仮面ライダーワイルドカリス
かめんらいだーわいるどかりす
『Evolution』
『仮面ライダー剣』に登場する仮面ライダーの1人である仮面ライダーカリスの最強フォーム。
スート・ハートのプライムベスタ13枚(♥A~K)を全て所持した状態のカリスが、カリスラウザーに♥K「エボリューションパラドキサ」をラウズすることで進化を果たした姿である。
基本カラーが赤、複眼の色が緑へと変化し、アーマーなどの形状も変わったほか、胸部には♥Kのパラドキサアンデッドの紋章が刻印される。このカラーリングには「人間の赤い血がアンデッドの緑の血を抑え込んでいる」という意味があるようである。
第37話での初変身時にはアンデッドの身体に人間の心が宿りアンデッドの本能に打ち勝つ姿を表すかのように、ジョーカーの姿から一度♥A「チェンジマンティス」をラウズしてカリスの姿に変身し、それを経てワイルドカリスの姿への変身を遂げている。
通常のカリスラウザーはプライムベスタをラウズすることでそれに封印されたアンデッドに変身することができるが、ワイルドカリスの場合はそれとは異なり、仮面ライダーブレイド キングフォームと同様に13体のアンデッドと同時に融合している。
ブレイドがキングフォームへのフォームチェンジを果たしたことで、それに呼応した相川始はジョーカーとしての本能を抑えきれなくなっていたが、ワイルドカリスへの変身によってその本能を制御できるようになった。
使うカードから、ある意味カリスのキングフォーム的な立ち位置ともとれる形態である。
身長 | 204cm |
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体重 | 109kg |
パンチ力 | 420AP(4.2t) |
キック力 | 620AP(6.2t) |
ジャンプ力 | ひと跳び60m |
走力 | 100mを4.5秒 |
装甲の基本材質はこれまで通り「シャドウクリスタル」だが、金色部分は「ゴルドプラチナ」という金属で構成されており、13km四方のアンデッドを探知する触角「シックルフィーラー」には1秒間に200万回以上振動して、10m以内に近づいた敵を切り裂くとされ、襟部分の「シャドウカッター」には高速移動で鎌鼬を発生させる事が出来るなどカマキリというモチーフを反映して、身体の各部位が切断に特化した能力を与えられている。
視力はコンクリートの壁を透視できるほどで、口からは20m以内の物体を破壊する超音波を発射できるらしいが、いずれも劇中では未使用。
ワイルドカリスが使用する2本の鎌型の専用武器。普段は折り畳まれて両腿のホルスターに収められている。2本を合体させカリスアローにジョイントすることで「醒弓モード」に変形する。
初期能力値は9800AP(醒弓モード時)。
カマキリモチーフのカリスだが、鎌型の武器は本形態になって初めて得た。
- エボリューションパラドキサ
パラドキサアンデッドが封印されたラウズカード。ワイルドカリスへのフォームチェンジに使用される。
web「仮面ライダー図鑑」には、カリスラウザーにラウズした場合、通常であればパラドキサアンデッドの姿に変身すること、カリスアローとコネクトしたカリスラウザーにラウズした場合はAPが2800チャージされることが記載されている。
- ワイルド
ハートスートのカード13枚を1枚に融合し生まれた特殊なラウズカード。必殺技「ワイルドサイクロン」の発動に使用される。
- ワイルドサイクロン
醒弓モードのワイルドスラッシャーに「ワイルド」のカードをラウズすることで発生したエネルギーを、ワイルドスラッシャーから光の帯として放つ大技。そのエネルギーをカリスアローの刃にも込め、直接相手に切りつけて攻撃することもできる。
破壊力は14600AP(146t)。消費APは不明。
封印する事の出来ない改造実験体(トライアルシリーズ)を完全に消滅させることが可能であり、その威力はブレイド キングフォームのロイヤルストレートフラッシュ(11200AP)をも上回る。
「take it a try」
相川始(森本亮治)名義で歌唱されたキャラクターソング。
カリスのシーンで使用される場合は強化フォームのワイルドカリスのシーンで使用された。
第37話に近い編集をしたものが「take it a try(ワイルドカリスイメージ編集)」の曲名で「仮面ライダー剣(ブレイド)THE LAST CARD COMPLETE DECK」に収録されている。
『仮面ライダー 超クライマックスヒーローズ』
プレイ可能なのは基本的に通常のカリスのみで、超必殺技時にのみワイルドカリスに変身する。
『仮面ライダー シティウォーズ』
2020年2月2日に参戦が決定。
仮面ライダー剣 仮面ライダーカリス 相川始 ジョーカーアンデッド
エクシードギルス → ワイルドカリス → 龍玄・黄泉 ヨモツヘグリアームズ