「”どういう事なのかしら”？もう少し頭を使ってみたら？ハハハハハハッ……！」(第21話)
データ
| 身長 | 216cm |
|---|---|
| 体重 | 113kg |
| カテゴリー | カテゴリーQ |
| スート | ハート |
| 特色/力 | 人間への化身、敵を打ち据え絡め取るツタ、背面の顔から放つ花粉 |
| CV | 肘井美佳（人間態も兼演） |
| 登場話 | 第21話「友を想う戦い」～第25話「裏切りの疾走」 |
(出典:『仮面ライダー剣 超全集』p.28、東映公式『仮面ライダー図鑑』より。)
概要
スート・ハートのカテゴリーQに属する上級アンデッドであり、劇中における蘭の祖たる不死生物。普段は吉永みゆきという名前の清楚な雰囲気の若い女性に化身している。
人間態の風貌とは裏腹に悪知恵が働き、他のアンデッドとタッグを組んでは利用し、使えないとわかると裏切って見捨てる非情かつ悪辣な性分。
白井虎太郎を利用していたが、彼の信じてみたいという姿勢に心を通わせかける。和解の道が見えた矢先、自分を追いかけてきた仮面ライダーカリス＝相川始に封印された。
能力
右手のツタで捕まえた物を自在に操れる。紫の花からは蘭の香りを放ち敵を虜にする(この香りは人間態であっても発生する)。
また、後頭部にも顔があり、口から花びらを吐いて敵を幻惑させる。
また、植物の怪人らしく植物園に生えていたツタを操って相手を締め付ける能力を持っている。
ラウズカード
封印されたラウズカードはハートのQ「アブゾーブオーキッド」。
カリスラウザーにラウズすることで使用者をオーキッドアンデッドの姿に変える。
ラウザーユニットがコネクトされたカリスアローにラウズすることで、ラウズカード使用限界量であるAPを2000回復出来るのだが、劇中未使用。
また第25話「裏切りの疾走」のエンドカードに選ばれている。
余談
スーツは後にサーペントアンデッドに改造されたが、下半身以外はほとんど新造された。
植物モチーフのアンデッドは彼女とプラントアンデッドしかいない。どちらもスート・ハートに属している。
さらにどちらもゲーム版に登場している。
初の女性アンデッドかつ上級というということで、トランプの赤の柄を試した1体である。
ハートの属性や植物であることからエンブレムカービングを全身に施し、顔のクリアーパーツはハートと蘭の雄しべを合わせたもの。
当初はおばさんっぽく見えるプロポーションであったが、人間態を若い肘井氏が演じることからNGとなり、そのマスクのデザインが決定稿の後頭部として採用された(『UNDEAD GREEN BLOOD』pp.38-39,106-107)。
没デザインはプロポーションが決定稿に比べスマートであり、顔のクリアパーツは無く、左手の爪がより長くなっている等の違いがある。
当時の玩具版ラウズカードにて、他のカテゴリーQの解説文には「相手のエネルギー等を吸収して自分の力とする」旨が書かれているが、アブゾーブオーキッドのみ「花粉を吸った敵の心を奪い、コントロールする」と反対に自分の花粉を相手に吸わせる事で優位に立つ能力となっている。
関連タグ
仮面ライダー剣 アンデッド(仮面ライダー剣) 上級アンデッド カテゴリーQ 吉永みゆき
白井虎太郎 仮面ライダーカリス カプリコーンアンデッド イーグルアンデッド ウルフアンデッド エレファントアンデッド
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