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ハブラレンゲル

はぶられんげる

ハブラレンゲルとは、『仮面ライダー剣』において仮面ライダーレンゲルが他の仮面ライダーに比べて冷遇されていることを揶揄した言葉。
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注意編集

特定のキャラクターの扱いを揶揄するネタに対して不快感を抱くファンも少なくないため、過度な揶揄には注意されたい。


概要編集

仮面ライダー剣』において、上城睦月/仮面ライダーレンゲルが他の仮面ライダーに比べて冷遇されていることを揶揄した言葉。


『剣』TV本編の仮面ライダーはいずれもトランプのスートをモチーフとしているため4人の仮面ライダーが登場するが、その中でレンゲルだけが遅れて第2クールからの登場だった。4番目の登場であるためファンからは4号ライダーポジションとも言われる。


満を持しての登場だけあって他のライダーよりも強力という設定である。実際セリフでも「最強の仮面ライダー」と称されている他、装甲のデザインも他のライダーの基本フォームのようなシルバーではなく強化フォームに取り入れられているゴールドをメインカラーとしている。


一方で、レンゲルの登場の遅さは多くの冷遇される事態を生み出した。


存在しない強化フォーム編集

商品展開上、他の3人の仮面ライダーに強化フォームが登場するのに対して、レンゲルの強化フォームが登場しないことは確定していた。


初登場時から掲げられていた「最強の仮面ライダー」という設定は強化フォームが登場せずとも強いことに説得力を持たせる意図があったと思われ、実際に仮面ライダーギャレン ジャックフォームの必殺キック「バーニングスマッシュ」(基本フォームも同じ技を持つが破壊力が増大している)を跳ね返すほどの強さを見せている。


ただ、他のライダーの強化フォームが続々と登場するのに対して、レンゲルが一貫して基本フォームのまま戦うことに物悲しさは否めなかった。

睦月役の北条隆博もレンゲルの強化に期待しており、他のライダー役の俳優から「キングフォームあるらしいよ!」と言われて見事に騙されたようである。実際にレンゲル キングフォームに関して用意されていた展開は、キングフォームへのフォームチェンジに失敗し長らく睦月を支配していたスパイダーアンデッドを打ち破るというものだった。


仮面ライダーブレイドおよび仮面ライダーギャレンと同様に、ラウズアブゾーバーを使用したジャックフォーム/キングフォームへのフォームチェンジは設定上可能と思われる。ジャックフォームはスートクラブ・カテゴリーJのエレファントアンデッド、キングフォームはスートクラブ・カテゴリーKのタランチュラアンデッドとの融合となる。

実際二次創作ジオラマ『S.I.C. HERO SAGA SPECIAL EDITION -FOUR CARDS-』ではレンゲル ジャックフォームが登場しており、そのフィギュアが発売されている。


しかし東映公式のWebサイト「仮面ライダー図鑑」で2020年に『剣』関係のページが公開された際にフュージョンエレファントおよびエボリューションタランチュラの頂で触れられたのは本編での活躍とラウザーへのチャージ効果の説明だけで、ジャックフォームやキングフォームにフォームチェンジできるかどうか公式回答は一切記載されなかった。エボリューションギラファの頂でギャレン キングフォームの存在が示唆されたことがレンゲルの冷遇に追い討ちをかけている。


その後『仮面ライダーアウトサイダーズ』でギャレン キングフォームが公式で登場し、仮面ライダー図鑑の通りにハブラレンゲル化が加速してしまったかに見えたが、『仮面ライダー剣 20th Anniversary STAGE&TALK』にてレンゲル キングフォームが登場し、遂にレンゲルの強化が日の目を見ることとなった


フロート編集

劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE』のクライマックスの戦闘シーンで発生したハブラレンゲル。


相川始/仮面ライダーカリスを生贄として喪った剣崎一真橘朔也、上城睦月はアルビノジョーカーが一体化した巨大邪神14に3人で挑む。そして剣崎の「俺たちと、始の力で!」の言葉を合図に3人はブレイド、ギャレン、レンゲルに変身し、巨大な14に対してブレイドとギャレンがジャックフォームへのフォームチェンジ、レンゲルが「フロート」の発動で飛行することにより応戦した。


フロートはハートのカードであるため、ここでのフロートの発動は剣崎のセリフにある通り始/カリスの力を使っていることに他ならず、本来であればとても熱いシーンである。

しかしこの際の3人のアイテムから発せられた電子音声は、

(0w0)「フュージョンジャーック」

(0M0)「フュージョンジャーック」

(0H0)「フロート」

というもので、レンゲルのジャックフォームがないことを浮き彫りにするものとなっている。

なお、先述の設定上存在し得るレンゲル ジャックフォームもエレファントアンデッドとの融合であるため、イーグルアンデッドと融合したブレイド ジャックフォームやピーコックアンデッドと融合したギャレン ジャックフォームと異なり飛行能力は得られないものと思われる。


加えて、熱いシチュエーションであるにもかかわらず直後に3人揃って14に撃墜され、その後ブレイドがキングフォームにフォームチェンジしてアッサリ14を倒してしまうので尚更報われない


ちなみに、「仮面ライダーザダイナー」の『仮面ライダー剣』15周年メニューでは「レンゲルフロート」というドリンクが登場。劇場版のネタを知らなければかなり普通のコラボメニュー名だったこともあり、他のも含めて「シンプルながら完璧なネーミング」とされている。


技の格差編集

基本フォームのコンボ技の数は、ブレイドとカリスが3つ、ギャレンが4つであるのに対して、レンゲルは3つあるいは4つ(「仮面ライダー図鑑」に基づき♣3+♣4「スクリューラッシュ」を含める場合)と特に差がないが、他の3人のライダーには強化フォームが登場したため、総合的にはレンゲルの技の数が少なくなっている。


しかもレンゲルには他の3ライダーにはあるカード3枚によるキック技が存在しない。ブレイドなら「ライトニングソニック」、ギャレンなら「バーニングディバイド」、カリスなら「スピニングダンス」と、それぞれのライダーを象徴するカード3枚によるキック技があるのだが、レンゲルのキック技はなんとカード2枚の組み合わせで発動する「ブリザードクラッシュ」のみである。ちなみにレンゲルのカード3枚技は「ブリザードベノム」で、レンゲルラウザーによる突撃技。つまりキックとは無縁の技であり清々しいまでにハブられている。

あくまでもレンゲル固有の3枚キック技が存在しないというだけで、カリスが失ったカードを回収してスピニングダンスを放ったことはある。


なお、ブレイド、ギャレン、カリスのコンボ技はカテゴリー6の属性を想起させる「ing」形の英単語を冠するが(ブレイドは「Lightning」、ギャレンは「Burning」、カリスは「Spinning」)、レンゲルはカテゴリー6のラウズカード名そのままである「Blizzard」を冠する。


客演編集

『剣』終了後の映像作品でオリジナルキャストの北条隆博がレンゲルを演じたのは『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』だけであり、しかも変身後の声の出演に留まっている。

他の3人のライダーのオリジナルキャストは『スーパーヒーロー大戦GP』以外も何作か出演しており、その中には変身前の姿での出演もあるため、睦月役の北条は4人の中で最も客演が少ないと言える。


ただしこれに関しては、北条が2013年に芸能界を引退し現在は飲食業(カフェ)経営を本業としている事情も関係していると思われるため一概にハブラレンゲルの事例であるとは言い難い。実際『剣』関連の事であれば芸能活動に前向きな姿勢を見せており、引退後も『スーパーヒーロー大戦GP』(先述)やゲーム(後述)での声の出演、自身の経営するカフェでの特撮関係のイベント開催を果たしている。


ゲーム編集

他の歴代作品の数多くのキャラクターも参戦する中で過去作品の4号ライダーであるレンゲルの優先度が劣るのは、妥当と言わざるを得ない面もある。


仮面ライダーバトルシリーズ」編集

仮面ライダーバトル ガンバライド編集

稼働3年目の『仮面ライダーオーズ/OOO』弾の時点で他ライダー3人は登場しているのにレンゲルだけは長らくプレイアブルキャラとして登場していなかった(スペシャルカードを含むならばギャレンやカリスよりも先に登場している)。

稼働5年目の『仮面ライダーウィザード』弾となり、シャバドゥビ1弾のEXステージの先行登場を経てようやくシャバドゥビ2弾でLRで登場した。必殺技は3枚コンボの「ブリザードベノム」。

しかし、参戦から約1年後のシャバドゥビ6弾を最後に『ガンバライド』が稼働終了してしまった。


仮面ライダーバトル ガンバライジング編集

3人編成のゲームであるため、ハブラレンゲルが発生することは当初から予想されていた。

実際ブレイドやカリスは『仮面ライダー鎧武/ガイム』(無印)弾で、ギャレンはナイスドライブ弾にて参戦してレンゲル以外の3人が早々に集結。他にも複数のLRでタッグ技が登場したり、カリスの強化フォームである仮面ライダーワイルドカリスが参戦したのに対して、レンゲルはGLRブレイドのスキャン演出(op再現)で手首のみやブレイド キングフォームの必殺技のフォーカード(メモリアルフィニッシュ)の演出でしか登場できていなかった。


そんな長い冷遇を経て、リリリミックス6弾でオリジナルキャストである北条隆博の新規ボイスと共に遂に参戦。必殺技は2枚コンボの「ブリザードクラッシュ」。

しかしレンゲルが参戦した同年の12月には、『ガンバライジング』のサービス終了が発表されてしまった……。


仮面ライダーバトル ガンバレジェンズ編集

前作『ガンバライジング』のカードを継続して使用できるため、前作のレンゲルのカードがあれば正式参戦前から使用できた。


前作よりも増えて4人編成であるため『剣』ライダーの集結も当初から期待されており、2弾でブレイド・ギャレン・カリスと同時に4人揃って参戦を果たした

さらにシンクロ神話2章ではギャレン・カリスを差し置いてLRで登場している。


ガンバライド、ライジング、シティーウォーズと続いた「レンゲルが参戦したら1年以内にサービス終了する」という不名誉なジンクスがついに打破された。



仮面ライダー シティウォーズ編集

『ガンバライジング』と同様に長らく仮面ライダーブレイド キングフォームのフォーカードの演出でのカードだけの登場に留まっていた。

そしてサービス開始から3年が経過した2021年の1月に、オリジナルキャストである北条の新規ボイスと共に遂に参戦。

多くのプレイヤーが歓喜した………のも束の間、同月にサービス終了が発表されてしまった


レジェンドアイテム編集

ライドウォッチ編集

仮面ライダージオウ』における、過去作のライダーを模した収集アイテム。

商品化されるのは基本的に主役ライダー(作中にもライドウォッチが登場)と2号ライダーのもので、『剣』からも主役のブレイドと、2号枠としてガシャポン版でギャレンが商品化されていた。

そして、商品化されていないライダーが5つ選ばれてライドウォッチが商品化されるという企画「君が選ぶ!欲しいDXライドウォッチ大投票タイム」でカリスが選ばれ、レンゲルだけがライドウォッチ化されなかった。


レジェンドライダーケミーカード編集

仮面ライダーガッチャード』における収集アイテムのうち、レジェンドライダー仕様のもの。

今回は珍しくブレイド、ギャレンに続いてのラインナップでカリスを差し置いてレンゲルがダークライダー枠として登場した(ダークライダー枠は当初は敵対していたり途中で敵対しても最終的に味方で落ち着いたライダーも含まれており、他にはアナザーアギト仮面ライダーダークキバ仮面ライダーネクロムもこれに該当している)。


ライドウォッチと同様に「レジェンドライドケミートレカ大投票」という企画が行われカリスがランクインしたため、これをもって『剣』の4人のライダーが揃うこととなった。


関連タグ編集

仮面ライダー剣 仮面ライダーレンゲル


睦月(艦隊これくしょん):アニメ放送時、メイン三人の中でゲームで改二が実装されていなかった為、名前つながりでいじられた。

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