やツタの槍といった武器アイデアのデザイン画も存在していた(『UNDEAD GREEN BLOOD』pp.12-13)。
植物の祖たるアンデッドはこのプラントアンデッドとオーキッドアンデッドのみである。またどちらもスートはハートである。
カリスと会話する際、アンデッド語を使用していた。
スーツは後にティターンに改造された(『UGB』p.80)。
関連タグ
仮面ライダー剣 アンデッド(仮面ライダー剣) 下級アンデッド カテゴリー7
ホークアンデッド(6) → プラントアンデッド(7) → モスアンデッド(8)