シャドーチェイサー
しゃどーちぇいさー
- 2012年に公開されたアメリカのアクション映画→シャドー・チェイサー
- オンラインRPG『ラグナロクオンライン』に登場する職業の一つ→シャドウチェイサー、葱
本作に登場する仮面ライダーのうち、仮面ライダーカリスが使用する高性能バイク。
所謂オフロードタイプのマシンであり、他の仮面ライダー達の使用するマシンとはラウズカードに対応した機能を備えている点、それに外観の一部に共通・近似した部分が見受けられるものの、後述する特性からそれらとは一線を画したものとなっている。
全長 | 2,080mm |
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全幅 | 830mm |
全高 | 1,370mm |
最高時速 | 410km/h |
最高出力 | 420馬力 |
乗り手であるカリスとも共通した黒や金を基調としたカラーリング、それにフロントカウルから伸びる「クラッシャー・ビーク」も含め、全体的に鋭角的なフォルムが外観上の特徴である。
変身前後で同じ外観のマシンを常用している他の仮面ライダーとは異なり、シャドーチェイサーはカリスこと相川始が普段乗っている市販のオフロードバイクが変身時に生じる「シャドウフォース」というエネルギーの影響を受けて変形する(※)という変身前後でそのフォルムが大きく異なるタイプのマシンであり、ここでも他のライダー達と比較しての、カリスの独自性や異質さが強調されている。
異質さはマシン形状の変化だけに留まらず、車体に備わった各種機構にも現れている。
例えばエンジン部に当たる「シャドージェネレーター」は、リアカウルの「エレメントコンバーター」から送り込まれた空気中の元素をエネルギーに変換するという、ブルースペイダーやレッドランバスの小型原子力エンジン以上にブラックボックスも同然な代物である。これにより、最高出力でのみレンゲルのグリンクローバーを下回りながらも、最高速度は本作に登場するマシンの中で唯一400kmオーバーという、他の追随を許さぬ数値を叩き出す。
この他にも、「マジック・ホイール」と呼ばれる前後輪は、形状こそ他のライダー達のマシンとほぼ同一ながらも、様々な悪路の走破ばかりか垂直の壁でさえも走行可能という、これまた常識を超えた性能を発揮する。
一方でその車体には、カリスの脳波を受けて稼働する生体コンピューター「ブレインボックス」や、タンク上部に設けられたカードリーダー「モビルラウザー」といった、他のライダー達のマシンとも近似・共通した機構も複数搭載されており、これらの働きによる無人走行やラウズカードの効果発動といった機能も同様に使用可能である。
(※ 作中では前述の通り、もっぱら始の常用するバイクから変形しているが、理論上はどんなバイクでも同様にシャドーチェイサーへと変形させることが可能であるとされる)
- ベース車両は「ホンダ・XR250」。シャドーチェイサーに限らず、本作のTVシリーズに登場するライダーのマシンはいずれもXR250をベース車としている他、後述の通り複数のシリーズ作品でもライダーマシンのベース車両として度々採用されている、定番のマシンの一つでもある。
- 玩具は放送当時に「ラウズ発光」シリーズ、それにプライズ用の景品などで商品化されており、いずれも付属のカリスのフィギュアが搭乗可能な点こそ共通しているものの、前者は同じシリーズで発売された他のライダーのマシンと同様に、基部となる共通の車体パーツにシャドーチェイサーのパーツを取り付ける形とされているのに対し、後者はそうした制約がないことからより実車に近いスタイルで造形されているという点で、それぞれ趣を異としている。
- 2014年には、S.H.Figuartsシリーズでも魂web限定品として発売された。TVシリーズの放送から丸10年を経ての商品化なだけに、造形は言うに及ばずホイール部やメーターの塗り分けなど、前出のプライズ品以上に作中のイメージを重視した作りとされているのが特徴である。
- トライチェイサー2000 ビートチェイサー2000:いずれも『仮面ライダークウガ』に登場するマシン達。「チェイサー」の名を冠し、かつオフロード車であるという点でもシャドーチェイサーとの共通項が見られる
- ガードチェイサー ライドチェイサー:いずれも仮面ライダーシリーズの他作品に登場する、「チェイサー」の名を冠するマシン達。共にオンロードタイプのバイクであるという点で相違している
- マシントルネイダー マシンゴーストライカー:こちらは仮面ライダーシリーズの他作品に登場する、変身前後で異なるフォルムを有するマシン達
- ギルスレイダー オートバジン マシンデンバード ジャングレイダー:仮面ライダーシリーズの他作品に登場する、こちらはベース車(XR250)が共通するマシン達
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弟の人生について考えてみた話。 弟の兄への愛情を『家庭環境からくる一種の洗脳』であり『無自覚の抑圧』が潜んでいるんじゃないか、という感想を抱いた人間の書いている話なので、その辺大丈夫な方だけどうぞ! カップリングはありません。 クロスオーバーなのにウィル君(シャドーチェイサー)が添え物状態で申し訳ない…。ほとんど弟のカウンセラーウィル君です。 ちなみにウィル君は、CIAの父親(ブルース・ウィ○ス)のせいで、父親の同僚(シガニー・ウィー○ー)に殺されかける主人公です。多分知らなくても読めます。11,906文字pixiv小説作品