概要
仮面ライダースペクターの強化形態・ディープスペクターと、そこからゴーストチェンジした形態が使用する可変型武器。
ゴーストの使用するサングラスラッシャーとほぼ同質の武器で、性能も見た目も酷似しているが、細部の造形やカラーリングが異なる。
初登場は第28話。第35話ではネクロムもスペクターから借り受けて使用した。
ゴーストの「オレベース」と異なりTV本編ではディープスペクターとその派生形態しか使用する事は無かったが、ノブナガ繋がりと言うことか「平成ジェネレーションズ」ではゴースト テンカトウイツ魂はサングラスラッシャーとの二刀流で振るった。
機能・形状
形態の軸になるモード切り替え装置「スラストスイッチャー」や、サングラスの内側に左右非対称のゴースト眼魂装填口「デュアルアイソケット」。セットした眼魂のエネルギーを抽出・増幅・統合する特殊反応炉が存在する点など主たる機能はサングラスラッシャーと同じ。
だが特徴的なサングラス型セーフティユニットは「ギガシェイド」と言うクリアピンクの物になり、縁には凹凸。尖った鼻当て状のパーツも追加されている。
反応炉もサングラスラッシャーの物より高性能な「ハイブレンダーファーネス」になっており、1.5倍ほど出力が上昇しているとされる。
ほぼ赤一色だったサングラスラッシャー対し、こちらは青とピンクのツートンカラーとなっている。
形態
ソードモード
スイッチャーを斜め上側に可動させた剣状態。
刀身が「クァンタムインフェルノ」に変化している。接触した物質を分解する表面の粒子によって地球上のほぼ全ての物体を切断できるのは共通だが、熱と光を利用して生成するエネルギーの刃はこちらの方が高出力。
スラッシャーの基本形態にあたり、ディープスペクター ツタンカーメン魂やゴースト テンカトウイツ魂はこのモードしか使用していない。
ブラスターモード
スイッチャーを真横に可動させた銃状態。
「ディサイダーグリップ」内の装置が高威力のプラズマエネルギー弾を生成する点や、銃身内の出力調整デバイスの働きで性質変化による撃ち分けが可能な点も同じだが銃身は「クァンタムデプスバレル」になっており、出力差からこちらの方が高威力と思われる。
使用したのはディープスペクターとそこから派生したノブナガ魂。
技
必殺技
「ハゲシー!ハゲシー!」「ダイカイガン!」
「オメガギリ!」
- オメガギリ
ソケットに"ディープスペクター以外"のアイコンを2つセットして発動するソードモード必殺技。劇中未使用。
「ハゲシー!ハゲシー!」「ダイカイガン!」
「オメガダマ!」
- オメガダマ
ソケットに"ディープスペクター以外"のアイコンを2つセットして発動するブラスターモード必殺技。劇中未使用。
超必殺技
「メガハゲシー!メガハゲシー!」「極限!ダイカイガン!」
「ギガ オメガギリ!」
- ギガオメガギリ
右にスペクター・左にディープスペクターのアイコンをセットして発動するソードモード超必殺技。
ディープスペクター ツタンカーメン魂が使用。背後に出現した紋章のエネルギーを刀身に収束し、強力な斬撃を繰り出す。
「メガハゲシー!メガハゲシー!」「極限!ダイカイガン!」
「ギガ オメガダマ!」
- ギガオメガダマ
右にスペクター・左にディープスペクターのアイコンをセットして発動するブラスターモード超必殺技。ディープスペクター ノブナガ魂が使用。銃口に紋章を展開して、強力な光弾を連射する。
シンスペクターの必殺技
「シン ダイカイガン」「グリードスラッシュ」
- グリードスラッシュ
ソードモードのディープスラッシャーに青白い光を纏わせ連続で斬りつける。
「強欲」の力。
「シン ダイカイガン」「ラースフレイム」
- ラースフレイム
同様にシンスペクターのドライバー操作で発動。ブラスターモードのディープスラッシャーから、青白い光弾を連続発射する。
「憤怒」の力。劇中では一発も命中しなかった。
この他ディープスペクターやテンカトウイツ魂のドライバー操作に連動して、射撃・斬撃を繰り出す技も使用している。
製品化
「極限装填 DXディープスラッシャー」が2016年4月29日に発売。
付属品はないが、トリガー長押しでも必殺技音声が流せるようになっている。
余談
- 実際の待機音は「ハァゲぇシィ~~!」「メぇガァハァゲェぇシィィ~~!!」と言った感じのクセの強い音声になっている。
- 「極限ダイカイガン」のコールからトリガー操作するまでの間はディープスペクターゴーストアイコンのモンスターサウンドが流れ続ける。
- 闘魂ブースト魂同様ディープスペクターのままでは超必殺技を使用できず、派生形態になる必要がある。
関連タグ
ソニックアロー←ディープスラッシャー→クローズマグマナックル