【Standy…】
≪>Yes Sir!≫
【Loading…】
「変身」
≪>TENGAN!>NECROM>Megaulord!≫
≪>CRUSH THE INVADER!≫
「心の叫びを…聞け!」
CV:磯村勇斗
スーツアクター:永徳
変身者
概要
『仮面ライダーゴースト』に登場する3号ライダー。第16話にて初登場。
アランがメガウルオウダーとネクロムゴーストアイコンを使って変身する。
システムは、アランが深海マコトより借り受けたエジソンゴーストアイコンを元に作られた模様。
基本的には徒手空拳で戦闘を行うが、第37話以降は「ガンガンキャッチャー」も使用される。
仮面ライダースペクターからガンガンハンドやディープスラッシャーを拝借して使った事もある。
名前の由来は「死霊を使役する呪術師・"ネクロマンサー" = "Necrom"ancer」。名前を訳すと「死の仮面ライダー」と言った所。
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外見
素の顔は"のっぺらぼう"ではなく一つ目の模様があり、その上から潜水服のヘルメットめいたフェイスシールド「ヴァリアスゴーグル」で覆った無機質な姿。
素体の「トランジェント」もゴースト・スペクターとは対照的な白色で機械的な外見をしている。
スペック
身長 | 204.0cm |
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体重 | 99.0kg |
パンチ力 | 15.1t |
キック力 | 17.4t |
ジャンプ力 | 47.8m(一跳び) |
走力 | 3.7秒(100m) |
仮面ライダーゴーストや仮面ライダースペクターとは比べ物にならない程の数値を叩き出しており、特にスピード面はムゲン魂を除けばTV本編中では最高という高スペック。加えてパーカー「インベイドコート」は「戦意に応じて戦闘能力を強化する」というわかりやすい機能を有し、更に体の装甲とパーカーを構成する液体金属「クァンタムリキッド」は使用するゴーストアイコンによって腕力や脚力、防御力など性質が変化する機能の他、全身を液状化させて攻撃を受け流したり、一部分のみを状態変化させて攻撃を軽減させるといった芸当が可能となっている
頭部装甲「フリンジデコイリフレクター」には分身体を作り出す機能が、「サプレッションフード」には残像を発生させる機能があり、メガウルオウダーを介して眼魔コマンドやパーカーゴーストを操って支配する機能等、搦め手にも長けている。
しかし高性能と引き換えにエネルギー消費が激しく、エネルギーが切れるとクリアグリーンのライン「ベイパーベッセル」が黒へと変色し自動で変身が解除される。そのため眼魔の力を補充して維持しなければならなず、液状化能力は第22話でアバターを失い生身になってからは使用できなくなるなど制約も多い。
だが第30話にてアランがフミ婆の死を乗り越え、精神的に成長した事によりエネルギー切れの問題は解消された(胸部の紋章「ブレストクレスト」の『強い意志を神秘的エネルギーに変換する機能』が発動したためと思われる)。
使用アイテム・ツール
ネクロムに変身するための変身アイテム。左腕に装着するブレスレット型。
これによってゴーストチェンジや必殺技の発動が可能である
変身に用いるキーアイテム。仮面ライダーゴーストや仮面ライダースペクターも使用。
第37話より登場した専用武器。スペクターのガンガンハンドに酷似しているが手の平の部分に眼魂スロットが付いている。
未熟な精神では使いこなすのが難しい武器故に第37話以前はロックがされていた。
必殺技
【Destroy!】
≪>DIE-TENGAN!>NECROM>Omegaulord!≫
- ネクロム デストロイ
ネクロムのキック必殺技。第16話で使用。
第17話ではパンチ技、第22話では腕からエネルギーを放つ技、第43話ではガンガンキャッチャー銃モードによる射撃技として使用。ガンバライジングではエネルギーを腕に集めた後、指で三角を作り出してそこからビームを放つ必殺技になっている。
ちなみに、必殺技の元となっているエネルギーは厳密には爆発する液体らしい。
- オメガフィニッシュ(仮称)
第39話で使用した、ガンガンキャッチャー銃モードの必殺技。
ビリー・ザ・キッドゴーストアイコンをセットしたガンガンキャッチャーと仮面ライダースペクターから借りたガンガンハンドで同時射撃を行う。
形態
ネクロムゴーストアイコン以外のゴーストアイコンで変身する派生・強化形態。
各形態はマスクの模様が変化するのではなく、ゴーグルのガラス部分の色と、ゴーグルの淵部分となる円形(モノキュラーガード)の形状が変化する。
派生形態
≪>FIGHTING PEN!≫
グリムゴーストアイコンで変身した形態。
グリム兄弟の魂が憑依した姿。ゴーグルの造形は"開かれた本"で、随所にペン先の意匠がある。基本カラーは深緑。
≪>SAIYU ROAD!≫
サンゾウゴーストアイコンで変身した形態。
玄奘三蔵(三蔵法師)の魂が憑依した姿。フード部分は西遊記で玄奘三蔵が被る冠のようなものに変形。基本カラーは薄橙。
スピンオフ限定形態
『俺らバースト!友情ファイト! 止めてみせるぜお前の罪を!』
Vシネマ『RE:BIRTH 仮面ライダースペクター』に登場
アランの友を思う気持ちに呼応してネクロムゴーストアイコンが変化した、『友情バーストゴーストアイコン』を使って変身するネクロムの強化フォーム。
客演
『超MOVIE大戦ジェネシス』で先行登場。巨大ルネサンス眼魔を撃破したゴースト達を遠くから見届けていた。
ちなみにこの際、直前まで変身前の姿で西園寺と共にルネサンス眼魔達の活動を見物していたのだが、映画公開時はまだネクロムの正体が不明だったこともあってかわざわざ変身して駆けつけたら戦いが終わっていたかのようなシュールな絵面となってしまった。
『超英雄祭2016』のキャラクターショーパートでは、自身の能力で復活させた牙鬼萬月とその配下の妖怪達をニンニンジャー達の元に送り込んだのち、ゴーストとスペクターの前に自ら姿を現し高い戦闘能力でこれらを圧倒。
2大ライダーがニンニンジャーと合流したあとは、ステージ上空に描いたガンマホールからグンダリが出現するまでの時間稼ぎとして、同じく復活させた眼魔怪人を加えた再生怪人軍団を差し向けたあと何処へと姿を消した。
ライドウォッチ
眼魔の世界を統べるライダーは…ネクロムだ!
テンガン!ネクーローム!
「SGライドウォッチ08」の一つとして発売。
必殺技は「オメガ」。
余談
- 3人の仮面ライダーが登場するオロナミンCとのタイアップCMが番組中盤に放送される慣例は『ゴースト』からであり、ネクロムはいわゆる「3号ライダー」であることを公式から強く意識されている。
- しかし、『日曜もアメトーーク!』の「仮面ライダー芸人」回では何故か2号ライダーとして扱われており、演者にもツッコまれていた。
- 一応フォローするとメガウルオウダーを「変身アイテムの"2号機目"」とすれば広い意味では2号と言えなくもない(近い例に『フィギュア王 No.200』にて「仮面ライダー鎧武における"2号ライダー"は新世代アーマードライダー」としているのがある)。
- 『仮面ライダースペクター×ブレイズ』に登場したカノンが変身する仮面ライダーカノンスペクターが冒頭の「心の叫びを…聞け!」の決め台詞を決めている。
- これまでの仮面ライダーシリーズでライダーが怪人を従える場面は何度かあったが、ライダーの個別能力として扱われるのは『仮面ライダー剣』のレンゲル(召喚技の「リモート」)、『仮面ライダーディケイド』のチノマナコディエンド(召喚技の「カイジンライド」)以来である。
- 次回作『仮面ライダーエグゼイド』では仮面ライダーブレイブのファンタジーゲーマーレベル50が戦闘員であるバグスターを生み出してけしかける能力を有している。
- 「ブレスレット型アイテム」で変身するライダーは仮面ライダーザビー以来。「ベルト以外のアイテム」にまで拡大しても仮面ライダーディエンド以来になる。ただし前年に「ベルトとブレスレットの併用」で変身する仮面ライダードライブがいるので久々という印象が薄い。
- 前作『仮面ライダードライブ』の3号ライダー・仮面ライダーチェイサーとは敵勢力の一人が変身、当初は敵対していた、物語の途中で人間の心を理解し味方になる、人間世界と常識が異なる事からの天然ボケなど共通点が多い。
関連タグ
ネクロムスペクター:ネクロムアイコンとゴーストドライバーを使ったスペクターの派生形態であり乗っ取りフォーム。
仮面ライダーウォズ:3号ライダー、カラーリングが似ている、他のライダーとは異なる変身ツールを使用する、スーツアクターが同じ、初登場の時期がほぼ同じなどの共通点がある。
仮面ライダーグレア:眼がモチーフの変身アイテムを使用する、別のライダーを乗っ取って操る事が出来る、複眼が無く無機質なイメージのスーツなどの共通点があるサブライダー。
○号ライダー