概要
仮面ライダーカブトの専用武器。クロックアップによる高速戦闘を忍者に準えているのか忍具を模しており、銃・斧・苦無の3形態を使い分ける。
玩具版ではベルトに吊り下げるホルスターが付属しているが、劇中でクナイガンを携帯している描写はなく、必要な時はどこからともなく唐突に取り出す。ちなみにデザインモチーフはカブトムシである(銃口部分がツノ)。
劇場版に登場した3人のライダーや仮面ライダーダークカブトは色違いの同型「ゼクトクナイガン」を所持している。
なお、ハイパーフォームに変身すると一切使用しなくなる。
形態
ガンモード
銃形態。3点式照準機・ダットサイトから放たれる赤色のポイントレーザーにより3km先の敵を捕捉、ジョウントによって無限に送られる電子エネルギーを高エネルギーイオンビームに変換し、ガンマズルよりアバランチシュートを放つ。
銃側面のセレクターを操作すれば単発銃となるセミオート、トリガーを引き続けることで光線銃となるフルオートに切り替え可能。
主にマスクドフォームで使用され、第1話ではポイントレーザーでアラクネアワーム ルボアを捕捉、すぐさまアックスモードに持ち替えてトドメを刺すという応用もなされた(クロックアップした成虫をマスクドフォームの状態で倒すのは非常に珍しい)。
第22話などライダーフォームで使用する回もあり、第48話ではネイティブ化を誘発するアクセサリーを納めた箱を破壊するために使用している。
また、『スーパーヒーロー大戦Z』では基本形態の飛び道具がこれしかないのでヒーローたちが必殺技を放つシーンではアバランチシュートを放っていた。
この他にも、TCG『バトルスピリッツ』(仮面ライダーカブト ライダーフォーム【2】(CB09-025)より)などガンモードを構える姿を描いたメディアも存在している。
アックスモード
斧形態。ガンモードの銃身を持ち手にすることにより、銃底に備わった刃・バヨネットアックスをエネルギー電子によって超高温化し、触れる物全てを裂断するアバランチブレイクを放つ。
劇中では器用にも片手で放り投げて持ち手を変更していた。
主にマスクドフォームで使用されるが、一度だけライダーフォームの状態でアックスモードを使用した事があり、『仮面ライダーディケイド』のOPの乱戦シーンにて、使用が確認できる。
クナイモード
アックスモードからガンパーツを分離して短剣の刀身を露出させたクナイ形態。
イオンビーム刃を展開し、10m圏内のあらゆる物を切り刻むアバランチスラッシュを放つ。
主にライダーフォーム時に逆手持ちで使用される(第22話などシーンによっては順手持ちになっていることも)。
参考リンク
関連タグ
仮面ライダーカブト カブト(仮面ライダー) ライダーウェポン
主役ライダー武器