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グリンクローバー

ぐりんくろーばー

グリンクローバーとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダー剣』に登場するマシンの一つ。
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概要編集

本作に登場する仮面ライダーのうち、仮面ライダーレンゲルが使用する高性能バイク


乗り手であるレンゲルがそうであったように、グリンクローバーもまた既存のライダーシステム用のマシンとは基本的な設計を同じくしているが、一方で開発にアンデッドの手も介在していることから、大元となるシステムを異とするカリスシャドーチェイサー程でないにせよ、こちらも既存のライダーシステム用マシンと比較して異質な部分が随所に見られるものとなっている。


機能・概観編集

全長2,060mm
全幅840mm
全高1,300mm
最高時速320km/h
最高出力470馬力

乗り手に準じて金や緑を基調としたカラーリング、それにブルースペイダーなどに比べて曲線を多用したフォルムが外観上の特徴。設計上の共通点が多いブルースペイダーやレッドランバスのように、変身前後で特にフォルムが変化する機能は実装されていないが、睦月は戦闘時だけでなく日常の足としてこのマシンを活用している。

クローバー型のヘッドライト(クラブフェイス)が大胆に配された「アッパーカウル」の内部には、生体コンピューター「バイオブレインケース」が内蔵されている。これには蜘蛛(スパイダーアンデッド)の意思が宿っており、他のライダー達のマシンのように乗り手の脳波を受けて・・・ではなく、その思考とは独立して自律走行を可能としている(※)。


エンジン部に当たる「クラブジェネレーター」は、シャドーチェイサーと同様にブラックボックス化した謎のエンジンであり、直上の「エレメントコンバーター」から取り込んだ空気中の元素をエネルギーに変換するだけに留まらず、一般車と同様にガソリンも燃料として使用することができる。実際にTVシリーズの物語終盤でも、睦月がガソリンスタンドにて給油する姿が描かれている。

このように複数の動力源を併用しているためか、最高速度こそシャドーチェイサーに劣るものの、出力はTVシリーズに登場するライダー達のマシンの中でもダントツの数値を叩き出す。


もう一つ特筆すべき点として、車体に搭載された「ウエポンコンテナ」が挙げられる。前部タンク、それにリアカウルのそれぞれ両サイドに備わっているこのコンテナには、前部に計8門、後部に計4門の生体誘導ミサイルが搭載されており、これ以外にも状況に合わせてスモーク錯乱弾や捕獲ネット弾を撃ち分けることも可能としている。

TVシリーズを始めとする映像作品では終ぞ使われることのなかった機能であるが、児童雑誌『てれびくん』連載の漫画版にて使用例が確認されている。

この他にも、やはり作中では披露されなかったものの他のライダー達のマシンと同様の「モビルラウザー」がタンク上部に搭載されており、これを用いてカードの効果を発動することができる。


(※ もっとも、この機能を披露した時点のレンゲルは、スパイダーアンデッドの意思に支配されていた状態であったことから、実質的には乗り手の意思を受けて無人走行している、と解釈できない訳でもない。また、この機能が作中にて実際に使用されたのはグリンクローバーのみである)


得意技編集

ブリザードクローバー

クラブのカテゴリー6のカード(ブリザードポーラー)をモビルラウザーでラウズし、吹雪を起こしながら繰り出す強烈な体当たり攻撃。

前述の通り映像作品では使われず、ゲーム版にて使用可能な技の一つとして登場している。


関連タグ編集

仮面ライダー剣

ライダーマシン 仮面ライダーレンゲル

ブルースペイダー レッドランバス シャドーチェイサー


4号ライダーライダーマシン

ライドシューターグリンクローバーバイクゲーマーレベル2

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