概要
ゴーストアイコンの一つ。
基本カラーは薄橙で、ナンバーは「15」。第8話より登場しており、西園寺が先に生成した眼魂の1つ。
瞳の部分はネクロムに合わせて緑をベースにしている。
アランが使おうとした際にはグリムゴーストアイコンと同じく使われまいと抵抗していたが無理矢理乗っ取られてしまった。
乗っ取られた時の偉人の姿のオーラとパーカーゴーストの目に当たる部分が紫色になり、目付きが鋭くなっている。
アランが眼魔から人間となり力を失ったことでグリムゴーストアイコンと共に離脱をした。しかし、アランがマコトが自分を庇って消滅してしまった光景を目の当たりにし、涙を流したのを見たことで、再びグリムと共にアランの元へと帰っていった(その時アランは「何故私の元へ…」と戸惑いを見せていた)。
当初はまだアランの事を完全に認めてはいなかったからか、第36話では使おうとしても眼魂の横のボタンが押せず、ゴーストチェンジができなかった。
しかし後に修練の場での修行を終えた事で再び変身できるようになった。
技使用時のグラフィックは日輪を模した輪。
偉人・三蔵法師(玄奘三蔵)
「ならば、この娘も救ってみせなさい」
CV:奥仲麻琴(ホナミ憑依時) / 関智一(パーカーゴースト時)
この作品における偉人・三蔵法師こと玄奘三蔵ことその人。第36話より登場。
他のパーカーゴーストと比べると、お経のような抑揚のない無機質な喋り方が特徴。
彼が憑依すると三蔵法師の頭巾が頭に追加され、錫杖を手に持つ。
ガンマイザーとの戦いで力不足を痛感するアランを見て人の心の声が聞こえるようになり苦しんでいたアイドル:ホナミに憑依。アランが己の道を見失っている事を見破り、信念を試すべく彼を修練の場へと招待する(修練の場には三蔵法師のお供である孫悟空、猪八戒、沙悟浄の三匹がいる)。
眼魂の中は中国の山奥の景色が広がっている。
ちなみに、ホナミを演じた奥仲麻琴は、『仮面ライダーウィザード』でメインヒロインのコヨミ役を演じており、仮面ライダーシリーズへの出演は今回が2度目になる。
立体物
「DXグリム&サンゾウ&ヒミコ ゴーストアイコンセット」として2016年2月6日一般販売。
ゴーストドライバーでサンゾウゴーストアイコンをスキャンすると『カイガン! サンゾウ! サル、ブタ、カッパ! 天竺を突破!』という音声になる。
またガンバライジングでもゴースト、スペクターが眼魂スキャンチャンスで、サンゾウゴーストアイコンをスキャンしてゴーストチェンジした際この音声を聞ける。
余談
サンゾウ=三蔵(法師)とは「"経蔵・律蔵・論蔵"という三つの仏教上の典籍(に精通した僧侶)」という意味であって特定個人を表す言葉ではない(「剣道有段者」位の意味である)。最も有名な三蔵法師「玄奘三蔵」も戒名であり、俗名(本来の名前)は「陳禕(チンイ)」という。
関連タグ
メガウルオウダー サンゾウ魂 ゴーストアイコン パーカーゴースト