「私がお前達の支配者となる…」
「心の叫びを…聞け!」
CV:磯村勇斗
スーツアクター:永徳
変身者
・アラン
概要
『仮面ライダーゴースト』に登場する3号ライダー。第16話にて初登場。
アランがメガウルオウダーとゴーストアイコンを使って変身する。
システムは、アランがマコトより借り受けたエジソンゴーストアイコンを元に作られた模様。
名前の由来は「死霊を使役する呪術師・"ネクロマンサー" = "Necrom"ancer」。名前を訳すと「死の仮面ライダー」と言った所。
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外見・特徴
素の顔は"のっぺらぼう"ではなく一つ目の模様があり、その上から潜水服のヘルメットめいたフェイスシールド「ヴァリアスゴーグル」で覆った無機質な姿。
素体の「トランジェント」もゴースト・スペクターとは対照的な白色で機械的な外見をしている。
ボディカラーはこの白色と緑。
体の装甲とパーカーは「クァンタムリキッド」と呼ばれる液体金属で構成されており、これにより全身を液状化させて攻撃を受け流したり、一部分のみを状態変化させて攻撃を軽減させるといった芸当が可能となっている。
また、ゴースト・スペクターを構成する「クァンタムソリッド」と同様に、使用するゴーストアイコンによって腕力や脚力、防御力など性質が変化する特徴を持つ。
メガウルオウダーにはモチーフさながら眼魔を操る能力が備わっている。
変身しての活動には時間制限があるらしく、次第に緑の部分が黒くなっていく。
時間切れとなる度に動力源であるらしい眼魔(眼魔コマンド)を吸収する必要性がある模様。
しかし第30話にて変身者の感情或いは意思によっては起動制限を無くせるらしい事が判明した(スペクターことマコト曰く、“限界を超えた”との事。胸の「ブレストクレスト」の「強い意志を神秘的エネルギーに変換する機能」が発動したためと思われる)。
魂(フォーム)
各形態はマスクの模様が変化するのではなく、ゴーグルのガラス部分の色と、ゴーグルの淵部分となる円形(モノキュラーガード)の形状が変化する。
ネクロムゴーストアイコンで変身した基本形態。
ゴーストとは違いこの状態での形態名(~魂)は無い。「ネクロム魂」は便宜上の名前。
グリムゴーストアイコンで変身した派生形態。
グリム兄弟の魂が憑依した姿。ゴーグルの造形は"開かれた本"で、随所にペン先の意匠がある。基本カラーは深緑。
サンゾウゴーストアイコンで変身した派生形態。
玄奘三蔵(三蔵法師)の魂が憑依した姿。フード部分は西遊記で玄奘三蔵が被る冠のようなものに変形。基本カラーは薄橙。
本編以外(ゲーム等)に登場
Vシネマ『RE:BIRTH 仮面ライダースペクター』に登場
アランの友を思う気持ちに呼応してネクロムゴーストアイコンが変化した、『友情バーストゴーストアイコン』を使って変身するネクロムの強化フォーム。
『ガンバライジング』に登場
仮面ライダーファイズの魂が宿ったゴーストアイコンでチェンジする特別な形態。基本カラーは黒&赤。
仮面ライダーブレイドの魂が宿ったゴーストアイコンでチェンジする特別な形態。基本カラーは紺色。
仮面ライダーカブトの魂が宿ったゴーストアイコンでチェンジする特別な形態。基本カラーは青&赤。
仮面ライダーキバの魂が宿ったゴーストアイコンでチェンジする特別な形態。基本カラーは赤&金。
『ガンバライジング』ではバッチリカイガン3弾より、ゴースト、スペクターの各形態に変身することも出来る。但しオレ、スペクター、闘魂ブースト等の各ライダーの基本形態にはゴーストチェンジできない。
ゴースト用の形態は一本角、スペクター用の形態は二本角になる。逆に2人がネクロム用の形態に変身した場合はネクロムと同じマスクになる。
『ファイナルステージ』でのネクロムの変身者
天下一英雄武道会に出場する為にゴーストのレギュラー陣が変身した姿。その他メンバーはゴースト(仮面ライダー)、仮面ライダースペクターを参照。
使用アイテム、ツール
ネクロムに変身するための変身アイテム。左腕に装着するブレスレット型。
これによってゴーストチェンジや必殺技の発動が可能である
第37話より登場した専用武器。スペクターのガンガンハンドに酷似しているが手の平の部分に眼魂スロットが付いている。
未熟な精神では使いこなすのが難しい武器故に第37話以前はロックがされていた。
客演
『超MOVIE大戦ジェネシス』で先行登場。巨大ルネサンス眼魔を撃破したゴースト達を遠くから見届けていた。
ちなみにこの際、直前まで変身前の姿で西園寺と共にルネサンス眼魔達の活動を見物していたのだが、映画公開時はまだネクロムの正体が不明だったこともあってかわざわざ変身して駆けつけたら戦いが終わっていたかのようなシュールな絵面となってしまった。
『超英雄祭2016』のキャラクターショーパートでは、自身の能力で復活させた牙鬼萬月とその配下の妖怪達をニンニンジャー達の元に送り込んだのち、ゴーストとスペクターの前に自ら姿を現し高い戦闘能力でこれらを圧倒。
2大ライダーがニンニンジャーと合流したあとは、ステージ上空に描いたガンマホールからグンダリが出現するまでの時間稼ぎとして、同じく復活させた眼魔怪人を加えた再生怪人軍団を差し向けたあと何処へと姿を消した。
ライドウォッチ
眼魔の世界を統べるライダーは…ネクロムだ!
テンガン!ネクーローム!
「SGライドウォッチ08」の一つとして発売。
必殺技は「オメガ」。
余談
3人の仮面ライダーが登場するオロナミンCとのタイアップCMが番組中盤に放送される慣例は『ゴースト』からであり、ネクロムはいわゆる「3号ライダー」であることを公式から強く意識されている。
しかし、『日曜もアメトーーク!』の「仮面ライダー芸人」回では何故か2号ライダーとして扱われており、演者にもツッコまれていた。
一応フォローするとメガウルオウダーを「変身アイテムの"2号機目"」とすれば広い意味では2号と言えなくもない(近い例に『フィギュア王 No.200』にて「仮面ライダー鎧武における"2号ライダー"は新世代アーマードライダー」としているのがある)。
『仮面ライダースペクター×ブレイズ』に登場したカノンが変身する仮面ライダーカノンスペクターが冒頭の「心の叫びを…聞け!」の決め台詞を決めている。
これまでの仮面ライダーシリーズでライダーが怪人を従える場面は何度かあったが、ライダーの個別能力として扱われるのは『仮面ライダー剣』のレンゲル(召喚技の「リモート」)、『仮面ライダーディケイド』のチノマナコディエンド(召喚技の「カイジンライド」)以来である。
次作『仮面ライダーエグゼイド』では仮面ライダーブレイブのファンタジーゲーマーレベル50が、戦闘員バグスターを生み出してけしかける能力を有している。
「ブレスレット型アイテム」で変身するライダーは仮面ライダーザビー以来。「ベルト以外のアイテム」にまで拡大しても仮面ライダーディエンド以来になる。ただし前年に「ベルトとブレスレットの併用」で変身する仮面ライダードライブがいるので久々という印象が薄い。
因みにブレスレット型アイテムで変身するライダーである仮面ライダー轟鬼と上記のザビーは3号ライダーであり、ザビーとはキーアイテムを装着する点も共通。
前作『仮面ライダードライブ』の3号ライダー・仮面ライダーチェイサーとは敵勢力の一人が変身、当初は敵対していた、物語の途中で人間の心を理解し味方になる、人間世界と常識が異なる事からの天然ボケなど共通点が多い。
関連タグ
仮面ライダーウォズ:3号ライダー、カラーリングが似ている、他のライダーとは異なる変身ツールを使用する、スーツアクターが同じ、初登場の時期がほぼ同じなどの共通点がある。
仮面ライダーグレア:眼がモチーフの変身アイテムを使用する、別のライダーを乗っ取って操る事が出来る、複眼が無く無機質なイメージのスーツなどの共通点があるサブライダー。
○号ライダー